
各国で移住を完全に自由にした場合、人口がどう変動するかというランキングだ。
これに反応する朝鮮日報の記事が興味深い。
韓国は人口が8%減ると予想され、調査対象国中の50位だった。この順位は、中国・インド・ロシアのほか、ザンビア・ナミビア・南アフリカ共和国などのアフリカ諸国、トルクメニスタン・タジキスタン・ウズベキスタンなどの旧ソ連諸国よりも低い。韓国の経済規模が昨年、世界15位だったことを考えると少々意外だ。
韓国的には非常に残念がっているようだが、人口の比率としてどれだけ増減するか、なので人口が少ない国が上位に来るのが当然だと思うのだがどうなんだろうか。
移住したい国ランキングとしてみたいなら、それぞれの人口をかけて、どれくらい人口の絶対数が増減するか見ないと意味がない気がする。
NZ思ったより人気ある!と盛り上がっている移住ブロガーも散見されるが、増減数でみる人気ランキングだとこうなるはず。

やはりアメリカが一番。これなら納得できる。
いずれにせよ、日本は移民受け入れを緩和しても人口の増減ではあまり変わらないであろうという結果なのである。
有能な移民を受け入れたいなら、このランキングがもう少し上位にこないとなんともならないということだけは分かる。そして前回の調査が+5%だったことを見ると移住先として魅力が無くなっていっているようである。