2006年08月11日

クラウドソーシング

クラウドソーシングという言葉が盛り上がっている。

こことかこことかここ

面白いのが
カンブリアンハウスだ。
ここが本サイト。

アイディアとか、プログラミングとか、デザインとか、みんなでわいわいやって利益をだして、分配しましょう、というコンセプトだ。

新しい働き方で暢気に書いていたのだが、まさにそんな感じ。
すでにサービスを運営しているし。
これは楽しそうだ。

仕事と移住と就職活動が落ち着いたら(って落ち着くまで一杯やることあるのだが)、自分も参加してみよう。

こういう仕事が本業に出来れば、本当に住みたいところに住めるのではないだろうか。
あるいはリアルの仕事とネットの仕事をバランスよくこなして行けば、リスク分散になって、リアルの会社と心中しないで済むと思う。
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2006年07月30日

アンカテ

やわなん公開でデバッグに追われて気がつかなかったが、アンカテで、このブログが紹介されていた。

全部読んでいただいて、その上、あたたかいコメントまで。

ありがたいことだ。

やわなんはまだまだデバッグが必要だが、今後もこんな感じで大企業が絶対にやらないであろうシンプルなサービスをどしどし造っていきたい。

アメリカには百式で紹介されるようなサービス・製品がたくさんあるのは、やはりスモールビジネスの土壌がなせる技なのだろうか。

アイディアがある人、技術がある人、時間を持て余している人、などがプロジェクト単位で集まって(勿論ネット上で)一緒にわいわい造れたら楽しいのではないかと思う。

とりあえず工数は手弁当だが。
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2006年07月28日

新しい働き方 その2

「スモールビジネスの国」と「強者と弱者の国」というブログを読んだ。

そうなのか。アメリカではスモールビジネスが盛り上がっていたのか。
しらなかった。

私の考える理想の会社もこれに近い。

・ベンチャーのように大金を集めない
・バブリーに稼ぐのではなくて、小さいことを武器にして小回りをきかせて稼ぐ
・経営者(創業者)のアイディアと情熱と信念による経営
・成長指向ではない


これだ。
さらに、追加したいのは

・無借金
・勤務地不定
・勤務時間不定
・透明性の高い利益の分配

あたりだ。
次のも参考になる。

・競合相手を下回れ(同種の製品の中で単純で使いやすいものにチャンスがある)
・自分が使うようなサービス(製品)を作れ
・自己資金で行け
・必要な機能を網羅したリストを作って、半分だけ実装せよ
・会議は捨て


図らずも、かなり当てはまっている!

アメリカで、じゃなくて、ニュージーランドでなんだが。
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新しい働き方

まだ会社自体を立ち上げたわけではないが、準備は進めている。

基本的にはWebでのサービスを行うことを事業の柱にする。
そのための、開発を進めているのだ。

すでに協力してくれている人も何人かいる。

妻もそうであったが、日本の場合、女性に能力があって、仕事を続けたいと思っていても、子供が出来たり、旦那の仕事の都合でやめてしまうパターンが多い。

こういう人たちのポテンシャルは非常に高いのに、それを活かさないのは大変もったいない。
というわけで、こうした女性に協力してもらっている。

彼女たちの特徴は、

子育て、家事などで、フルタイムの時間は働けない。
通勤は出来ない。
仕事のコミットメントが出来にくい。

でも、
仕事も何かしら続けたい。
スキルが伸ばせるような仕事がしたい。

という人たちだ。

こういう人は一般の企業は雇わないだろう。
出来ることといえば、精々、内職的な仕事をさがしてくるぐらいだろうか。それに目を付けて、仕事を紹介するといって、教材を買わせたり、初期費用を逆に取るような業者もあるぐらいだ。

すでに協力してもらっている人たちは、国外にもいるし、通勤も、勤務時間などないし、出来る範囲で協力してもらっている。
そしておかげで、非常に助かっている。

ビジネスをうまく立ち上げられたら、こういう人たちがもっと有効に働ける環境を提供したいとも思っている。
プログラミング、デザイン、データ入力、デバッグの開発業務から、営業、企画、経理等々、色々なスキルが活かされる。

自分もやってみたいと思う人には、是非参加してもらえればと思う。




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2006年07月27日

勤務時間

現在の、人が会社に従属する働き方から、プロジェクト単位の仕事とスキルベースの人がつながる働き方を実現したいと思っている。

日本ではこれは理解されない話なんだろうか。

アメリカのオフィスにはタイムカードのような勤務時間を管理をするものはなかった。彼らは、勤務管理をするのは昔の工場の発想であって、創造性や効率を重視するエンジニアには意味がないと考える。

一方日本のオフィスはいまだにタイムカード管理をしている。
ただし、エンジニアにはフレックスタイム制を導入しているので、比較的アメリカのそれと似ているようにも見える。

だが、実際のところ、

勤務時間が長い = がんばっている

の図は根深く現存しているのが、最近またはっきりした。

私はあるときを機に、きっぱり残業をしないように決めた。
課の人もそう納得していて、無理に残業させようとしない。
これはありがたい。

だが、査定のときに、人事から課長に連絡がはいった。

「彼は勤務時間が短いので、査定を下げてください」

というプレッシャーがかかったというのだ。
勤務内容などまったく関係ない。

課長は私に、このことを話してくれ、断固として突っぱねるといってくれた。
課長は私の考え方に理解を示してくれていて、残業を強制することはしない。
私以外の課員は、残業しまくっているが。

