2007年12月06日

日本人と英語の関わり方 その2

外国語の習得には、実は母語の習得こそが重要であるというのが中島氏の結論である。
そのためには、親のサポートが欠かせないという。しかし、このサポートを間違ってはいけない。

親の役割として一番大事なのは、家庭で親が自信のあることば(日本語)で年齢相応の話題についての話し合いの場を絶やさないことです。このコミュニケーションのチャネルを保つために、日本語をしっかり保持することは長い目で見て、どの年齢の子どもにも、また海外滞在が何年になっても大切なことです。
親が家で英語を使って子どもの現地校への適応を少しでも早めようとするのは、一時的にはプラスになるかもしれませんが、長期的に見るとマイナスの面が大きいのです。特に親が英語力に自信の無い場合は、なおさらです。
現地校の先生の勧めもあって、家で母親自ら英語を使うようにしたのです。忠君も考君(7歳)も英語で何とか反応するようになったのですが、困ったことになったのです。母親の英語の訛がそっくり身についてしまい、ネイティブには通じない英語だったのです。

英語使用型の忠君の母親のように、英語を家で使うと一見それだけで英語の習得が早いように見えますが、よほどネイティブに近い英語でないと、一度習ったものをまた習いなおすという無駄をすることになります。その上に、英語の習得の基礎となる日本語力を奪ってしまうことになるので、子どもにとっては大変な損失になるわけです。


これは私も経験がある。

PC060014.JPG娘がカタカナの勉強をしていたときだ。
娘「シリーってなに?」
私「ああ、それはツリーだよ。ツリー。」
娘「ツリー?ツリーって何?」
私「え、ほら、クリスマスツリーとかいうだろ。」
娘「クリスマスツリー?何それ」
私「おいおい、ほらあれだよ」

娘「Oh! Christmas Tree!」

私「....」(心の叫び:少しは想像力働かせろこの馬鹿娘。後頭部膝蹴りかますぞ!)

私「そっ、そうだよ。Christmas Treeだ。日本語ではツリーっていうんだよ。ていうか日本語では木だ。」
娘「そっか、Christmas Treeはクリスマスツリーなんだ。」

なので、日本人の下手くそな英語は全然違う言語なのである。

英語の自信の無い方は、くれぐれも気をつけましょう。
(しかし、スーパー日本語英語で子どもに話しかけ続けている日本人を私は多く知っている。)


posted by りもじろう at 12:33 | Comment(3) | TrackBack(2) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月05日

日本人と英語の関わり方

先日偶然再会した韓国人の知人から面白い本を借りた。

言葉と教育 中島和子(トロント大学教授・カナダ日本語教育振興会名誉会長) 
海外子女教育振興財団というところから出ていて、Amazonでは見つからなかった。

「海外で子どもを育てている保護者のみなさまへ」
というサブタイトルがある。

かわりにこういう本は見つかった。

バイリンガル教育の方法―12歳までに親と教師ができること
中島 和子
4757402821


今回読んだ本は、どうやって二ヶ国語の習得を成功に導けるか。子どものアイデンティティをどう育成していくか、がテーマとなっている。
研究成果を元に客観的な分析がなされている。

まず重要なのが母語(日本人にとっての日本語)がいかに重要かという説明がある。

あのヘレン・ケラーの話にもあるように、初めて「水」ということばを覚えるためには、流しの水、プールの水、雨の水、コップの水、シャワーの水などいろいろな形の「水」をまずは実際に体験しなければなりません。この体験を通して、子どもは「ハハー、こういうものを水っていうのかな」と見当をつけ、実際に使ってみては、人の反応を見ながら確かめる-というような過程を経て「水」ということばが定着していくのです。

中略

外国語、第二のことばの場合どうでしょうか。この場合は、初めての言葉を習うときに必要だった体験全部を繰り返す必要はありません。"water"ということばを覚えるのは「水」よりずっと簡単なのです。


