2007年05月17日

どうなる北米経済?

高校から仲のよい同級生がいる。

私がアメリカに赴任しているときに同じシリコンバレーに赴任していた。
アメリカでは高校のときより近くに住んでいた。
当時は、なんかこういうのって面白いもんだなーといっていた。

そいつは先に帰任になって、私も帰任になった。
で、日本でまたご近所になった。

そして、彼はまた今月からシリコンバレーに赴任することになった。

もうすぐまたご近所だ。(同じ大陸ってことで)

すぐに賃貸の家を決めたという。一月$3000弱のタウンハウス。
庭付き一戸建てを探したが、いいのが見つからなかったらしい。

私が赴任していたころから比べると賃貸価格は上がっているようだ。

彼の同僚も契約の更新時に$100, $200と家賃を上げられているらしい。

どうなるだろうか、北米経済。
なんとカナダドル110円近辺。一ヶ月で10%も円安が進んでしまったぞ。

これから円をカナダドルに移す身としては厳しい展開だなー。




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2007年05月15日

ジャパニーズドリーム その4

前職で、最近定年したAさんの話。

Aさんは若いころ、仕事の関係で香港の事業家Oさんと付き合いがあった。
Oさんは小さな事務所を開いて、ビジネスを始めたばかりであった。

Aさんは自分の経験を元に、日本企業との付き合い方なんかをOさんに色々とアドバイスをしてあげていた。
その甲斐もあって、Oさんのビジネスは徐々に拡大していった。

AさんはOさんと定年まで付き合いがあって、仕事上のやり取りもあった。
そのころにはOさんの会社は相当な企業に成長していた。

Aさんが定年になった年に、それまでの感謝を込めてAさんを香港に招待してくれたのだという。
ビジネスクラスの航空券、ホテルのスイートから食事に至るまで、すべて手配してくれたそうだ。

楽しい時間を過ごして日本へ帰る間際に、紙袋を渡された。

「これをどうぞお持ちください。」

中を見ると、その会社の株券があった。

時価で一億円相当。


こんなうそみたいな物語のような話もあるのかとびっくりした。
誠心誠意付き合ってくれたAさんへの恩返しということか。

なんというか、こういうジャパニーズドリームもありなのかもしれない、と思った。


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2007年05月09日

日本ブランチスタッフ募集中!

日本ブランチでは日本人スタッフを募っている。

私も、もともと日本採用のエンジニア募集だったところを、カナダ採用にしてもらった。
なので、私がカナダに行くまでには、追加のエンジニアが必要なのである。(さらに一人クビにしているし!)

前職での親しい部長・課長にもあたってみた。

「誰か、こういう仕事探しているような人ご存じないですか?」

「日本の大企業で、ソフトが書けて、プロジェクト管理が出来て、仕事で英語を使いこなせる人間で、そんな小さな外資の会社に勤めようなんて人間は中々いないだろうな。
そんな変わり者はお前ぐらいだよ。はははは!」

そろってそんな反応が返ってきたのであった。


だが、この反応は満更、間違っていないのかもしれない。

給料は同じ年代の大手メーカーのエンジニアよりはいいはずだ。
しかし、長らく、いい人の応募がない。

やはり無名の外資系の小さな日本ブランチで働こうなどという奇特な人は少ないらしい。

こんな仕事は、おもいっきりジャパニーズドリームに反する。
なんといっても、いつ潰れるか、いつ撤退するか、いつクビになるか分からないのだから。

大企業にいたときより、自由だし、やりがいもあるのでいいと思うんだがなあ。

誰かいませんか?



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2007年05月08日

実力主義

近所の独立系お好み焼屋が潰れた。

あまり立地の良いとは思えない場所で開業したので、どうなるかと思っていた。
平日に通りかかったときに見ると、精々1-2組のお客がいるぐらいだった。

一度、数ヶ月店を閉じていた。

「改装中のため、暫くお待ちください」

で、その後本当に改装して、花輪を出して、新装開店!とやったのだった。

その後数ヵ月、客の入りは代わり映えもしない感じだったが、やはり駄目だったようだ。
多分借金をして、店舗を建てて、機材を揃えて、開店して、再起をかけてさらに借金して、改装して、それでも客が入らずに潰れていく。
残ったのは膨大な借金だけか。

会社の実力主義は大変だとは思うが、もうそんなレベルとはわけが違うでしょう。

サラリーマンの厳しさなんて、かわいいもんでしょう。あのお好み焼屋のにいちゃんにしてみると。


まあ、そのお好み焼屋に私は入った事はないのだが。


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2007年05月07日

いきなりクビ!?