そんなわけで、大企業の体質は当分、昔の工場のままなのである。

自分が会社を立ち上げるなら、勤務時間など絶対に設けない、と思っている。
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2006年07月26日

住みたいところ != 働くところ

妻はWebデザインの仕事を中心にやっている。

妻は元々同じ会社の研究所にいたが、赴任のタイミングで会社を辞めた。アメリカで子育てをしながら、のんびり過ごすというのでもよかったのだが、そうしなかった。

まず見つけたのは、技術系のドキュメントの翻訳の仕事であった。翻訳会社に登録して、仕事をまわしてもらった。在宅の仕事であった。

次に、私の個人的なつながりから、日本の人材派遣会社のWebサイトの構築、運営の仕事をするようになった。勿論アメリカで働いていたので、SOHOであり、通勤はない。今もこの仕事は続けている。

さらに今、ジョブオファーを出してくれているニュージーランドの会社の仕事をこなしている。
ビザも出ていないので、無給であるが、将来パートナーとしてやろうというのだから、細かいことは後で、ということでやっている。
これも勿論在宅でやっている。

私のほうは、通勤しなければならない本業がある。逆に言うと仕事をしなくても、通勤すれば給料がもらえる。

妻のほうが、とっくに「住みたいところに住める人」なのである。

これからの仕事のありかたを考えると、会社に完全に従属するかたちから、仕事ごとに人が関わる仕組みが出てきてもよいのではないかと思っている。

その上、ITのインフラを使えば、

住みたいところ != 働くところ

が実現すると思っている。
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2006年07月21日

ネガティブスパイラル

移住・独立をしようと決めてから会社の仕事は積極的にしないことにした。

積極的にしない、というのは言われたことだけやるというスタンスだ。
こういう立場で会社にいると色々とわかったことがある。

・それまでに、ある程度実績を作っておくと、アウトプットが殆ど無くても、問題なく日々が過ぎていく。
上司の評価も極端に悪くなったりしない。
(課員に陰口はたたかれているかも知れないが)

これは、独立の準備とかするのにもってこいの状況である。
大変ありがたいことだ。一方で、

・部内の雑用的な仕事がまわってくる。

今まで、幸いなことに雑用的な仕事はあまりしないですんでいたことに気付いた。
新しい仕事を積極的に提案して、それを推し進めたりしていると、雑用をさせないようにしよう、という考えが上司に働くのかもしれない。

現状、受身スタンスを意図的にやっているので、こういう雑用仕事もまあ仕方がない、と思える。積極的にやっているときだったら、何とか逃れようとしただろう。

もし、単に会社の仕事がいやで、受身になっている人は、確実に面白くない仕事が回ってきて、さらに面白くなくなり、さらに受身になっていくのだなあ、と他人事のように思えた。

意図的とはいえ、この状況が長く続くとさすがにつらい。

ビザはまだか。
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2006年07月14日

第二フェーズ

ビジネスを立ち上げたいという思いは学生のころから漠然とあった。

親の知り合いにはなぜか、会社経営をして成功している人たちやプロのスポーツ選手が多かった。親自体はサラリーマンだったが。

そういう人たちとの接点を多く持てたのも影響しているかもしれない。
彼らは皆独特のオーラを持っていて、個性的な人たちだった。
そして、単純にかっこいい。

その後学校を卒業後、横に習えで大企業へ就職した。とりあえず色々な経験を会社内でして、それから起業してみるのも悪くないと。

とはいいつつ、それもガキの妄想という感じで、あっという間に忘れ去られた。

最初は会社とか社会の仕組みが、どういうものかわからなかったので、色々と刺激的であった。
日々の仕事に忙殺されて、夢とか考えることなく毎日が過ぎていく。
それから昇進試験のようなものをこなしながら、少しずつ給料があがって、何歳ぐらいでマネージャー、というようなことを横に習えで考えていた。

会社に対してネガティブなことを言いがちだが、実は大変感謝している。
色々な経験をさせてもらえたし、多くのことを学べた。


入社当時の職場にいた庶務さんに社内でばったりと会った。
10年ぶりぐらいだろうか。

ふ、老けとる...

大変失礼な話だが、それが第一印象であった。確か同じ歳ぐらいだ。
勿論自分も、ひどいおっさんなんだが。

大企業の中で、毎日を淡々と過ごしていると、同じ調子で永遠に続くのではないか、という錯覚を覚える。
組織は変わるし、人の出入りもあるし、引越しもあるというのに。

十数年という年月の重みが、庶務さんの顔に滲んだ。(すいません!)

うむ、会社には、十分色んな勉強をさせてもらった。
そろそろ次のフェーズに移るときだな。
そう思えた。

早くビザくれー。
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2006年07月07日

社訓

グアムでお世話になった社長も、ずっと順風満帆であったわけではなかったようだ。天災、人災に悩まされながら、その都度会社を立て直してこられた。

その結果、現在は効率的でスリムな経営スタイルを獲得し、余裕のある安定した暮らしを実現している。

社長いわく、

「男はんは、すぐ Mine is Bigger! っていいたがりますなー。
まあ、そこが、わかりやすくてかわいいとこやねんけど。」

ちょっと会社の経営がうまくいくと、人を増やして、ビルを移って、って調子のって肥大化して失敗するパターンであろう。

そういうところで見栄を張らないで、着実で効率的な経営を目指す。
肝に銘じたいところだ。

社長、私は

Mine is Smaller!

で、がんばります!

うーん。でも、やっぱり、ちょっといやかも..


posted by りもじろう at 09:50 | Comment(0) | TrackBack(1) | 独立準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする