2006年12月14日

ボーナス

夏のボーナス貰って辞めるか、とか言ってたのに、しっかり冬のボーナスまでいただいた。

査定は確実に下がってきている。
課長の目も節穴ではないようだ。

だが、いまだにプラス査定をくれるのが、逆に驚きだ。

妻に、少し下がったなー、というと、

「そんな差大したこと無いわよ。為替リスクのほうが、よほど大きい。」

という。

確かに、単一通貨で全財産を保持しているほうが、グータラ社員をしているより、資産の目減りリスクが大きいのだ。

しかし、どんなにのんびりやっていても、確実に、給料、ボーナスが出るサラリーマンは本当にありがたい。

妻は、個人事業主でやっているので、私も仕事の獲得、開発などで協力している。
それはもうサラリーマンに比べれば大変である。
失敗の責任は全て自分にあるからだ。

サラリーマンをやっていると、

成功は自分の手柄、失敗は人のせい

という意識が働きがちだが、個人事業主だと

失敗は自分の責任、成功は運がよかった

と思いが強くなり、気を抜けない部分がある。

世の中で、ベンチャーとか自分で会社を立ち上げ、経営をやっている人たちには脱帽である。相当なプレッシャーと戦っているに違いない。

以前、とある創業社長と話をしたら、

「サラリーマンは大嫌いだ」

と言っていた。

この人、成功してフェラーリとか乗っているような人だ。
成功の陰の苦労の裏返しに、暢気にやっているサラリーマン(特に大企業ってことで、偉ぶってるやつ)が嫌いなのであろう。


ともあれ、ボーナスに感謝、である。
しかし、これが最後のボーナスにしたい。


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2006年12月12日

大失敗プロジェクトの結末

以前、大失敗プロジェクトがあった。

このとき、社内では数人が担当していたが、PLは倒れ、鬱病と診断され、何ヶ月も入院を余儀なくされた。
退院当初、がりがりになっていたが、今は体力も回復し、少しずつ社会復帰しつつあるようだ。


もう一人の担当者がいた。
歳は30代後半。独身。

この人は倒れることはなかったが、プロジェクト失敗後、完全に意気消沈していた。
プロジェクトを自分が進めたかったように出来ず、そのせいで失敗したと、恨みも抱いているようだった。

いじけるように、人との交流を避け、責任ある仕事を回避しているかのような行動を取っていた。
(どっかで見たことがあるパターンだな)

その後、目は血走り、ストレスからくる過食で、異常に太っていった。
髪は落ち武者のようにのび、ばさばさになっているが、気にする様子もない。
服も何日も洗っていないようだ。

仕事も、なるべく責任のない、末端の仕事をやっているようだった。
(これまたどっかで見たことがあるパターンだ)


ところが最近、髪も服も妙にこざっぱりして出社してきた。

今月で退社すると発表があった。
先を越された。

「行き先は決まってないのですが、ともかく脱出したかったんで」

うーむ。
行き先ぐらい決めてから辞めればいいように思うが、あるいは言わないだけか。

余りつつある中年サラリーマンはきっと、精神的に耐えられないと、自主的に辞めていく。
あるいは、
日経にあったような、年収2年分で指名解雇の時代がやってくるのであろう。


指名してくれないかなあ。


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2006年12月08日

異動成功

異動すると言っていたマネージャーはどうなったか。

異動直前に、部門長が、

「人材流出を許していいのか!」

「あっち(受け入れ側の上司)は、何の挨拶もない。無礼なやつだ!」

と、マネージャーの上司に八つ当たりして、怒鳴り散らしていたらしい。
自分だって、そんな挨拶なんてしたことないだろうが。

なぜか、本人には直接何も言われなかったらしい。

ひと悶着あって、結果、無事に異動を果たせた。

異動前は自分が一番若い、平均年齢の高い組織だった。
異動先は、全員35歳以下で、自分が最年長だそうだ。

大変らしいが、仕事が楽しそうなのがメールから伝わってくる。


大企業になると、色んな組織があり、年齢構成もいろいろだ。

年寄りばっかりの組織にいるとろくな事はない。

実務を何もしないで、人にやらせるのが仕事だと思っている人。
口は達者だが、新しいことにはとにかく批判的なことばかり言う人。
ちょっと思い出すだけでも、そんな人がすぐ浮かんでくる。

組織の平均年齢は要注意である。



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2006年12月06日

再びアメリカ赴任!?