0-4歳の時期に海外に出た場合、母語の発達がうまく行かないことがあるという。この状況で、両方の言語の発達が不十分になってしまう恐れがある事例が挙げられている。

下の娘はまさにその年齢である。
母語の発達がまずは重要なのである。なるほど。

そして面白い話があった。

母語に加えて外国語に堪能になるためには、幼稚園から初めて約5000時間必要だといわれています。

(英語が第一言語でフランス語を学ぶ場合のため、日本語ー英語ではそれ以上が予想されるとのこと)

またある日本人学校では小学校から週何回かの英会話の授業を設けているようですが、これも直の交流と組み合わせであれば、効果があります。が、教室の中だけでは、ネイティブの教師に教わっても、そんなに上達するということは考えられません。1年から6年まで週3回英語の授業があったとしても全部で500時間にもならないからです。


最近では小学校5,6年で週に一時間英語の授業をやる学校もあるようだが、まあその効果も怪しいもの、ということであろう。

日本の中高生の、中途半端な先生による、中途半端な英語の授業が、いかに日本人の英語上達に貢献していないかは実績の通りである。
これらの授業による目標とか、達成レベルとかがしっかりと定義されていない状況なのだから仕方もあるまい。

私は大学で第二外国語でドイツ語を選んだが、今は何も覚えていない。
こういう無駄な、見せ掛けだけの教養を強要するのはいい加減やめればいいのではないのか。
日本人も英語が不要だと思う人に勉強させる必要は一切ない。私のドイツ語と同じ運命をたどるだけだ。時間の無駄というものだ。

自分の子どもには必要と思う親は、5000時間が必要だという実績ベースで作られた合理的な方法論を子どもに適用すべきなのである。

その中途半端な英語の授業でもある程度出来ている人もいるではないか、という意見もあるだろうが、それはあくまでも個人個人の気合でやってきた部分であろう。

興味深いテーマなので、続けます。

posted by りもじろう at 12:24 | Comment(1) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月04日

ストーム

昨夜の雪で、積雪は数十センチは増えた。

5cm以上ふると除雪してくれるサービスを頼んでいる。
早朝に近所の家々を除雪車が忙しく回っていた。
除雪.JPG

いつも通りバスで出社した。普段より20分ほど時間がかかった。
オフィスでは暫くしても、半分以上の人が現れない。

そのうちにメールが届く。

「今日は悪天候なので、自宅で勤務します。」

マネージャクラスは全滅であった。

うーむ。確かに雪は多いが、それほど悪天候とも思えなかったが。
しかも、通勤時間は私が一番かかる(バス40分)ところに住んでいるはずなんだが。

ジャパニーズビジネスマン的には台風でも出社するのが当然であり、公共の交通機関が機能しているうちは何の問題も無い。

雪慣れしているはずのこの地域の人間が、この程度の雪でさっさと自宅待機してしまうんですなあ。

妻は近所の奥さんに旦那が出社していったといって驚かれたという。
例年より一月は早いストームだそうだ。

後で知ったのだが、今日はストームで小学校は休校であった。
知らずにバス停でスクールバスを待っていたのは妻と子どもたちだけであったという。(一家であほ全開)

その後、近所の子どもたちと遊びまわっていたらしい。
snowkids.jpg

子どもは逞しい。


posted by りもじろう at 11:13 | Comment(4) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月28日

すごい偶然

上の6歳の娘は土曜に日本語学校に通わせている。
何人か仲の良い友達が出来て、日本語で話しが出来るのでうれしいようだ。

どうやらうちの娘を除いてそこに通っている子どもたちの両親はカナダ人と日本人の国際結婚である。
そのうちの一人のSちゃんが娘と仲良くしてくれていることは前から聞いていた。

授業終了時に家族で迎えに行ったときのことである。

授業が終わるの教室の外で待っていた私の目の前を、どこか昔に会ったことのある女性が通り過ぎた。

「あれ?」

その瞬間、目が点になりつつも、私の脳は過去の記憶をたどる。

向こうも私の顔を見た瞬間同じ表情である。

「あ!」



私は大学生の時、留学生専用の寮に出入りしていた。
そこは良心的なオーナーが留学生だけに安い家賃で部屋を貸していた寮であった。

色んな国の人たちと交流できるのが楽しくて、パーティーなんかのイベントがあると参加させてもらっていたのだ。
その留学生の一人であった韓国人の女性だったのだ。

なんと驚いたことに、その彼女こそが、娘に仲良くしてくれているSちゃんのお母さんだったのだ。

「なんでオタワに!?」

当然、同じ質問を発した。

彼女の経緯はこうである。

彼女は、当時から韓国語は勿論、英語、日本語に堪能で私と同じ大学に留学してきていた。
そして、さらにフランス語を学びたいということで、同じ寮で知り合ったフランス語系カナダ人にフランス語を教えてもらっていたのだという。
その縁で、その人と結婚することとなり、オタワに7年前に引っ越してきていたのだ。

