2007年09月27日

カナダの新聞

ダウンタウンを歩いているとブロックごとに見かけるのが新聞のボックススタンドである。

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半分ぐらいは無料の新聞になっている。
有料のは25セント〜1.5ドル程度だ。

新聞業界もビジネスモデルが変わってきているようで、無料で配るものになっていっているらしい。

とあるカナダ人に聞いてみると、
「ネットでタダでいくらでも情報が手に張るのにお金払って新聞読まないよ。」
という至極当然の回答であった。

日本でも無料の雑誌などは出てきているが、こちらは更に徹底している。

朝の通勤時には、バス停の前でこの無料新聞を配っている人がいるのだ。
緑やオレンジのベストのようなものをきて街行く人々に手渡している。
これぞ現代の新聞配達か。

さらに住宅街の一角にも同じように新聞が入ったスタンドが置かれている。
家で読みたい人は、そっから持っていけということらしい。
徹底的な広告ビジネスとなっている。
(勿論レガシーの配達型の有料新聞も存在している)

そうなると、近所のスーパーなどのチラシ広告はどうなるのか。
週末にこういうパッケージが各家に届く。
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内容は豊富だ。
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これを配達するビジネスが別に存在しているのだ。

日本の新聞業界はどうかわっていくかなー。


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2007年09月26日

バスの乗り過ごし注意

カナダに戻ってしばらくは、いつもの通り時差ぼけが続いている。

オフィスからの帰りのバスのことである。
つい油断して、降りるべきバス停を寝過ごしてしまった。

というか、気付いたときには、最終のバス停まで来ていた。
乗客私だけ。
しかも、二連の長いバスだ。
最高に寂しさが募る。

運転手に焦って尋ねる。

私「今どこです?私XXで降りたかったんですけど」

運転手「あー。それはだいぶ前のバス停だな」

私「どうやれば戻れますか?」

運転手「これ最終のバスだし。もう戻るだけだからな。どうしようもない。タクシーでも呼べば。」

私「あ、そうですか..」

で一人取り残されてみる。

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うーん。歩いて帰ろうとか、一瞬でも考える余地がない。

幸い、携帯電話が通じたので、妻に電話。

私「今xxxってとこにいるみたい」

妻「えらいまた遠くまでいってるし」

というわけで、家族総出で荒野に迎えに来てもらった。

妻「冬だったら凍死してるよ!」

と怒られた次第である。

カナダではバスの乗り過ごし、気をつけましょう。


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2007年09月21日

アーキテクト

社のアーキテクトであるが、アジア系で私より若く見える。
まあCEO自体が30代前半なんだから、ありえる話だ。

が、社員全員が若いかというとそういうわけでもない。
中堅のマネジメントは結構なキャリアの人が多い。

彼は驚いたことに、月の半分しか会社に出社してこない。
半分は自宅にいる。その自宅もオタワから電車で4時間はかかるトロントだそうだ。
一週間トロント、一週間オタワという暮らしである。

トロントでは電話で応対する。
なので、オフィスに出社してくると、いつもキューブには人だかりである。
エンジニアがとっかえひっかえ相談にやってきているからだ。

うーむ。これは大企業では成り立たない話だ。
しかしうらやましい。

私もこのパターンで半分ニュージーランドで半分カナダの暮らしがしたいなあ。
まあさすがに半年出社して、半年自宅というわけにはいかないか。

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2007年09月14日

ビジョナリーの存在

フューチャリスト宣言にこういうくだりがある。

茂木 アメリカには、日本では評価されないし頭角を現しづらいタイプの人、つまりビジョナリーがいますよね。
自分ですべてをこなすわけではないけど、ビジョンを示す。

梅田 自分では手を動かさなくても、駄目なものは駄目と言って、きちんと方向を示して全体を動かしていくタイプの人はいますね。
日本の現場主義はこういうタイプを嫌う傾向にあります。

茂木 そういう人がいないことが、何度にもわたる日本のIT敗戦の原因ではないかと思うんです。


今回の出張中は、会社のアーキテクトと同行した。
彼は、どんな質問にも的確に答えるし、迷いがないので驚いた。
他のエンジニアもマネージャーも彼の意見を第一に開発を進めるのだ。