アメリカに単身赴任中の部長が、帰国している。
私に折り入って話があるという。

要約するとこういう話だ。

部のソフトウェアは赤字続きだ。
上のほうで、撤収するか、増資して推進するか、意見が分かれているのだという。

現状だと、撤収派が優勢だろう。

だが、この部長は推進派である。

「君がやっていたプロジェクトあるだろう。あれをもう一度やりたい」

一年以上前に開発していたが、パイロットカスタマーを失い、セールスの後ろ盾も無いまま、闇に葬ったプロジェクトだ。

「セールスが今あれを必要としている。やっと時代が追いついてきたんだ」

おだてるな、おっさん。

「ついては、君をPLにして、アメリカの開発部隊を指揮してもらう方向で進めたいのだが。」

私「すると、赴任ですか?」

「そのほうがいいだろう。
 今みたいな雑用をやっているより、君にとってもいい話だろう?」

ほっとけ。

うーむ。なんて島耕作的展開なんだ。
しかし、推進派の切り札が、社内腑抜けの私と、あのシステムか。よわいぞ。

確かに、打開策がない現状で、上を説得する材料を提示できないと、撤収は時間の問題かもしれない。

企画もこれといって新しい方策を打ち出せていない。
藁をもすがるといったところか。


妻に相談してみた。

妻「NZ移住がうまくいかなかったら、赴任もいいんじゃない?」

私「じゃあ、移住がうまくいきそうだったら?」

妻「そのときは、コンサル契約でもしてNZから仕事すれば?」

うーむ。
いつのまに、こんなたくましい女になっていたんだ。
さすが現役個人事業主。

惚れた。


というわけで、今日は企画書を書くことにしよう。



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2006年12月05日

理工系離れ(社内編)

同じ課の若手は、ばりばりとコードを書いている。

私が入社したての頃、ろくな開発経験も無いまま、いきなり外注管理の仕事をさせられることになって、

こんなことではエンジニアとしてのスキルが身に付かない、

と不安を覚えたものだ。
うらやましい限りである。

だが、その中の一人のエンジニアと話すと、

「企画に転身したい」

という。
開発業務はつまらないのだと。

この人もエンジニアからの転身組だが、結構こういう人は多い。

企画や、ビジネスデベロップメントをやっている人たちは、世界中のショーに飛び回り、販売会社や、他社との業務提携などの打ち合わせ等で、出張も多い。
私も赴任前はこういう仕事もやらされていたので出張は多かった。

新しい商品企画を考えて、開発側に要求を出す。

開発側は、スケジュールに追われる中での開発業務と、外注管理とを行う。

企画サイドの感覚では、ビジネスをまわしているのは自分たちであり、開発は言われるとおりやればいい、という下請け的立場だったりする。
(勿論、部署によって温度差はだいぶある)

シリコンバレーのエンジニアなんかは給料もスキルに応じて非常に高く、自分たちが製品を創っているという自負がある。
そのため、スケジュール等のプレッシャーがあってもやり抜くし、新しい技術の習得も怠らない。

日本だと、給料は基本的に同じだし、下請け的で、スケジュールに厳しい開発より、それを命令できる立場のほうが魅力的に見えるのは当然だろう。

開発から、赴任者が大勢、中国へ向かう。
最近、企画からは、ヨーロッパ、米国への赴任が決まった。


こういう風土であるから、社内でも理工系離れが進むのであろう。


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2006年12月01日

帰任命令

アメリカに一緒に赴任をした人が、帰任命令が出そうだという。

この人はうまく立ち回って、今まで帰任を免れてきた。
とうとう、避けられない事態となったようだ。

4年以上シリコンバレーにいたことになる。

日本には、通勤1.5時間の、駅から遠い、狭いマンションが待っている。
典型的なバブル時にがんばって買ったマンションである。
近所付き合いもうまくいっていなかったと言っていた。