娘には、普段韓国語で話をして、学校の授業はフランス語、週末は日本語を習わせているという。
英語はこれから学校で学ばせるということだ。

彼女は、そんな経験から子どものマルチリンガルについての言語学の本を2冊出版しているのだという。
カナダ人と韓国人の子どもが、母国語と英語以外に日本語も学んでいるなんてすごい。

しかしこんな日本人の殆どいない街の日本語学校の、たまたま娘が友達になったSちゃんの母親が、私の知り合いだったとは。

人生何があるか分からないものである。







posted by りもじろう at 12:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月27日

カナダの冬も悪くないかも

先々週まで、こんな感じで賑やかな庭先であった。

bird.JPG
殆どの野鳥たちが旅立って行った次の日、あっというまに銀世界である。

snow.JPG
うーむ。クリスマスへのカウントダウン!って感じですな。

慌てて雪かきの道具を買ってきた。
子どもたちは大喜びで外で走り回っている。

雪合戦でもしようかと思ってもサラサラの雪で固めることもできない。

庭先は、ゴルフ場に向かってスロープになっている。
子どもたちはここでソリで滑って大喜びだ。

雪かきをしていたはずの私であったが、いつのまにか子どもたちと一緒にソリ遊びに興じて、気付くと大汗かいてぜーぜーいってたりする。

一方、妻の視線は冷たい。

まあ、寒いのは絶対にいやだとか、ニュージーランドに心が行ってしまった妻であるが、ここのところの寒さでもご機嫌のようなので、カナダの冬も何とかなりそうである。
案ずるより産むが易しということかな。
posted by りもじろう at 11:36 | Comment(1) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月22日

昇給も交渉次第

成果をどうやって測るかというのは難しい問題ではある。
結果を出しても満足に評価されない場合もある。

今一緒に仕事をしているロシア人がいる。

彼は非常に優秀で、周りの人間もそれは十分認めるところである。

さて、その彼が面白いことを言っていた。

「前回のレビューの時に、給料上げろって交渉したんだ。
その前のレビューのときも言ったんだけど、大して上がらなかったから、レビュー前に他の会社からオファーとってね。
その時の給料よりもいい額を提示してもらったんだ。

だから、レビューのときに、その書類持っていって

『この額より多くしてくれなかったら、今すぐここで、この書類にサインするぞ』って上司にいってやったんだよ。

そしたら希望どおりの額にあげてもらえたよ、はははは。」

うーむ。これはちょっと真似できない。

エンジニアも、このぐらい強かに生きるんですなあ。
posted by りもじろう at 11:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月21日

「仕事は7.5時間で終わらせる」への質問

仕事は7.5時間で終わらせるというエントリーに結構な反響があったので、コメントの疑問などに答えてみます。

実際どのくらい効率的なんでしょうか。またどうやって効率を計測しているんでしょうか。その辺を詳しく知りたい!

アウトプットを定量的に測ることができる、ということか?永遠の課題に思えていたけど。

人それぞれで違う業務を行っている以上、アウトプットを正確に計測するというのは、こちらでも難しい問題です。
ただ、だからといって労働時間で測ることはないです。

長い会議は誰のためにあるのだろう。残業代稼ぎか?

偉い人への丁寧な説明のために多くの時間を割いていた気がします。

進捗報告用エクセル命の某社とはえらい違いだ。

はい。前職の関係者ですか?

立って会議するのはよさそう。でもちょうどいい高さにテーブルがない /立ち話の延長なのでいらないのかな?

