2007年04月23日

自転車にはヘルメットを

アメリカにいたときに買ったセサミストリートのDVDがある。
テーマは自転車の乗り方についてである。

エルモが

「自転車に乗るときはヘルメットを忘れないでね!」

というのを繰り返しやっているのだ。

そんな調子でアメリカやカナダ、ニュージーランドでも自転車に乗るときは大人も子供もヘルメットは必須なのである。
ヘルメットなしで自転車に乗っている人を殆ど見かけない。

一方で日本ではヘルメットをかぶって自転車に乗っている人は本格的なロードバイクに乗っている人ぐらいだ。

自分も通勤の自転車ではヘルメットをかぶってない。
見通しの悪い交差点も多いし、自動車とも歩行者ともすれすれで走っているので、日本のほうが危ないぐらいなのだが。

そこでちょっと気になるのは、子供を自転車のハンドル、キャリアのチャイルドシートに乗せている親御さんの場合である。子供二人に買い物袋ぶら下げてっていう凄いお母さんもいる。(ちなみに二人乗せるのは違法らしい)

何度か、そんなお母さんが子供を乗せて転倒しているのを見かけたことがあった。
子供号泣だった。
これはだいぶ危ない。

と思っていたら、今朝もっとすごいお母さんを見かけた。

右手に子供(幼稚園年中ぐらい)を抱えて、左手だけでハンドリングしている。子供はコアラ状態で母親にしがみついているのだ。
勿論ヘルメットもないし。
それでがんがん走っていた。

すげー。
なんかアジアな感じだ。

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2007年04月20日

仕事はダイレクトで

新たに妻の仕事も始まった。

カナダの会社から技術ドキュメントの翻訳依頼が来たのだ。
それで早速張り切って仕事をしている。

以前、アメリカにいたときは妻は翻訳会社に所属して、仕事をまわしてもらっていた。
翻訳会社との契約で得られる報酬は、実際に仕事を出す会社と翻訳会社との間で交わされる額の半分にも満たなかった。

カナダの会社もどこかの翻訳会社と契約をしていたのだが、やはり単価が高いのが頭の痛い問題だったようだ。
さらに、翻訳会社経由だと、直訳的表現が多いし、突っ込んだ意訳は出来ない。

仕事で頼まれているのは翻訳であるし、とりあえず間違っていないことが重要だから当然である。

しかし、お客に見せるドキュメントで、英語を無理やり日本語にした文面というのは変な感じがすることも多い。

日本での展示会で、外資系の会社の資料の日本語が変なのはそのためであろう。

この会社のドキュメントもご多分に漏れず、おかしい表現が多かった。

会社と直接契約できるので、いい文章を作るために、どんどん意訳できるし、技術的な詳細のチェックは私のほうで出来る。
会社にとっては、翻訳会社に依頼するよりも、作業費も安く出来る。

こちらも翻訳会社に登録して、安く使われるよりよほど遣り甲斐があるのだ。

というわけで両者にとってプラスな話なのであった。

こんなふうに、もっとダイレクトに仕事が出来る関係に世の中進めば効率的でいいのになあ、と思う。

派遣社員とか。


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2007年04月18日

黒字必達

元の上司との話では、トップがソフトウェア・ソリューションビジネスの強化を考えているという話であった。

私のいた部署は、昨年度だけで9人も異動・退社してしまった。課長は何とか今年度こそは人員の増強したいと考えていた。
今年度に入って元の部長が降格になったため、着任した新しい部長に直訴しにいったのだという。
私は知らない人だ。

トップからソリューションを強化するように言われているわけだから、当然、うまく話が進むと思っていた。

すると、部長の答えはこうだった。

「今年度は黒字必達だ。正社員は増やせない。」

正社員を減らして黒字を目指す。分かりやすい話である。
私が辞めたのも会社にとっては喜ばしいことであったのだ。

これでは何のために部長を変えたのかも意味不明だが。

今年度の数値目標を達成できなければ、ソリューションなどと夢みたいなことを言っている場合ではない、というのが本音である。

課長はぼやく、

「去年から減ったのは9人。増えたのは、派遣社員一人と中国のローカルエンジニア二人だ。これでどうやってソリューション強化しろっていうんだ。いい加減我慢の限界もあるよ。」