帰ってきたくないことだろう。
本人も家族も。
子供も小学生で、現地でうまくやっているようだし。

と思っていたら、向こうで就職活動をしてみるという。

やはり。

この人、元エンジニアだが、帰国子女だったため、英語力を活かして、企画とかビジネスデベロップメント的な仕事を長らくしている。
年も40歳を超えている。

こういう人がどういう仕事を見つけられるのかはわからないが、履歴書をエージェントに出しているらしい。

私とどっちが先に仕事を見つけられるか。


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2006年11月29日

経営数値にみる社内ノウハウの蓄積度

以前、管理の人間から、部の経営数値というのを見せてもらったことがある。

そこには、期ごとの売り上げや、固定費などが示されていた。
そして管理の人間のメモが書かれていた。

キャッシュアウトが、予定より少なく、次期に先送りされている。
キャッシュアウトの値自体は増加傾向である。

キャッシュアウトが少なかったのはいいことでは、と素人ながら思ったが、メモにはこうある。

先送り分増加傾向:外注コントロール注意。ノウハウ蓄積を留意。

なるほどー。面白い。

これを読み解くと、こういうことだ。
キャッシュアウトが増えているということは、外注費が増加傾向にある。
さらに期内で消化できないというのは、外注管理がちゃんと出来ていないからスケジュール管理が甘いことを意味する。

つまり、外注依存が増えて、管理できていない=丸投げなわけで、ノウハウが内部に溜まらない傾向であるということだ。

固定費削減を管理からの圧力で進めてきた挙句の、外注依存の増加だ。
その結果、管理に、丸投げになっててノウハウが溜まってないんじゃないの?と指摘されるのだから皮肉である。


大丈夫、業務移管先の中国人がきっとノウハウを蓄積してくれる。



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2006年11月28日

こちら側企業の最後のあがき商品

梅田望夫氏がどこかで、

コンテンツをこちら側に溜め込みたい世代と、あちら側から探し出す世代で分かれる

というようなことを書いていたが、最近これを強く実感するようになった。

YouTubeに対抗してか、Biglobeがこんなサービスを始めている。

家事で手が離せないときなど、子供に見せておくのによい。
(勿論、出来ればテレビに子守はさせたくないが)
古いアニメなどが、テレビのように連続して流しておけるからだ。

古くなったノートPC(PenIII 800MHz, 256MB)をワイヤレスでつなぎ、テレビの横に設置。

I-O DATA TVC-XGA2 UXGA対応ダウンスキャンコンバータ
B0000ADYQL

それをこういうダウンスキャンコンバーターでつないでおけば、普通にテレビのように見れる。
さすがにこのスペックのPCだと絵がドロップするが、子供たちは気にせず楽しんでいる。

このサービスは冒頭にCMが入る。(短いクリップでも必ず冒頭に二本入るのはちょっとうっとうしい。)

YouTubeって何がすごいの?という人も周りに結構いる。
YouTubeは面白いが、確かにそんなに儲かるのかなーと思っていたが、今回Biglobeのサービスを利用して、納得がいった。

YouTube自体のビジネスが成功するかは不明だが、コンテンツ供給サイドのことを考えると、このストリーミング文化の流れは思ったより早く進むのでは、と思ったからだ。


1984年のソニー・ベータマックス訴訟というのがある。ソニーの家庭用VTRが著作権を侵害する可能性をユニバーサルとディズニーが指摘した件である。
最高裁はソニー側の言い分を認めたため、現在の録画文化が存在している。

録画されたコンテンツにいくら広告が残っていても、金にはならない。コンテンツサイドにしてみれば、録画文化はなくなって欲しいに違いない。
とすれば、テレビで放送されるドラマやアニメは、
1. テレビ放送
2. DVD等のパッケージ販売・レンタル(高画質)
3. 広告付きストリーミング(低画質)