テーブルは使っていません。報告だけなので。
ホワイトボードのみです。

実践してみるなら結構大きく周囲を巻き込む必要あり。自分だけってわけにはいかない。定例会議とか役職者のひまそうな人たちが好むものだから、その辺から意識改革していかないと。

まずは管理のためのワーキングスタイルを強いるマネージャをどうにかせねば。無駄な時間が多すぎる。

役職者の暇そうな人の相手が一番の無駄な気がします。
現職では、そういう人は残りません。

日本は国をあげてやるなりしなきゃ、今のままだろうなぁ…。疲れを残したまま繰り返しても、効率悪いだけなのに。

こちらでまじめに7.5時間働くと、結構疲れます。
これ以上残業しても効率が上がらない気がします。残業できる環境っていうのは実は..

日本の会社は、まだまだ「どれだけ働いたか」で評価されている気がする。量の評価になると効率は二の次なので、無駄が生じる可能性が大きい。とは言ってもうちの会社も土曜日出ている人多いんですが・・。

前職でもそうでした。
クビに出来ない社会では当然と言えば当然でしょう。

戯言としか思えん。お前が仕事を好きじゃなくて、かつ仕事の内容がヌルいだけだろ

GoogleとかMicrosoftのような会社の第一線でやっている人のコメントであれば、おっしゃるとおり。
皆が世界最高峰の会社で、素晴らしくエキサイティングな仕事をしているわけではないので。
仕事以外の生活も重視しているのです。

私はIT企業いわるゆSIerの会社に勤めておりますが(SEではなくスタッフです)、海外のSIerの会社も、このような労働時間で作業されているのでしょうか?日本だとSIerは、お客さまのプロジェクトルームに受注して毎日深夜まで労働しています、、、、


現職ではSIerではないのでわからないですが、なるべく進捗報告のなかで遅れが出ている場合は早めに確認して、リソースを追加してます。
あと、仕様書とか開発内容がはっきりしないうちからざっくり受注するとかはないようです。(対日本企業除く)

>評価はその時間でどれだけアウトプットが出せたかで決まる。
同じようなことやらせて結果に差があれば、できない奴は最終的にクビってことでしょ?
できない人にとっては残業がないんじゃなくて残業代なんて出ないってことだね。
厳しいな。やりたいことではなく、まずは平均以上にできることを仕事に選ばなきゃ。

会社にもよると思いますが、やはり出来ないと見なされるとクビになります。
ただ、現職では少なくともクビを恐れて残業する人はいないです。

素朴な疑問ですが、マイルストーン、リリースなど守らねばならないポイントが守れない場合も、あくまでも7.5時間?
そういう場合は、チームの責任者が責任とった上で(評価が下がる)リスケする、とかで根性論は入らないということでしょうか?
やはり根性論は入らないです。単発の残業はあるものの、基本的にはリソースの投入を行い、それでも無理なら、リスケを行ないます。

という感じである。

現職の会社も今まで何度もリストラ・レイオフを乗り越えてきてる。
だからといって、クビを恐れて残業しまくる人もいないし、いい評価を期待して残業しまくる人もいない。
つまり会社が潰れるよりも自分が首になるよりもいい評価を得るということよりも、7.5時間以内で仕事を終わらせるということがプライオリティが高いという感じがする。(というか当たり前のことと)

これは逆に考えるといつでもクビにされる現状があって、(例えばいい成果を出していても、会社にとって成長領域でない分野であるとかが理由で)そういう状況では、会社にたいして「魂まで売り渡すつもりはない」ということではないだろうか。別の職場もすぐ見つかるし。

なので、逆に会社に不満があるとすぐに転職をする傾向もある。
そういう意味で需給バランスがあっていて、上下関係ではないといえる。


こう考えると日本では失業するという状態を過剰に恐れているのか周りの目が気になるのか、そのために自分を殺して仕事をしているのだなあと思う。
カナダの人たちは、現状の生活レベルが極端に下がることをしてまでその仕事を確保したいとは思っていないようだ。

で、日々を楽しそうに過ごしている。見習いたいところである。

posted by りもじろう at 12:48 | Comment(3) | TrackBack(1) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月16日

オタワ人のフランス語

オタワは首都であり、ケベック州と川を跨いでの距離にあるため、まともな職業につきたい人は公用語である英語・フランス語のバイリンガルでなければならない。

よって英語圏の人たちのフランス語の習得方法については、外国語学習の一つのケーススタディになるかと思う。

まずEarly French Immersion プログラムの場合、5-6歳から学校の全ての教科を100%フランス語で行う。3年間は100%フランス語で行い、段階的に英語での授業を増やしていく。12-14歳で50%となる。国語としての英語の授業がある。

Late French Immersionの場合、13歳以降でフランス語での授業となり、最高75%がフランス語で行われる。

その中間にはMiddle French Immersionというのもある。

他にCore FrenchプログラムというImmersionでない編成もある。
この場合、一日40分のフランス語の授業がある。主にOral Frenchを学ぶのだ。
上の娘はこれだ。これでも3ヶ月にして、フランス語のアニメ番組で言葉をある程度拾っているから恐ろしい。

日本語と英語の距離と比べれば英語とフランス語の距離は近いだろうと思うが、それでもこれぐらいのことが必要なのだろう。

日本でも小学校から英語の授業が取り入れられつつあるようだが、5,6年生で週に1回程度だ。

オタワのやり方がいいなあと思うのは、選択肢が色々ある、ということに尽きる。

親と本人がどういう授業を受けたいかを考えて、選べるようになればと思う。

やはり日本語が大事、という人は英語の授業など受ける必要はないし、英語を学びたいと思う人には、100%英語での授業というのもありだと思う。

例えば、地方自治体などで、そういう多様な仕組みを率先して導入すれば、地方の特色が出て、人も集まる可能性があると思うのだがなあ。



 
posted by りもじろう at 12:42 | Comment(3) | TrackBack(1) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

日本人の英語

以前、カナダ人に指摘された話である。日本人は英語下手すぎなんじゃないのかと。

中国人も最近は凄い上達しているという指摘であった。

それを裏付けるデータをたまたま見つけてしまった。
(pdf)
toeic1.jpg
この5年でスコアが伸びていないのは日本だけだ。
受験者数は倍。


この記事によると
ここで、いったいわが国の英語教師のTOEIC スコアはどんなものだろうと気になり、調べてみました。その結果、TOEIC業界で有名な千田潤一氏が「日本の論点2003」の中で、高校が720、中学が655という数字を明らかにしていることがわかりました。


だそうだ。

英語教師がこの点数であるのだから習っている生徒は普通に学習しているとそれ以上にはなりえないだろう。

せめて英語の教師ぐらいTOEIC900点ぐらいを基準にできませんか。
プロの英語教師って英語ばっかりやっているわけだし。


posted by りもじろう at 13:51 | Comment(18) | TrackBack(1) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月13日

仕事は7.5時間で終わらせる

今のカナダの会社では5時にもなると半分以上の人間が帰る。
原則7.5時間働けばいいというルールなので、朝早く来る人は当然早く帰る。

7.5時間以上がんばっても評価される仕組みではないのだ。
評価はその時間でどれだけアウトプットが出せたかで決まる。

これは私がシリコンバレーにいたときの現地のメンバーも同じような感覚でやっていたので、北米的には普通なのかもしれない。

なので、時間内に何とか終わらせようという気持ちがそこここで感じられる。

この3ヶ月で見た感じだと、その工夫の一つにはミーティングへの時間の割き方が日本とは違う。

・基本的には定例会議はない。
・ミーティングは30分単位が基本。
・重要かつ急ぎのプロジェクトの場合、毎朝進捗確認はやるが、15分程度。立っておこなう。
・2-3人での、ちょっとした相談や、決断は担当者のキューブへ押しかけて行う。
・その際も、異常に早口で、即決する傾向あり。
・Wikiなどでドキュメント化して情報共有に努める。
・社内ミーティング用のプレゼン資料を一生懸命作るやつはいない。
・ただしマイルストーンになるドキュメントだけはしっかりつくる。それがないと次に進めない。
・責任者ははっきりしている。
・なので関係ない人は巻き込まない。(メールも入れない)