日本ブランチの同僚がいきなりクビになった。
同僚といっても40歳代後半の人だ。

理由は

「パフォーマンスが悪いから」

なのだと。

この会社に勤めて2年あまりだったそうだ。日本ブランチのメンバーの中で英語が一番堪能な人だったのだが、技術的な面が弱かった。
単なる通訳的な立場になっていたのが、本社サイドは不満だったらしい。

この人を採用した人と、今の上司も違う人なのも原因であろう。
人によって重きを置く面は異なるのは当然だ。

しかし、ただでさえ日本では人手不足で大変なときなのに、だ。

「残った全員で彼の仕事を割り振るように。」

ということで、仕事の引継ぎなんてものもない。もう彼と会う事も二度とない。
なので、過去のメールやらドキュメントやらを見直して、何とか引き継ぐしかないのだ。

すごい実力主義なのであった。

この調査にあった、

「実力主義」と「年功主義」の会社とどちらがいいか、

なんてかわいいもんなのである。どっちにしろ、多くの日本企業の現状だとクビになんてならないのだから。


そう考えると、今の会社の試用期間3ヶ月なんて何の意味もない。試用期間だと1週間前の宣告でクビを切れるが、それ以降だと1ヶ月になるだけだ。
要はクビを宣告されてから1週間分の給料があるか、1か月分の給料が出るか、というだけのことなのであった。

残った同僚の一人が私にこう言った。

「すごいでしょう、この緊張感。ハイリスクハイリターンの世界ですからね。がんばりましょう!」

この人は財閥系企業から転職して外資二社目である。なんだかそんな緊張感を楽しんでいるようであった。


そうだ。どうせなら、楽しんでやってやるしかない。



タグ:クビ
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2007年04月27日

第一関門

転職していきなり与えられた課題は、

「XXを動くようにして、4月中に顧客にデモするように。」

で、なんだかよくわからないままに、開発に突入。

初めて聞いた用語も一杯だ。

うーむ。
経験者採用なのに、経験に関係なく、なぜこんなことをさせるのかまったく疑問だったが、今他にやれる人もアサインできないし、余裕も無いのがベンチャーだったりするのであった。

「こんなのやったことありません。そんなすぐに出来ません。」

と言いたい所だが、如何せん試用期間でもあるし、すぐに諦めるのも癪に障る。

というわけで、Amazonあたりで本を探し回り、買い捲り、手探りで(半泣きで)開発を進めた。

先週ぐらいまで、なんだか魑魅魍魎であり、五里霧中なのだった(全泣き)。

が、なぜだか一気に啓けた。
わかればどうということは無かった。

で、デモも大成功。お客も喜んでくれた。

ふー。
第一関門突破(多分)というところか。

結果をレポートすると、上司は一言

「This is good.」

とクールに流してくれたのだった。




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2007年04月24日

今になって

前職で辞める前にやった仕事があった。

ちょっとしたモジュールの開発だったのが、たらい回しにされて私のところに回ってきた仕事だった。
試作品レベルの開発だったが、結構ちゃんと機能して、フィールドテストでもうまく活用されて、販社の反応は上々だった。

とはいえ試作品だったこともあり、たいした引継ぎもしないで放置してきたのだった。


それがなんと今になって、前職からそのモジュールのサポートの依頼が来た。

「あるお客があのモジュールをどうしても使いたいといってるんです。
大変申し訳ないのですが、英語のドキュメントだけでもお願いします。」


英語のドキュメント?

ふむ。お客は?と。

何と、ニュージーランドのお客ですと!

サポートさせていただきましょう、他ならぬニュージーランドのお客様!