そうやって、開発を中国に移し、国内は次々入れ替わる派遣社員を増やせば、会社は生き残るかも知れない。

一言、課員が減ったのはこの課長の責任ではないとだけは言っておきたい。


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2007年04月17日

十社十色

垂直統合型の前職では、どちらかというと他社から個々の技術を買ってきてそれを元に最終製品にし、ブランド力で売っていくということが多かった。

今の水平統合型の仕事では、そうした垂直型の会社に技術を売って、売り上げを立てている。
というわけで、日本企業は大事なお得意様なのである。

早速、何社か訪問する機会を得た。
日本にいる間に、出来るだけクライアントを訪問してこいということだ。

都内のある会社に行った。
フロア中が作業エリアとなっていて、PCや色々な機材が所狭しと置かれている。担当エンジニアや、派遣社員がそこでひしめき合って作業をしている。

自分の席やパーティションなどない。
マシンのせいで異常に室温が高い。
おっさんばかりで、やけに汗くさい。
なのに、皆スーツを着たままだ。

そんな環境に誰も文句もないように、黙々と画面に向かって作業をしている。
いくつかの画面にはアニメのキャラクターがでかでかと映し出されている。

うーむ。熱い。くさい。早く出たい。


別の会社は、古い工場だった。

全員古めかしい灰色の作業服を着ている。壁は黄ばんでいるし、作業机も昔の職員室のようで、タイムスリップしたような錯覚さえ覚える。

この会社の方々は、皆にこやかで、素朴な印象だった。
自分たちの製品に誇りを持っている。自分の会社がすごく好きなようだ。
こんな世界がまだ残っていたのか、という驚きがあった。

なんか面白い。
カナダの会社に勤めることで、色々な日本の会社の様子を垣間見られるなんて。

今までにない経験が出来そうだ。


 
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2007年04月16日

ジャパニーズドリーム

カナダで上司、同僚たちとランチをしていたときのことだ。
一緒にいたのは、イギリス系、中国系、アメリカ系カナダ人だった。

何気ない会話で、

「カナディアンドリームってなんだろう?」
「チャイニーズドリームって?」

という話題になった。
結局、どちらもアメリカンドリームと近いものがあるね、という結論だった。
まあ、リスクを承知で勝負して、ビッグになってやるぜ、みたいな。

当然の流れとして、

「ジャパニーズドリームってどうよ?」

と上司に質問された。

うーむ。なんだろう。
考えたことも無かった。

ローンを定年前に払い終わることか?そりゃドリームじゃないな。

家族が平和で、健康に暮らせること?これを第一に考えているようにも思えない。

会社に定年まで勤め上げて、部長ぐらいにはなることか?

とっさにまともな答えが思い浮かばなかった。

私「他人のやり方と大きく外れず、普通にやっていくことですかね?」

上司「ふーん。そうかもね。じゃあ、君はだいぶおかしいな。ははは。」

私「ええ。相当おかしいですよ!ははは...」

そもそも「ジャパニーズドリーム」という概念がないのかもしれない。
「ただいま」が英語の概念にないような感じ。

ビジネスに成功して金持ちになると「xx成金」とか言われて、蔑まれるのがオチだし。

まあ、今更の話だが、「ジャパニーズドリーム」の定義を自分が持って無いということに気付いたのは発見だった。

そして、そんな大きな夢を見ない生き方が日本企業を支えているのかもしれないと思ったのであった。


 
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2007年04月13日

大企業の今後

久しぶりにS部長とゆっくり話をした。

なぜだか、在職中から知り合いのベンチャーなんかを一生懸命紹介してくれた。
紹介してもらった何社かの日本のベンチャーは、仕事内容は面白そうだったが、なかなか人が集まらないので苦労しているようだった。
そんな話を聞くと、日本ではやっぱり今でもより安定した企業へ就職するほうが一般的なのだろうなあと思う。