という流れをすばやく展開するようにしておけば、常に金が流れるようになる。
録画するなんて面倒、という文化にしてしまったほうがいいのである。

そう考えると、ソニーのロケーションフリー(テレビ)の仕組みというのは一見新しいようで、こちら側蓄積文化の最後のあがき商品なのである。

電機屋がだんだん儲からない方向で進んでいる。

録画機器で儲けるというのは、元々コンテンツに対してただ乗りしていた部分もあるのだから、当然か。


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2006年11月24日

捨てられる街

アメリカに出張すると思うことがある。

ラスベガスは言うまでも無く、サンノゼ近辺の上空から見た住宅街は異様だ。
砂漠の中に無理やり造られた街並み。
大きな家々はプールを併設させ、水をなみなみと湛えている。

この国は、多くの借金をしているが、砂漠に人工的に水を撒いて街を維持している。
一方で、日本は、100兆円を超えるアメリカ国債を保有して、米ドル、米経済を維持しようとしてきた。(まとめサイト

通勤ラッシュと狭い家でがんばるサラリーマンの税金で、砂漠に水を撒いてプールで泳いでいるのかと。

主従関係というか、奴隷だな、こりゃ。
敗戦国の本当の意味はこういうことなのかもしれない。

戦争で勝って、収奪する基本は昔も今も変わらないということか。
方法が昔より巧妙になっているだけのことだ。


昔読んだ司馬遼太郎の「アメリカ素描」というのにこういう記述がある。

アメリカにきておどろいたことのひとつは、機能を失った都市を、平然と廃品同然にしていることだった。
フィラデルフィア市を見てそう思った。
{中略}
(都市の使いすてというのが、あるのか)
{中略}
しかし資本というものの性格のきつさが、日本とくらべものにならないということもある。この社会では資本はその論理でのみ考え、うごき、他の感情を持たない。労働者も労働を商品としてのみ考え、その論理で動く。捨てたのである。凄みがある。
{中略}
「十九世紀的な工業はすべて儲からない時代になった。だからやめる」
という露骨さがアメリカ経済の伝統的な”単純さ”であるとすれば、その象徴が、すでに鉄工業の墓地になったフィラデルフィア市ではあるまいか。

サンノゼ近辺の不動産は一般のサラリーマンには高い。数億ぐらい平気でする。それでも皆家を買う。アメリカの元ボスもマウンテンビューに家を買っていた。

ITは儲からないという時代が何十年か先にやってきたときに、あそこは街として捨てられるのだろうか。

そして砂漠に戻っていくのだろうか。


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2006年11月22日

ハンバーガー比較

日本人的にはアメリカ人は偏食だというようなことを書いたが、彼らの主食たるハンバーガーは、主食だけあって、うまい店もある。

kirks.jpg

例えばここは時々行くことがあった。

チェーン店ではない、こういうクラシックなところのハンバーガーは、一つで6-7ドルぐらいして、日本の値段と比べると結構高い。
だが、ボリュームもすごくて、日本の二個分以上ある。

一度チリビーンバーガーというのを頼んだら、バスケット一杯に溢れるチリビーンに、肉から下がどっぷり浸かった状態で出てきた。
どうやって食べるんだ、という代物であった。

なぜこんなことを言い出しているかというと、かの「グラタンコロッケバーガー」とやらを見たときに、思い出した。

どう考えても、グラタンコロッケバーガーというのは純度の高い小麦粉を食べているに過ぎない。
焼そばパンみたいなものか。

これはアメリカ人はハンバーガーとは認めないだろうなあ、と思った次第。

これに対抗して、ライスヌードルをお粥で煮込んで、煎餅のように揚げて、おにぎりで包んだ、米純度の高いおにぎりというのはどうだろうか。


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2006年11月17日

同期の集い

同期で集まって飲もうというお誘いがあった。
勿論、行かない。

この歳になるとさすがに集まる回数は減っているようだが、長らくこの手の会には行っていない。
いまだにお誘いをくれる人がいるのも不思議だ。

入社したころはかなり同期の集まりというのがあった。
最初は結構参加するようにしていた。

入社当初から、この同期というものに違和感があった。

自分がいかにすごい仕事を任されているか自慢しまくる人。
まわりの同期が自分より先に出世するんじゃないかということばかり気にしている人。
同期で集まって安心感を得ている人。

不思議と、学歴が違っていて、年齢が違っていても、入社年度というのが一番の基準となっている。
何期入社、というレッテルである。

なので、

入社年度 > 年齢 > 学歴

という順に重きが置かれる。

入社してすぐ、隣の課に一年前に入社した学卒の人がいた。
私は院卒なので、勿論歳は私が上だ。

だが、この人にとっては期が私のほうが下なのであり、自分が先輩なのだ。
よって威張りまくっていた。

特に女性のいる飲み会なんかでは、フルパワーで威張っていた。
最初は、言うことを聞いて、下手に出ていたが、いい加減面倒くさくなって、無視することにした。

その後、それでご機嫌を損ねたので、一生懸命周りに私の悪口を言うようになった。
あんまり気にしていなかった。

他にも何人かこういうタイプがいたが、ことごとく嫌われた。
さすがにこういうタイプは最近は見かけないが。

そんなわけで、同期だと仲間、みたいな発想がいまだによく分からない。
会いたい人には個人的に会う。

期が上だと威張る、という昔の体育会系みたいなのりも理解できない。
だから自分も若手に威張るようなことはしない。

最初から、私は日本の企業には向いてなかったのであった。


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2006年11月16日

クリスマスイルミネーション

アメリカの家では、地域によっては、クリスマスのイルミネーションをこれでもか、というぐらい飾り付ける。

そのアメリカの影響なのか、うちの近所も11月も終わりのころから、イルミネーションを飾りつける家が多い。

去年はうちも近くのトイザラスで買ったLEDをいくつか飾ってみた。

春ごろにはNZの2社からジョブオファーを貰っていたので、もう数ヶ月でNZに移住だ!と張り切っていた。
引越し荷物をなるべく少なくしよう、ということで近所にどんどんものをあげてしまった。

暖房器具やイルミネーションもだ。
で、結局クリスマスは日本で過ごすことになりそうだったりする。

あのイルミネーションは今年は他の家を飾ることになるのであった。

何事も焦ってはいけない。


娘がサンタさんに書いた手紙が二通あった。

さんたさんへ
いっぱい
ちっちゃい
ぶろっく
ありますか

ブロックとは、レゴのことらしい。

さんたさんへ
ちとせあめをほしいです
さんたさん
もっていませんか

千歳飴は持ってないかもなー。
疑問文なのが奥ゆかしい。

きっと持ってきてくれるよ。


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2006年11月10日

マネージャーの決断力

その後、グレッグと若手のエンジニアが来日してきた。

デモしてもらった製品は二人で作ったのだという。

「優秀なソフトウェアエンジニアの生産性は、普通のソフトウェアエンジニアの100倍以上」
とビルゲイツが言ったというが、まさにそんな感じだ。

かといって、日本の若手エンジニアのスキルが劣っているというわけではない。
いなくなった前任者から引き継がれた巨大なスパゲティコードのおかげだ。

そこに新規機能を追加しろという話が次々来るので、どんどん肥大化しているというわけだ。
開発効率は勢い悪くなる。

グレッグたちは何をしに来たかというと、
自分たちで積極的にツール、ソフトを作って顧客に展開したいので協力してほしい、
ということだった。

「御社でうちの製品と同等のものを作ろうってことですか」
と私は聞いてみる。

「いえいえ、決してそうではないです。
御社のソフトは大変すばらしい。
すばらしくて、機能が満載です。
我々が相手をする顧客には十分すぎるのです。
そのため、シンプルなソフトを作りたいのです。
御社のマーケットを損なうのではなく、より幅広い顧客に対応できるようになります。」