なるほど。こういう立場の人間が不在なのが日本のソフトウェア開発の弱点かもしれないと思った。


前職でも、アーキテクト的な人はいた。
たいていどの職場にも一人ぐらい重鎮みたいなエキスパートがいる。

ただし、そういう人はたいてい「変人」であった。
変人であり、他の職場の同じような変人と仲が悪かったりする。

さらに客先で、後方から味方を撃ちまくるようなこともあるので気が抜けない。

声が大きく、技術的に詳しいので、蔑ろにはできないのだが、権限があるわけでもないし、カリスマ性もない。

結果的に、ビジョンを共有して作っていくというよりは、長々と続ける会議の中で無理やり話を合わせていくしかない。

権限を持っているマネジメントは技術に疎いため、こういう人を調整していくことが主な業務になる。


では、日本でビジョナリー的な人間を一人用意すればすべてが解決するか、というとそうもいかないだろう。
日本で、これを阻害するのが「やっかみ」である。

どうしても年齢による上下関係が心理的に働くし、スーパースターになるような存在は認めたがらない。

北米の企業だと、誰が何歳とか関係ないし、人種や文化も違うから年功序列のような尺度は一切ない。
だから素直にこういう立場の人の話を聞けるし、健全なディスカッションが出来ているように見える。

このあたりの文化的な阻害要因がなくならない以上、日本でビジョナリーが機能するのは難しいのではないだろうか。

で、そのためには今の鎖国状態を解くしかないだろうが、それはもっと難しいだろうなあ。

というわけで、日本出張で調整のための残業は続くのであった。

4480063617フューチャリスト宣言 (ちくま新書)
筑摩書房 2007-05-08





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2007年09月05日

日本出張

娘二人が、初登校、初登園を果した。

少し泣きべそかいていたらしいが、何とかなったようだ。
次の日も、無事に登校していった。

家の荷物も片付いてきて、学校も始まって、やっとほっとしようかというときだ。

「日本に出張いってくれ。」

うーむ。しかも2週間近く。
しかも、暑そう。
しかも、台風きているし。

やっぱり、サラリーマンは暢気にはいきませんなあ。

「これよろしくー。」

妻から渡されたのは、お買い物リストであった。

ああ、ちょうど片付けも済んで、必要物資が何か分かったところでの出張というわけですな。
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2007年09月01日

厳しい世界

辞めた中国系エンジニアであるが、同僚の話によると、クビだったそうだ。

なるほど、だからあれだけ淡白に処理されていたのか。

どうやら技術的に乏しい割りに口だけ達者だったというような評判だったらしい。
で、重要なプロジェクトでへまをしたのが致命的なことになったのだという。

会社としてこれから伸ばしていく分野を担当していたのに、クビになるのだからよほどのことだったのだろう。

個人的には子供のデイケアのこととか教えてくれたりして、いい人だと思っていたんだが。

淡白というより、やはり厳しい世界なのであった。

こういう文化は効率的とはいっても、日本人にはなかなか受け入れられないだろうし、耐えられないだろうなあ、と改めて思った。

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posted by りもじろう at 10:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月31日

スプリンクラー

芝刈りの話を書いたが、もうひとつ重要なのが水撒きである。

シリコンバレーの家ではたいてい自動で散水するためのスプリンクラーが埋め込んであってタイマーで駆動するようになっている。
あれだけ夏に乾燥する地域なので、毎日の水撒きはかかせない。

オタワあたりでは、そこまで致命的ではなく、スコールのような雨がよく降る。

なので水撒きも、そこまで徹底しているわけでもなく、可動式のスプリンクラーで済ませている家が多い。

可動式といっても単純に、ホースの先にスプリンクラーをつけてしばらく放っておくということだ。

というわけで、うちも長いホースとスプリンクラーを買って、水撒きをしている。

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朝方、ゴルフ場の方をみると、でかいスプリンクラーが勢いよく水を撒いていた。

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ゴルフ場の巨大スプリンクラーというのは初めてみた。
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2007年08月24日

淡白な。

「彼は今日限りだから。もう戻ってこないよ。」

昼過ぎに上司からの一言だ。

中国系の同僚エンジニアが辞めた。

机をみると、作業中のモニターとか、飲みかけのコーヒーとか、べたべたと張られたポストイットとか、いつもと何も変わらない。
ちょっとトイレにいってるだけのように見える。

となりにいる同じく中国系のエンジニアに話を聞いてみた。

私「なんで辞めたの?転職?クビ?なんか知ってる?」

「知らない。急だったね。彼は一年ぐらい勤めてたかな」

同じ中国人同士でも話してないのか。

しばらくするとグループミーティングが召集された。

お、彼の話とか、引継ぎの話かな?

上司、サンドイッチ食いながらミーティング開始。

いろんな話題がでる。

が、彼の話は一切触れず、ミーティング終了。

彼が担当していた分野は会社としてこれから力を入れていくところなのだが。

うーむ。なんとも淡白だ。


前職を辞めたとき、挨拶とか花束とか、感謝状とか、飲み会とか、いろいろしてもらったのを思い出したのであった。


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posted by りもじろう at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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