そのベンチャーの社長にS部長が勝手に私の話をしていて、先方も

「会ってみましょう」

と言ってくださっていたらしい。
うれしいが、勝手にそういう話を進めないで欲しいぞ、S部長。


S部長自身もアメリカでの仕事を引き上げて、日本に戻ってきていた。
人の仕事の心配より、自分の仕事を心配したほうがいいのだ。

私「自分が行けばいいじゃないですか。」

S部長「子供が大学生でお金もかかるし、今更そういう冒険もできないよ。」

といって、社内で別の仕事を探しているらしい。


私「しかし、この会社が10年後、どうなっていると思ってます?」

S部長「今のままだと思うよ。そんなに急成長もなく。」

私「それはある意味、楽観的な見方ですが、どうしてそう思えます?」

S部長「アメリカの会社みたいなダイナミックなものはまったくない。ないが、社員がやっぱり真面目なんだよな。
そこそこ優秀な大学院出ばっかり集めて、『夢のある製品造りを!』とか言いながら、実際の仕事の大半は雑用だろ?
そんなことを淡々とこなせるなんて、他の国じゃなかなかないんだよ。
アメリカ人の大学院出だったら、あんな仕事させられたら、すぐ転職しちゃうよ。」

私「確かに、最近は新しい技術なんかは大抵アメリカのベンチャーから買ってきてますしね。
とすると、今後も、他社から技術を買って、そこそこの物を、そこそこの価格で淡々と出し続けていくだろう、と?」

S部長「そう。それじゃあ大して革新的なことは起こせないだろうが、生き残ることは出来るんじゃないかな。
最近の人事で、大半の部長、部門長レベルが降格になっているのに、誰も辞めないだろ?アメリカじゃ考えられない話だ。」

自分もアメリカから撤退してきた身だしな。

確かに今までそうやって生き残ってきたのは確かである。

さて、今後もそれが通用するのかどうか、だ。


 
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2007年04月11日

トップダウンも難しい

前職で、最終的に会社を辞める話を上司にしたとき、

「今抜けられるのは困るけど、自分のやりたいことをやったらいいと思うよ。
前から、どういうことをやりたいか聞いていたし、それがここで実現できないのははっきりしたからな。」
「自分も今のままだとまずいと思うし、どうにかしようと思っている。まあ転職するという意味じゃないけどな。」

「それにしても、カナダかー。それはいい話だなあ。」

と言ってくれた。
この人、北海道出身なので、カナダのような風景が好きらしい。
といいつつ、最近、街中に土地を買ったらしいので、都会でがんばるつもりのようだ。

このときは気を許したのか、ついでに普段聞かないような上司の愚痴も一杯でてきた。

その上司と最近話をする機会があった。
どうも、組織が変わって、当時の部長たちの大半が担当部長に降格となったらしい。

トップのほうはやはり、ソリューションビジネスへの展開をやりたいらしい。
中間管理職にその気がなかったのだが。
今回の人事はその結果であろうか。

少しは変化しつつあるのかもしれない。

「いや、本質的にはまだまだ変わってないと思うよ。」とその上司。

トップダウンというのも、なかなか簡単にはいかないようだ。


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2007年04月10日

食べすぎ注意

ほんの数週間カナダに行っていただけで、体重が数キロ増えてしまった。

朝食会やランチを仲間と一緒にいくと、膨大な量が出てきて、それをつい食べ過ぎる。
出てくる量が多い上に、野菜類は少ない。

後半は食傷気味で、朝食会でもフルーツサラダなんかだけを可愛く食べたりして、

「何それ?」

とか不思議がられていたのだが。
さらにそれも食べきれずに残してたし。

ホテルにあるジムで自転車も出来るだけこいでみた。
(時差ぼけで居眠り運転していたのには驚いた)

やっぱり欧米人に比べると、根本的に基礎代謝量が違うんだろうなあ。

移住したら、娘も学校にランチ持参だろうから、私も弁当持参したいところだ。

ピーナツバターサンドだったりして。


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2007年04月02日

アーリーイマージョン

カナダのオフィスで知り合ったエンジニアと飲みに行った。

彼は中国系カナダ人だ。
4-5歳の頃、中国から移住してきたのだという。

うちの上の娘は、この夏から彼と同じ境遇になろうとしている。

カナダの小学校では、フランス語をすぐに学びだす(アーリーイマージョン)か、まずは英語中心で勉強しておいて後でフランス語を勉強するかを選択できるらしい。

当然英語もままならない娘にとって、いきなりフランス語もないだろうと思っていた。

彼が言うには、

「自分もそういう境遇だったが、今振り返ると一緒に英語もフランス語もやっておいてよかったと思う。
大きくなっていくと受験とかやることも増えるし、負担も増えるよ。そんなに大変だった記憶もないし。」

なるほどそんなものかもしれない。

「あと、一般的な話とは言えないけど、個人的な見解としては、アーリーイマージョンを選ぶ子供のほうが学力が高い気がするね。
だから、友達とか考えるとアーリーイマージョンのほうがいいと思うよ。」

なるほど。
彼自身がそういう環境で育ってきただけあって、説得力がある。

悩む。

ちなみにこの彼は中国語2ヶ国語も出来るので、全部で4ヶ国語できる。

「最初、英語以外は中国語だと思っていたから、フランス語のクラスで一生懸命中国語でしゃべってたんだ。」

笑える。
そして、日本のアニメ、漫画、ドラマにすごい詳しかったりするのだが、日本語は出来ないのであった。



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2007年03月30日

進捗確認

トレーニングもそこそこに、仕事を与えられた。

そして上司は、一日に何回も私のキューブにやってくる。
進捗を確認しにくるのだ。

そして、毎回、何時いつまでに出来そうか、と尋ねてくる。

「XXは木曜の午前中までに結果を見せて。」

それはもうすごいプレッシャーである。

確かにアメリカのときでもそうだった。

日本での前職では、週に一回だけ、進捗確認をしていた。
上司が他に仕事があるとそれすらスキップされていたのとは大違いである。


しかしだ。
今の上司、私がカナダに来る前に一週間休みを取っていた。
そしてまた、

「今年最後のスキーに行くから」

といって、木曜の正午に帰宅してしまったのであった。

なるほどそれで木曜の午前中までだったんですなあ。


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2007年03月29日

お馬鹿ガジェット発見!

カナダのオフィスのキッチンに面白いものを見つけた。

その名も、Fresh Cup Systemである。

leftsidepic_home.jpg

カップ一個を洗う専用マシンである。
スーパーお馬鹿だが、実に便利なのだ!

円柱の真ん中に仕切り板があって、こちら側に使用済みカップをひっくり返して置く。
ボタンを押すと、円柱が半回転してカップをあちら側に取り込み、洗浄が始まる。
次のカップを置いてボタンを押すと、洗い終わったカップが出てくるという仕掛けだ。

こちらが、この商品のサイト
動画の説明もある。

日本人には思いもつかないだろう。置くところもないし。

ちなみにオーストラリア製。

大陸の人は考えることが違うぜ。

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2007年03月28日

垂直型と水平型

垂直統合型と水平統合型の話は昨今よく聞く話である。

今のカナダの会社は典型的な水平型であり、前職は典型的な垂直型であった。

これは企業の経営方針というより、個々人の、考え方や仕事に対するアプローチの仕方の集積が、そのまま企業経営に現れているのかなあと思う。

今の会社は小さい会社である。社員はほぼソフトウェアエンジニアだ。
にもかかわらず、ネットワーク担当、システムアドミニストレーターのような専用職がいる。
彼らは開発に一切関わらない。
前職では、詳しい人が兼任していることはあったが、そういうことはしない。

私がこちらにくると、各担当者が現れ、設定をしてくれる。
メールやスパム処理の設定から、ネットワークドライブのアサインまで、至れり尽くせりである。
それぐらい自分で出来るわ!と突っ込みを入れたいところだが、彼らも自分の仕事として自信をもってやっていて、誇らしげに説明してくれる。

ちょっと必要なものが出ると、マネージャー経由で、怒涛のように各々の担当者がサポートしてくれるのだ。
これは、非常に助かる。

もう開発の人間は開発だけやっとれ、ということなのである。

前職では、自分の環境設定は当然ながら、部門長殿の設定まで開発者に仕事が回ってきたりしていた。さらには業務範囲は客先へのプレゼンからカスタマーサポートまで幅広かった。
要は何でもやっておくれ、というスタンスだ。
大きくはシステム管理など別会社にやらせている場合もあったが、身近な細々したことは大抵自分たちでやっていた。

こっちの会社ではその細々も専門職の人がやってくれる。

この延長線上に会社の経営スタイルが決まってくるのだなあと強く感じた。
あ、まったくその逆で、経営スタイルが個人への要求に影響しているのかもしれないが。

こればっかりは企業文化としかいいようがない。
重要なのは、どっちの企業風土が自分にあっているか、ということであろう。


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2007年03月25日

祝転職ということで。

クマデジタルさんから、祝電(?)トラックバックをいただきました。

そうなんです。ついにカナダに来ています。
ただ、まだ移住は完了していなくて、出張で来ています。

ですので、とりあえず祝転職ということで。


エネルギーだけじゃなくて、たとえば紙もそうですね。
トイレのペーパータオルなんかいまだに普通にいっぱい使ってます。アメリカで驚いたのは、掃除のおばちゃんとかがペイパータオルで掃除して、紙を捨てまくってたりします。
プレスクールでも、子供たちが小さい手を拭くのに紙をばんばんとっては捨てていくのです。

一方で、ヨーロッパの環境先進ぶりはすごいですから、日本はアメリカとヨーロッパの間に位置しているような感じでしょうか。


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2007年03月23日

人情味溢れる国だった

この季節、いくら三寒四温とはいっても、昨日の最低気温が-15℃で今日の最高気温が12℃。一日で、その差27℃だ。
どんな服を着ればいいのか気をつけないと、汗だくになる。


さて、カナダに来てもうすぐ1週間だ。
カナダ人(オタワ人?)は基本的に皆いい人な感じがする。

昨日、会社から帰る前にトイレに行った。
洗面台の前で鼻をかんだら、いきなり鼻血。

うげー。と思って鼻を抑えて途方に暮れているところにVP登場。

VP「おい、大丈夫か?」

私「大丈夫です。」

VP「何か、助けがいるか?」

私「すいません。じゃあ、そこのペーパータオルをとっていただけませんか?」

VP「うーん。これよりキッチンにあるやつの方がいいだろう。待ってろ。」

いや、それでいいから早くほしいんだけど。

しばらくして、VP戻ってきた。

VP「ほら。」
ペーパータオル一巻き、ティッシュ一箱。どちらも未開封をどんと置く。

私「ありがとうございます。」
(そんなにいらんて)

VP「大丈夫か」

私「ありがとうございます。もう大丈夫です。」

VP「本当か?念のために、携帯の番号を渡しておくから、何かあったら連絡しなさい。」

私「ええ!どうもすいません。本当に大丈夫です。」

VP「おっと、ペンがない。ちょっと待ってろ。」(またどこかへ)

しばらくして

VP「ほら、もし病院とか行く必要があったら、すぐに連絡しなさい。」

私「いえ、大丈夫だと思います。すぐとまります。」

前職場だったら、不審そうに見られるだけで、絶対無視されていたであろう。

なんという人情。

畳み掛けるように次の日の朝、VPがわざわざ私のキューブにやってきた。

VP「昨日は大丈夫だったか?乾燥してるからな。」

私「あの後すぐとまりました。ご心配おかけしました。」


鼻血ぐらいで、そんなに気にかけてくれるなんてなんていい人だ。

カナダに来て、たった一週間だが、こんな感じの人が多い気がする。

すごくいい国かもしれないぞ、カナダよ。


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2007年03月22日

初最終帰宅者!