本人を別にして、自分の造ったモジュールだけがニュージーランドで活躍するとは何とも皮肉な話だが、これはこれで面白い。

まあ、何が縁になるかも分からないし、ここは手弁当でお手伝いしましょうか。



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2007年04月23日

自転車にはヘルメットを

アメリカにいたときに買ったセサミストリートのDVDがある。
テーマは自転車の乗り方についてである。

エルモが

「自転車に乗るときはヘルメットを忘れないでね!」

というのを繰り返しやっているのだ。

そんな調子でアメリカやカナダ、ニュージーランドでも自転車に乗るときは大人も子供もヘルメットは必須なのである。
ヘルメットなしで自転車に乗っている人を殆ど見かけない。

一方で日本ではヘルメットをかぶって自転車に乗っている人は本格的なロードバイクに乗っている人ぐらいだ。

自分も通勤の自転車ではヘルメットをかぶってない。
見通しの悪い交差点も多いし、自動車とも歩行者ともすれすれで走っているので、日本のほうが危ないぐらいなのだが。

そこでちょっと気になるのは、子供を自転車のハンドル、キャリアのチャイルドシートに乗せている親御さんの場合である。子供二人に買い物袋ぶら下げてっていう凄いお母さんもいる。(ちなみに二人乗せるのは違法らしい)

何度か、そんなお母さんが子供を乗せて転倒しているのを見かけたことがあった。
子供号泣だった。
これはだいぶ危ない。

と思っていたら、今朝もっとすごいお母さんを見かけた。

右手に子供(幼稚園年中ぐらい)を抱えて、左手だけでハンドリングしている。子供はコアラ状態で母親にしがみついているのだ。
勿論ヘルメットもないし。
それでがんがん走っていた。

すげー。
なんかアジアな感じだ。


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2007年04月20日

仕事はダイレクトで

新たに妻の仕事も始まった。

カナダの会社から技術ドキュメントの翻訳依頼が来たのだ。
それで早速張り切って仕事をしている。

以前、アメリカにいたときは妻は翻訳会社に所属して、仕事をまわしてもらっていた。
翻訳会社との契約で得られる報酬は、実際に仕事を出す会社と翻訳会社との間で交わされる額の半分にも満たなかった。

カナダの会社もどこかの翻訳会社と契約をしていたのだが、やはり単価が高いのが頭の痛い問題だったようだ。
さらに、翻訳会社経由だと、直訳的表現が多いし、突っ込んだ意訳は出来ない。

仕事で頼まれているのは翻訳であるし、とりあえず間違っていないことが重要だから当然である。

しかし、お客に見せるドキュメントで、英語を無理やり日本語にした文面というのは変な感じがすることも多い。

日本での展示会で、外資系の会社の資料の日本語が変なのはそのためであろう。

この会社のドキュメントもご多分に漏れず、おかしい表現が多かった。

会社と直接契約できるので、いい文章を作るために、どんどん意訳できるし、技術的な詳細のチェックは私のほうで出来る。
会社にとっては、翻訳会社に依頼するよりも、作業費も安く出来る。

こちらも翻訳会社に登録して、安く使われるよりよほど遣り甲斐があるのだ。

というわけで両者にとってプラスな話なのであった。

こんなふうに、もっとダイレクトに仕事が出来る関係に世の中進めば効率的でいいのになあ、と思う。

派遣社員とか。


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2007年04月18日

黒字必達

元の上司との話では、トップがソフトウェア・ソリューションビジネスの強化を考えているという話であった。

私のいた部署は、昨年度だけで9人も異動・退社してしまった。課長は何とか今年度こそは人員の増強したいと考えていた。
今年度に入って元の部長が降格になったため、着任した新しい部長に直訴しにいったのだという。
私は知らない人だ。

トップからソリューションを強化するように言われているわけだから、当然、うまく話が進むと思っていた。

すると、部長の答えはこうだった。

「今年度は黒字必達だ。正社員は増やせない。」

正社員を減らして黒字を目指す。分かりやすい話である。
私が辞めたのも会社にとっては喜ばしいことであったのだ。

これでは何のために部長を変えたのかも意味不明だが。

今年度の数値目標を達成できなければ、ソリューションなどと夢みたいなことを言っている場合ではない、というのが本音である。

課長はぼやく、

「去年から減ったのは9人。増えたのは、派遣社員一人と中国のローカルエンジニア二人だ。これでどうやってソリューション強化しろっていうんだ。いい加減我慢の限界もあるよ。」

そうやって、開発を中国に移し、国内は次々入れ替わる派遣社員を増やせば、会社は生き残るかも知れない。

一言、課員が減ったのはこの課長の責任ではないとだけは言っておきたい。




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2007年04月17日

十社十色

垂直統合型の前職では、どちらかというと他社から個々の技術を買ってきてそれを元に最終製品にし、ブランド力で売っていくということが多かった。

今の水平統合型の仕事では、そうした垂直型の会社に技術を売って、売り上げを立てている。
というわけで、日本企業は大事なお得意様なのである。

早速、何社か訪問する機会を得た。
日本にいる間に、出来るだけクライアントを訪問してこいということだ。

都内のある会社に行った。
フロア中が作業エリアとなっていて、PCや色々な機材が所狭しと置かれている。担当エンジニアや、派遣社員がそこでひしめき合って作業をしている。