すばらしい回答だ。

マネージャーたちは、

「いいね、うちのハードとかシステムも新しいマーケットに広がる可能性がある」

と納得している。
サポートしていく方向で話がきまった。

だが実際のところ、うちのソフトは肥大化していて、カスタマイズが難しく、対応が遅い。
扱いにくいので手を切りたいのが本音だろう。

正しい判断である。

本来ならば、いつまでも古臭いアーキテクチャのコードを引きずって、こんな状態になる前に、見直しが必要であったのだ。
若手のエンジニアは皆わかっていた。

だが、若手エンジニアは残業、休出の日々である。
自らの仕事がさらに増えるようなことを進んで言い出す訳がない。
やっつけ仕事で済ませようとする。

リリースタイミングを交渉してでも、マネージャーが積極的にアーキテクチャの見直しを働きかけていく必要があった。
しかし、管理業務中心のマネージャーにその判断は出来ない。

ソフトウェア開発がボトムアップだけでは限界があるのは、このあたりを見ても明らかだ。

そこはグレッグはさすがである。


マネージャーはこうありたいものだ。


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2006年11月09日

文化の違い

ヨーロッパのパートナー企業が、あるソフトを作ったということでデモを見る機会があった。

この会社、うちの製品を担いで売ってくれているわけだが、顧客のニーズに応えるため、色々とカスタマイズの要求を言ってくる。

世界中の販売サイドからの要求は多いが、それに対する日本側は対応は「常に」遅い。

よって、この会社は自分たちで不足分を開発して、顧客に対応したりもしている。
こうした素早い対応のお陰でか、結構いい成績を上げているらしい。


その製品のデモであった。

非常にシンプルで、わかりやすいソフトであった。

「なにやら、このクライアントソフトはSVP(執行役員)のグレッグ(仮名)が造ったらしいですよ」

「何だって?」

「いくら人手が足りないからといって、そりゃないだろう、ははは」

「しっかりマネジメントしてくれよ」

「がはははは」

すっかり、嘲笑である。

自社の製品を使ったこともなければ、インストールも出来ない部門長とは大違いである。

思わず私、

「本来、それぐらいのことが出来る資質の人が、設計のマネジメントをやるべきなんですよ。」

固まる場の空気。

しまった。口が滑った。

「え、まあコーディングするのはやり過ぎですよねー。ははは..」

笑って誤魔化す。
そして、どうでもいい質問をして、その場をしのいだ。

うーん。
気をつけねば。

文化の違いを改めて認識した次第である。


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2006年11月08日

組織の文化

隣の設計課は、とある海外のソフトウェアベンダーからOEM供給してもらっている。

課長さんは、近頃お怒りである。

というのも、そのベンダーの品質レベルが低いのだと。

「わが社の品質レベル、機能レベルから考えて4割程度の完成度しかない」

と怒っている。

本当にレベルが低いなら、そんなソフトに投資しないで、自分たちで一から作ればいいのでは、と思ったりもするが、そこは突っ込んだりはしない。

この課長さん、徹底的な工程管理命の人である。
海外のベンダーがそれに合わないのは想像に難くないが、課長さんは大変ご立腹である。

課員「うちのライブラリをC#で出せといってきてるんですよ。C++V6以来、プログラミングなんかしてないから困ってるんです。ははは。」

課長「C#って何?」

課員「... マイクロソフトのJavaみたいなもんです。」

課長「ああ、Javaね。」


いいのか。それで。

部長や、営業ならともかく、設計の課長がこうである。
さらに言うと、知らないことが恥ずかしいとは思っていない。

なぜなら管理が彼の仕事だからだ。

これぞ組織の文化としかいいようがない。
シリコンバレーではまったく理解されないが、日本ではまかり通る。(うちだけかもしれないが)

昨日は老害みたいに書いたが、トップの老人が変われば、企業が変わる、というほど物事は単純ではないのだ。

このOEM供給してもらっている会社との契約を見ると、投資して、品質改善して、販路を作って、というタイミングで、独占供給が終わるようになっている。

この課長のやり方が、正しいとか、間違っているかはわからない。
わからないが、自分がこの人の部下だったら、今ほど長続きはしなかっただろう。

今の上司に感謝である。



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2006年11月07日

若者はなぜ3年で辞めるのか?

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来
城 繁幸

光文社 2006-09-15
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本屋のベストセラー棚にあったので流し読んでみた。
元富士通人事の人が書いた本である。

新人は一生下働きであることを悟って、夢が描けず、3年で3割は辞める。

座っているだけの上司、年配者を食わせるためだけに、くたくたになる若者たち。


同じだ。
去り行く人材でも書いたが、どこも同じだ。

大企業は変われない。
決断する人が、老人だからだ。

彼らの成功体験を元に出来た仕組みで、彼らのポジションを守るように、物事が進むからである。

中国シフトもそのいい例だ。

自分が、老人の立場だったら、当然彼らと同じようにするであろう。
それを何とかしろといっても、土台無理な話だ。

老舗企業は、何回改革をやっても、はてなやグーグルにはならない。
新しい企業文化は新しい企業でないと創れない。

冒頭に、

30代以降はかつての幻想を信じ続けていて、ポジションが上がるのを前提に、ローンを組んで家を買う、

という話が出てくる。

これには笑った。

確かに、そういう人は案外多い。



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2006年11月02日

治安悪化

この半年ほどの間に、家の外に駐輪した自転車の付属品が数々盗まれた。

まずはレインコート。2万円ぐらいのGoreTexのやつ。気に入っていたので、残念。

しばらくして、2000円のLEDライト。比較的簡単に取り外せる。

それから、据付した点滅式のLEDライト。100円ショップで買ったもの。
ご丁寧にもぎ取っていかれた。

他に、玄関先においてあった、壊れたチェーン。
それ持っていってどうするんだ?

普段は帰宅時に全ての備品を取り外し、朝付けなおしているが、たまに忘れることがある。
そういうときに、ちゃんと無くなっているのだ。

最初は、ガキのいたずらかなとか思っていたが、ここまでやるか?

と思っていると、最近、隣の家では、自転車が盗まれたらしい。
数万円ぐらいの普通の自転車だ。

さすがに中古の4000円自転車は持っていかない。
ぼろ自転車の勝利!

しかし、駅あたりで、中高生が足代わりに盗むっていうならありうるが、こんな山の麓で自転車盗むやつってなんだ?

ホームレスでもうろついているのか、などと思っていた。

最近では、近所に空き巣が入った話もよく聞く。
パトカーがよく巡回している。


先日、通勤途中に公園を通ったとき、パトカー数台がとまっていた。
公衆トイレの周りには、黄色いテープ。

事件か。

渋い顔をした警官が7-8人回りをうろつく。

トイレを通りすぎる、ちょうど、そのとき、シートに包まれた遺体らしきものが運び出されていた。

うーむ。

その後、ニュースなどはない。

なんとも、、、


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2006年10月31日

鉄道の未来

妻が妊娠していたときのことだ。

そのときは彼女もまだ電車で通勤していた。

気分が良くなかったので、グリーン車の空いている座席に座った。
車掌が来たので、お金を払おうとすると、

「グリーン券をお持ちの方が優先ですので、普通車両に移ってください。」

と言われたという。
車掌の後ろにはグリーン券をお持ちのおっさんが立っていた。

仕方ないので、次の駅に着いたら移ろうと乗車口に立っていたら、今すぐに移れと高圧的に言われたという。
気分が悪いと言っても、デッキに立たせてもらうことも許されなかったという。
身動きも出来ないような車両へ移らざるを得なかった。

さすがにこれには腹が立って、後でクレームしたが、平謝り担当が謝るだけで終わった。

この一件以来、徹底的にオフピーク通勤をしようということになった。
座っていける時間を求めて、30分ずつ早起きしては試してみた。

最終的にたどり着いた時間は、5時出社であった。

豆腐屋か。


2003年のレポート(pdf)だが、鉄道各社の収益力は年々落ちてきているのだという。
固定費の増加と、人口減少による、輸送人員数の減少が、資産効率を悪化させているのだという。

このレポートの結論は、

大幅な値上げ
サービス水準の意図的な引き下げ(列車運転本数の削減、車両の短編成化)

が必要になりうるとなっている。
これ以上電車の本数を減らすと、一体どうなるんだろうか。

インドみたいに、屋根にでも乗っとれということか。

indian_train.jpg

益々、弱者に厳しい乗り物になりそうだ。


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2006年10月30日

自転車通勤の理由

自転車で通勤していることを以前も書いた。1 2 3

そこで書いたとおり、健康の理由もあるし、通勤時間の短縮化という面もある。

もっというと、電車に乗るのが嫌いなのである。
おっさんと触れ合うのが嫌なのである。
風邪を伝染されるのがいやなのである。

ピーク時の通勤電車の乗車率というのは異常だ。
異常だと誰もが思うことなのに、いつまでも変わらない。

これにたいして、鉄道会社は、ピーク時の鉄道輸送量が限界なのだという説明をするだろう。

しかし、これはうそである。

理由は簡単だ。
鉄道会社がオフピーク通勤を推進している。
推進しつつ、オフピークになると、電車の本数を激減させるのだ。

なので、結局、大して空いていない。

全車両2階建てにしてもいいはずだが、それもない。

つまり、死なない程度の乗車率200%とかを目標にダイヤを組んでいるに他ならない。

かつて「普通鉄道構造規則」というのがあって、「乗客定員は、座席定員+立席定員を超えてはいけない」と書かれていたらしい。

それが、2001年に「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」というのに変わって、定員という文字は無くなったというのだ。

訴えられる前にロビー活動して、改正されたくさいではないか。

死なない程度に詰め込めれば、利益率が高い。誰でも簡単に思いつく話だ。
豚か、奴隷を運ぶのと同じ発想。

女性専用車両というのは、女性のために鉄道会社が作ったと考えるのは大間違いである。
この異常な混雑こそが問題だということから、目をそむけるために作ったものに違いない。
十分な距離感が保てる電車では、痴漢する人間は減るだろうが、それはコストがかかるのでしないだけだ。

海外で女性専用車両が取り入れられているのは、Wikipediaによると
韓国、台湾、フィリピン、タイ、インド、パキスタン、インドネシア、イラン、ロシア、ブラジル。

宗教上の理由とか、いかにもラッシュのひどそうな発展途上国だけに見える。

日本人は我慢強い。



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2006年10月26日

雇用形態 その2

以前、派遣社員でJavaのプログラミングが出来る人をお願いしようとした。


社内には、外部の人材の活用を促すような部署もあったりする。
主には中国やインドとの橋渡し、派遣会社との橋渡しをやっている。

そこの担当者と話をした。
私は前々から、興味のあった首都圏コンピュータ技術者共同組合を使ってみたいと提案した。

この共同組合は、契約料の殆どがエンジニア本人に渡るような明快な会計を行っているそうだ。
きっと登録者のモチベーションも高く、スキルも高いだろうと思ったからだ。
日本にこのままいるなら、自分が登録してみたいぐらいだ。

担当者は、

「ああいう個人事業主が相手だと、色々面倒なことがあるんです。」

とか、よくわからない難癖をつけて認めてくれない。

「必要な人材の条件を出していただければ、いつも使っている派遣会社からちゃんと紹介させますよ」

一月ほど経って紹介状が届いた。

「javascript経験あり」

そのJavaじゃないって。

他にも全然関係ない人を数人紹介した後、

「該当する技術者は紹介できません」

なめとんか。


そのときはもう間に合わなかったので、別の方法で手を打った。

このあたりにも既得権益とか癒着が見え隠れするのであった。



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