といった感じだ。
さらに思ったのは、根性論は一切ない。一日7.5時間で出来ないことは出来ない。
その範囲でどうすれば効率的に結果が出せるかだけを追求する。
休出とか、考えたこともなさそう。

多分彼らにとって、こういう労働時間の感覚は、一日三回は飯を食うとか、夜は寝るとか、そういう当たり前の感覚の部類に入っているのだと思う。
韓国の半導体のエンジニアが正月以外休み無く働いているというのを昔聞いたときに、さすがにあほかと思ったが、まあ彼らにしてみれば、そういう感覚なのだろう。

残業している人もいることはいるが、大抵本当に好きでやっているようだ。

こんな話、効率を上げることが重要ではない日本の労働環境では意味の無い話なのであることは承知しているのだが..


posted by りもじろう at 13:06 | Comment(9) | TrackBack(16) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月08日

海外生活での必需品?

海外に移住してみたいが、xxが無いのは困るので..
という人も多いかもしれない。

そのxxの代表的品といえば、こちらだろうか。

washlet.jpg

シリコンバレーぐらい日本人の多いところだと売っているらしいが、オタワぐらいになると手に入らない。

そこで、引越荷物に入れておいた。うまく使えるかはまったく不明だったが。

家の4つのトイレのうち、ゲスト用と子供用のトイレに、持ってきたTOTOとNationalを導入してみた。

どちらも便座は難なく設置できた。

問題は配管系であった。
同梱の配管では規格が合わなかった。

ただ、こちらの給水管からの分配用とそこからの接続用の管は専門店で入手できた。

TOTOの場合いたってシンプル。

TOTO.JPG
Nationalの場合、便座への配管がメーカー独自の仕様のため、少し複雑。
National.JPG

あと、気をつけたいのが、こちらのトイレは便座がシャワーと併設のため、電源が取りにくい。
このため、配線の取り回しはちょっと大変だ。
これがウォシュレットの普及を妨げている原因の一つかもしれない。

さらに、念のため変圧器500Wをかましておけば安心。
(掃除機、炊飯器の類は変圧器無しでも今のところ問題なし)

というわけで、ウォシュレットが無くて海外移住(北米限定)を躊躇している人は、これで問題ないです!

posted by りもじろう at 11:29 | Comment(1) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

ハロウィーンは早く帰れ

朝、上司が私のキューブにやってきた。

開口一番

「今日は、ハロウィーンだ。だから夕方早く帰る人が多くて、渋滞になるぞ。
いつもより早く帰ったほうがいいぞ。」

うーむ。いつも5時過ぎに帰っているわけだが、それより早くですか。

といいつつ、この上司も子どもがまだ小さいので、3時には帰っていった。

仕方ないので、4時半ごろ職場を離れた。

6時ごろから妻が子どもたちを連れて、近所に

「Trick or Treat」

をやりにいった。

私の担当は、家で待機して、やってくる子どもたちにお菓子を配ることである。

近所の子どもたち、3歳ぐらいから上は十代前半ぐらいまで、激しく変装して次々と家に来た。

小さな子どもの場合は、後ろにお父さん・お母さんが見守っている。しかも虎とか、パイレーツとか、ゴミ箱とか、変な格好で見守っている。

気合入りまくりだ。

halloween.jpg

皆、家族のイベントを楽しんでおりますなあ。

悔やまれるのが、私は素の格好でいたことである。
ここまでみんな真剣だとは思いもよらなかった。

来年は、絶対何かに化けようと心に誓ったのであった。
何がいいかなあ。


posted by りもじろう at 10:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月31日

暖炉

天気予報によると11月になると朝方は氷点下になるようだ。

なので、家にある暖炉がちゃんと使えるか確認を行った。
(まあ、暖炉など使わなくとも家の全館暖房で問題ないのだが。)

家には二つ暖炉がある。
一つは、薪をくべるタイプ。掃除が大変なので使いたくない。

薪

で、もう一つは、ガスのタイプだ。

ガス

こちらがちゃんと着火するか、確認してみようかと思った。

種火

ん?

すでに何か種火が燃えている..
妻に聞いてみたが、知らないという。

うーむ。
いつから燃えてたんだ?

急いで不動産弁護士に問い合わせてみる。

「あー。種火ね。普通つけっぱなしだよ。」

私「え、夏中も?」

「そうだ。」

私「それ、エネルギーの無駄でしょう!昨日消そうと思ったけど、うまく消せなくて。壊れてるのかな?」

「ああ、それならガス屋に頼んでやってもらったほうがいいよ」

うーむ。
調べてみると、オレゴンでこのねたのブログを見つけたので北米の寒い地域的には特別な話ではないらしい。


デフォルトつけっぱなしって。カナダ人、大らかすぎ。
夏エアコンしながら、暖炉に火をつけてるって、どんな贅沢ですか。

さすが産油国は違うぜ。


posted by りもじろう at 10:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

大らかなバス運転手

大らかといえば、このあたりのバスの運転手も大らかだ。

一人のバスの運転手が1ヶ月かそこらのローテーションで、同じ路線の同じ時間を運転している。
路線が変わったばっかりの運転手が要注意なのである。

住宅地に入ってから、よく路線を間違える。

「Go straight!」
そんなときは、乗客が叫ぶ。

今日の運転手は、更に凄いことにハイウェイの降り口を間違えた。

すかさず、若い女性が運転席へ進み、
「ここで降りたら、信号が多いからだめよ!次を右にいって、それから左に・・」
ってな感じで道案内をしだした。

女性が席に戻ってから、周りの乗客と談笑が始まる。

この前も集合ポストの前で、ある乗客が、

「郵便とってくるから待ってて」

といって降りていったら、バス待ってるし!
これにはさすがに他の乗客も唖然とした感じで、またもや談笑が始まる。

そんな感じで同じ路線バスを使っている人たちは皆やけに仲がいい。

バス停でバスを待っていると必ず、話しかけてくる。

バス停の前の家のあるおばさんなんて、コーヒー持って、バスを待っている人と話をしにわざわざ出てくるし。

どんな田舎や!と突っ込みたくなるような首都である。

人気blogランキング
posted by りもじろう at 10:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月24日

大らかな人生

世知辛い世の中ではあるが、カナダ人は基本的に暢気だ。

会社の仕事っぷりもそうなのだ。
何か、いつも遊んでいるみたいな感じで楽しそうだ。

自分がいなくなると確実に止まってしまうようなプロジェクトを前にして、2週間とか平気で休むし。
誰もそれでも休むなとか言わないし。
(不思議とそれでも何とか回るような仕組みを作り出している)

なんか、全体的に余裕があるというか人生を楽しんでいるように見える。
知り合ったカナダ人の多くが、家も十分でかい上に、コテージだのボートだの買ったりしているし。
(たとえローンが残っていてもだ。)
まあ、日本人が鞄や車や電気製品にお金かけるようなのと同じなのかもしれんが。

週末、気温がまた23度ぐらいまで上がって、快適だったので郊外にドライブに行ってみた。
ちょっと行ったところはどこも、こんな感じだ。
コテージ
コテージ2

で、皆こういうところにコテージを持っていて、週末となると一日釣りをしたりカヌーをやったりして過ごしたりしているのだ。
なるほど、細かいことはもう気にせんでも良くなる気がしてくるなあ。

といいつつ、自分はカナダ人になりきれずに日々細かいことを気にしているわけだが。

人気blogランキング






posted by りもじろう at 10:06 | Comment(1) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月18日

冬へまっしぐら

10/5の最高気温が27℃であった。
で、10/13の最低気温がいきなり氷点下。

というわけで勢いよく下がっている。
ottawatemp.jpg
東京の12月ぐらいだ。
一週間前にTシャツでおったのにか!

なるほど、-20℃あたりまで行くのだから10月ぐらいからどんどん下がらないと間に合わないわな。

で、驚くのが街行く人々だ。

コートを着ている人もいるが、ショートパンツにサンダルがまだおる。
まだ夏の気分かっ!?

人間の感覚ってのも案外相対的に出来ているのか?

昔、年配の講師が言っていた話を思い出した。

「僕は昔、シベリアに抑留されてね。凄い寒くて、つらかったんだ。
だけどね、日本に帰ってきた最初の冬に、皆コート着込んでいるの見てびっくりしたよ。
自分はTシャツでも全然寒くなかったんだ。

それなのに、次の年にはすっかり寒いように感じて、風邪もひいて。
人間て不思議だと思ったよ。」

そうか。今耐えて、来年はTシャツで氷点下も生きられるようになるぞ!(涙)


人気blogランキング


posted by りもじろう at 10:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月16日

LとR

私はLとRの違いが識別できない。

とりあえず前後の文脈で話しをし、理解するしかないと思っている。

昔から何度となくネイティブの友達にからかわれているネタなので、もう気にせずやっている。

ある日、職場のフランス人のジョーク。

「日本人はLとRが区別できないんだよ。だから日本では

Presidential Election と Presidential Erectionは同じなんだ」

全員、大爆笑。
私、苦笑。(殺す!)

意味は文脈から分かるだけに余計腹立つぜ。


そして最近、こちらの小学校に行って1ヶ月半の上の娘に、

「だから、『R』」

私「あーっる」

「ちがう、『R』」

私「あーぅ?」

「全然違う」(すごい馬鹿にした感じで)

...うーむ。無理。

しかし、5歳ぐらいだと一ヶ月もすれば難なく理解できる音が、こちら10代から何十年やっても習得できないのである。
多分一生無理。

やっぱり、その歳その歳で学ぶべきことがある気がするなー。
そのタイミングを逸すると大変なのだ。

くー。ムカツクやつめ!、と思いつつも、ちょっとうれしい父なのであった。



人気blogランキング
posted by りもじろう at 11:09 | Comment(2) | TrackBack(1) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

朝の騒音問題

最近の朝方、この音で目が覚めることがしばしばある。

何しろ容赦なく騒ぎ立てられるのだ。うるさい。

まあ、一年中というわけではないだろうし、ちょうど起きる時間なのでいいのだが、いままで経験ないだけに少し驚く。


PA040267.JPG
こいつだ。

「グァーグァー」

カナディアングースである。

ゴルフ場の池で夜過ごして、夜明けと共に餌を求めて飛び立つようだ。

そんな霧のゴルフ場もまた幻想的なのであった。

PA040262.JPG
人気blogランキング

posted by りもじろう at 10:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

バスの定期

こちらのバスの定期は一月単位である。
しかも、買った日から一月ではなく実際の月単位である。
なので、月末月初は、売り場が非常に混む。

月末に買い損ねたため、月初に仕事の合間を縫って近くのチケット売り場に買いに行ったのだが、その長い行列をみて諦めた。

仕方なく、近所の売店に買いに行ったが、売り切れだと..

それから何件も探し回ってやっと見つけた。

店のおばちゃん「最後の一枚よ。良かったわね。」

「うーむ。オタワ人は毎月こんな騒ぎをやっているのか?もうちょっといい方法ないのか。」

とか、考えずにはいられなかった。

で、帰りのバスで、なぜそれが問題になっていないことに気付かされた。

バスに乗ると乗客の何人かが

「まだ定期買ってないから」

とか言って堂々と乗っていくし。

それだけか!

日本じゃ、許されませんわ、それ。

人気blogランキング






posted by りもじろう at 10:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月02日

Otaku USA

オフィス近くのスタンドに立ち寄ったところ、ふと目に付くものがあった。

Jump1.JPG

ので、勢い買ってしまった。
右上の「食事」ってのが気になったもんで。

Jump2.JPG

内容的には何ら関係なかった。
定番的な作品が並んでいる。

Jump3.JPG

某囲碁漫画とか。

さらにその横に面白そうなタイトルの雑誌。

Otaku1.JPG

中は案外絵より文章が多い。

Otaku2.JPG

気になった表現は

OTAKU USA!

It's not a sickness ...
... It's an honor!


今年6月創刊なんですな。こちらは。

しかし一番納得いかないのは、
Jumpの値段である。

US $4.99
Canada $7.99

えー、今カナダドルのほうが高いんですが。
二冊で税込み23ドルほど。約2700円。

うーむ。

人気blogランキング



posted by りもじろう at 10:18 | Comment(1) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。