自分の席やパーティションなどない。
マシンのせいで異常に室温が高い。
おっさんばかりで、やけに汗くさい。
なのに、皆スーツを着たままだ。

そんな環境に誰も文句もないように、黙々と画面に向かって作業をしている。
いくつかの画面にはアニメのキャラクターがでかでかと映し出されている。

うーむ。熱い。くさい。早く出たい。


別の会社は、古い工場だった。

全員古めかしい灰色の作業服を着ている。壁は黄ばんでいるし、作業机も昔の職員室のようで、タイムスリップしたような錯覚さえ覚える。

この会社の方々は、皆にこやかで、素朴な印象だった。
自分たちの製品に誇りを持っている。自分の会社がすごく好きなようだ。
こんな世界がまだ残っていたのか、という驚きがあった。

なんか面白い。
カナダの会社に勤めることで、色々な日本の会社の様子を垣間見られるなんて。

今までにない経験が出来そうだ。


 


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2007年04月16日

ジャパニーズドリーム

カナダで上司、同僚たちとランチをしていたときのことだ。
一緒にいたのは、イギリス系、中国系、アメリカ系カナダ人だった。

何気ない会話で、

「カナディアンドリームってなんだろう?」
「チャイニーズドリームって?」

という話題になった。
結局、どちらもアメリカンドリームと近いものがあるね、という結論だった。
まあ、リスクを承知で勝負して、ビッグになってやるぜ、みたいな。

当然の流れとして、

「ジャパニーズドリームってどうよ?」

と上司に質問された。

うーむ。なんだろう。
考えたことも無かった。

ローンを定年前に払い終わることか?そりゃドリームじゃないな。

家族が平和で、健康に暮らせること?これを第一に考えているようにも思えない。

会社に定年まで勤め上げて、部長ぐらいにはなることか?

とっさにまともな答えが思い浮かばなかった。

私「他人のやり方と大きく外れず、普通にやっていくことですかね?」

上司「ふーん。そうかもね。じゃあ、君はだいぶおかしいな。ははは。」

私「ええ。相当おかしいですよ!ははは...」

そもそも「ジャパニーズドリーム」という概念がないのかもしれない。
「ただいま」が英語の概念にないような感じ。

ビジネスに成功して金持ちになると「xx成金」とか言われて、蔑まれるのがオチだし。

まあ、今更の話だが、「ジャパニーズドリーム」の定義を自分が持って無いということに気付いたのは発見だった。

そして、そんな大きな夢を見ない生き方が日本企業を支えているのかもしれないと思ったのであった。


 
タグ:日本企業
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2007年04月13日

大企業の今後

久しぶりにS部長とゆっくり話をした。

なぜだか、在職中から知り合いのベンチャーなんかを一生懸命紹介してくれた。
紹介してもらった何社かの日本のベンチャーは、仕事内容は面白そうだったが、なかなか人が集まらないので苦労しているようだった。
そんな話を聞くと、日本ではやっぱり今でもより安定した企業へ就職するほうが一般的なのだろうなあと思う。

そのベンチャーの社長にS部長が勝手に私の話をしていて、先方も

「会ってみましょう」

と言ってくださっていたらしい。
うれしいが、勝手にそういう話を進めないで欲しいぞ、S部長。


S部長自身もアメリカでの仕事を引き上げて、日本に戻ってきていた。
人の仕事の心配より、自分の仕事を心配したほうがいいのだ。

私「自分が行けばいいじゃないですか。」

S部長「子供が大学生でお金もかかるし、今更そういう冒険もできないよ。」

といって、社内で別の仕事を探しているらしい。


私「しかし、この会社が10年後、どうなっていると思ってます?」

S部長「今のままだと思うよ。そんなに急成長もなく。」

私「それはある意味、楽観的な見方ですが、どうしてそう思えます?」

S部長「アメリカの会社みたいなダイナミックなものはまったくない。ないが、社員がやっぱり真面目なんだよな。
そこそこ優秀な大学院出ばっかり集めて、『夢のある製品造りを!』とか言いながら、実際の仕事の大半は雑用だろ?
そんなことを淡々とこなせるなんて、他の国じゃなかなかないんだよ。
アメリカ人の大学院出だったら、あんな仕事させられたら、すぐ転職しちゃうよ。」

私「確かに、最近は新しい技術なんかは大抵アメリカのベンチャーから買ってきてますしね。
とすると、今後も、他社から技術を買って、そこそこの物を、そこそこの価格で淡々と出し続けていくだろう、と?」

S部長「そう。それじゃあ大して革新的なことは起こせないだろうが、生き残ることは出来るんじゃないかな。
最近の人事で、大半の部長、部門長レベルが降格になっているのに、誰も辞めないだろ?アメリカじゃ考えられない話だ。」

自分もアメリカから撤退してきた身だしな。

確かに今までそうやって生き残ってきたのは確かである。

さて、今後もそれが通用するのかどうか、だ。


 


タグ:日本企業
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2007年04月11日

トップダウンも難しい

前職で、最終的に会社を辞める話を上司にしたとき、

「今抜けられるのは困るけど、自分のやりたいことをやったらいいと思うよ。
前から、どういうことをやりたいか聞いていたし、それがここで実現できないのははっきりしたからな。」
「自分も今のままだとまずいと思うし、どうにかしようと思っている。まあ転職するという意味じゃないけどな。」

「それにしても、カナダかー。それはいい話だなあ。」

と言ってくれた。
この人、北海道出身なので、カナダのような風景が好きらしい。
といいつつ、最近、街中に土地を買ったらしいので、都会でがんばるつもりのようだ。

このときは気を許したのか、ついでに普段聞かないような上司の愚痴も一杯でてきた。

その上司と最近話をする機会があった。
どうも、組織が変わって、当時の部長たちの大半が担当部長に降格となったらしい。

トップのほうはやはり、ソリューションビジネスへの展開をやりたいらしい。
中間管理職にその気がなかったのだが。
今回の人事はその結果であろうか。

少しは変化しつつあるのかもしれない。

「いや、本質的にはまだまだ変わってないと思うよ。」とその上司。

トップダウンというのも、なかなか簡単にはいかないようだ。


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2007年04月10日

食べすぎ注意

ほんの数週間カナダに行っていただけで、体重が数キロ増えてしまった。

朝食会やランチを仲間と一緒にいくと、膨大な量が出てきて、それをつい食べ過ぎる。
出てくる量が多い上に、野菜類は少ない。

後半は食傷気味で、朝食会でもフルーツサラダなんかだけを可愛く食べたりして、

「何それ?」

とか不思議がられていたのだが。
さらにそれも食べきれずに残してたし。

ホテルにあるジムで自転車も出来るだけこいでみた。
(時差ぼけで居眠り運転していたのには驚いた)

やっぱり欧米人に比べると、根本的に基礎代謝量が違うんだろうなあ。

移住したら、娘も学校にランチ持参だろうから、私も弁当持参したいところだ。

ピーナツバターサンドだったりして。


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2007年04月02日

アーリーイマージョン

カナダのオフィスで知り合ったエンジニアと飲みに行った。

彼は中国系カナダ人だ。
4-5歳の頃、中国から移住してきたのだという。

うちの上の娘は、この夏から彼と同じ境遇になろうとしている。

カナダの小学校では、フランス語をすぐに学びだす(アーリーイマージョン)か、まずは英語中心で勉強しておいて後でフランス語を勉強するかを選択できるらしい。

当然英語もままならない娘にとって、いきなりフランス語もないだろうと思っていた。

彼が言うには、

「自分もそういう境遇だったが、今振り返ると一緒に英語もフランス語もやっておいてよかったと思う。
大きくなっていくと受験とかやることも増えるし、負担も増えるよ。そんなに大変だった記憶もないし。」

なるほどそんなものかもしれない。

「あと、一般的な話とは言えないけど、個人的な見解としては、アーリーイマージョンを選ぶ子供のほうが学力が高い気がするね。
だから、友達とか考えるとアーリーイマージョンのほうがいいと思うよ。」

なるほど。
彼自身がそういう環境で育ってきただけあって、説得力がある。

悩む。

ちなみにこの彼は中国語2ヶ国語も出来るので、全部で4ヶ国語できる。

「最初、英語以外は中国語だと思っていたから、フランス語のクラスで一生懸命中国語でしゃべってたんだ。」

笑える。
そして、日本のアニメ、漫画、ドラマにすごい詳しかったりするのだが、日本語は出来ないのであった。



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2007年03月30日

進捗確認

トレーニングもそこそこに、仕事を与えられた。

そして上司は、一日に何回も私のキューブにやってくる。
進捗を確認しにくるのだ。

そして、毎回、何時いつまでに出来そうか、と尋ねてくる。

「XXは木曜の午前中までに結果を見せて。」

それはもうすごいプレッシャーである。

確かにアメリカのときでもそうだった。

日本での前職では、週に一回だけ、進捗確認をしていた。
上司が他に仕事があるとそれすらスキップされていたのとは大違いである。


しかしだ。
今の上司、私がカナダに来る前に一週間休みを取っていた。
そしてまた、

「今年最後のスキーに行くから」

といって、木曜の正午に帰宅してしまったのであった。

なるほどそれで木曜の午前中までだったんですなあ。


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2007年03月29日

お馬鹿ガジェット発見!

カナダのオフィスのキッチンに面白いものを見つけた。

その名も、Fresh Cup Systemである。

leftsidepic_home.jpg

カップ一個を洗う専用マシンである。
スーパーお馬鹿だが、実に便利なのだ!

円柱の真ん中に仕切り板があって、こちら側に使用済みカップをひっくり返して置く。
ボタンを押すと、円柱が半回転してカップをあちら側に取り込み、洗浄が始まる。
次のカップを置いてボタンを押すと、洗い終わったカップが出てくるという仕掛けだ。

こちらが、この商品のサイト
動画の説明もある。

日本人には思いもつかないだろう。置くところもないし。

ちなみにオーストラリア製。

大陸の人は考えることが違うぜ。

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2007年03月28日

垂直型と水平型

垂直統合型と水平統合型の話は昨今よく聞く話である。

今のカナダの会社は典型的な水平型であり、前職は典型的な垂直型であった。

これは企業の経営方針というより、個々人の、考え方や仕事に対するアプローチの仕方の集積が、そのまま企業経営に現れているのかなあと思う。

今の会社は小さい会社である。社員はほぼソフトウェアエンジニアだ。
にもかかわらず、ネットワーク担当、システムアドミニストレーターのような専用職がいる。
彼らは開発に一切関わらない。
前職では、詳しい人が兼任していることはあったが、そういうことはしない。

私がこちらにくると、各担当者が現れ、設定をしてくれる。
メールやスパム処理の設定から、ネットワークドライブのアサインまで、至れり尽くせりである。
それぐらい自分で出来るわ!と突っ込みを入れたいところだが、彼らも自分の仕事として自信をもってやっていて、誇らしげに説明してくれる。

ちょっと必要なものが出ると、マネージャー経由で、怒涛のように各々の担当者がサポートしてくれるのだ。
これは、非常に助かる。

もう開発の人間は開発だけやっとれ、ということなのである。

前職では、自分の環境設定は当然ながら、部門長殿の設定まで開発者に仕事が回ってきたりしていた。さらには業務範囲は客先へのプレゼンからカスタマーサポートまで幅広かった。
要は何でもやっておくれ、というスタンスだ。
大きくはシステム管理など別会社にやらせている場合もあったが、身近な細々したことは大抵自分たちでやっていた。

こっちの会社ではその細々も専門職の人がやってくれる。

この延長線上に会社の経営スタイルが決まってくるのだなあと強く感じた。
あ、まったくその逆で、経営スタイルが個人への要求に影響しているのかもしれないが。

こればっかりは企業文化としかいいようがない。
重要なのは、どっちの企業風土が自分にあっているか、ということであろう。


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2007年03月25日

祝転職ということで。

クマデジタルさんから、祝電(?)トラックバックをいただきました。

そうなんです。ついにカナダに来ています。
ただ、まだ移住は完了していなくて、出張で来ています。

ですので、とりあえず祝転職ということで。


エネルギーだけじゃなくて、たとえば紙もそうですね。
トイレのペーパータオルなんかいまだに普通にいっぱい使ってます。アメリカで驚いたのは、掃除のおばちゃんとかがペイパータオルで掃除して、紙を捨てまくってたりします。
プレスクールでも、子供たちが小さい手を拭くのに紙をばんばんとっては捨てていくのです。

一方で、ヨーロッパの環境先進ぶりはすごいですから、日本はアメリカとヨーロッパの間に位置しているような感じでしょうか。


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