トレーニングもそこそこに、いきなり業務が言い渡された。

開発環境を作るのに手間取っていると、いつの間にかオフィスに残っているのは自分だけになってしまっていた。
時間はまだ19:30だというのに。

上司は17:00に帰っていったし。
うーん、すばらしい。

しかし、だ。
アメリカのオフィスでもそうだったが、照明から、モニタの電源まで皆つけっ放しで帰ってしまうのだ。

最初のころはむきになってモニタの電源を消して回ったりしていたが、すぐ諦めた。

下記は誰もいない(はずの)オフィスビル郡。

P3220378.JPG

さすが、産油国は違うぜ。


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2007年03月16日

スピードが命

異動したマネージャーと久しぶりに会った。

新しい仕事は大変だが、なかなか楽しいようだ。

「何が一番面白いかって言うと、付き合う会社がベンチャーなんだ。彼らのスピード感がまるで違う。その場でどんどん決めて進めていくんだ。」

大企業だと、プレゼン資料を作って、週に一度の経営会議で決議してもらう。
決まらずに、次週に持ち越しとなったりもする。

ベンチャーは勿論その小ささ故に、スピードが命だ。当然であろう。

今度行くカナダの会社はベンチャーであり、知名度も低い。
日本では、他社とのやり取りも政治力で負けることもしばしばあるようだ。
自分がオファーをもらったときにも、そんなスピード感を感じた。

大企業のぬるま湯でのんびりやってきたことしかない自分が、どこまでやれるか。

楽しみだ。


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2007年03月14日

理工系離れ(社内編)その2

理工系離れ(社内編)のエントリーに、トラックバックをいただいていた。
理系が連帯して、その地位を向上させようというテーマのブログである。
弁理士などをやっている人にとって、理工系離れが進み、日本の技術力が低下していくことは死活問題であろう。

エンジニアとして日本は働きにくいから海外にいってしまおう、という短絡的な発想の私などは、もう非国民であり、脱藩者なのだ。
まあ私一人いなくなっても企業も国もまったく困りはしないのだが。


最近、社内報をみて、ふと思ったことがあった。

あれだ。そこそこ成功した製品と一緒にうれしそうに写っている商品企画の人々。
だいたいが、自分の企画を実現させるため、「無理だ」というエンジニアと色々喧嘩しながら完成したという成功秘話になっている。

「おまえ一人の手柄か!」

と突っ込みを入れたい。

出すなら、製品化に携わった全員(設計、工場から販社から販売店まで)を出して欲しいものだ。そりゃ無理な話ではあるが。

こういうちょっとした表現が、明らかに商品企画のほうに魅力を感じさせるようなことになってないだろうか。

企画は素敵なお仕事、エンジニアは泥臭い仕事、というインプリンティングだ。


テレビのCMで、お父さんが新聞を読んでいる後ろで、家事をするお母さんという家族団らん映像を出すようなものだ。
家事は女がやるものでしょう的インプリンティング。

理工系離れを危惧するなら、商品企画楽しそう的インプリンティングを止めるべきではなかろうか。


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2007年03月08日

『田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪』に掲載された

先日、百式でおなじみの田口元さんとお会いする機会があった。

ITMediaに『田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪』というシリーズ記事がある。
なんと、そこで「やわなん」を取り上げてくれると!

で、その記事が掲載された!

bizid.gif
田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪:
「住みたいところに住む」ためのネットサービス――やわなん・りもじろうさん


よかったらご覧ください。
汚い開発環境を笑ってやってください。

田口さん、百式のサイトの雰囲気どおりの爽やかな方であった。企画力と実行力を兼ね備えた感じの人だった。

百式そのものは以前から知っていたが、
アルファブロガー 11人の人気ブロガーが語る成功するウェブログの秘訣とインターネットのこれから
FPN(フューチャー プランニング ネットワーク) 徳力 基彦 渡辺 聡
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この本を読んで、面白い人だなあと思っていたので、こっちがインタビューしたいぐらいだった。

仕事の管理術とか、ツールとか何も面白いものが提供できなかったのが悔やまれる。
よくよく考えると、会社と自宅のPCにスケジュールや情報などを管理してあって、それをVPNでどこからでも見れるようにしているため、普段何ももって歩いていないのだと気付いた。

ちゃんと説明せずにすんません。


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2007年03月06日

グローバリゼーション

最近、「なんとも、グローバリゼーションだなあ」と思ったことがあった。

転職、移住準備に忙しいなか、なぜまたXMLの認定試験を受けに行ったりしていたのか。

転職のためにいくつか認定試験を受けてみて、今さらながらわかったのは、基本から体系的に全体像を掴むのにこうした試験勉強が非常に効率的だということだ。
なので、今後もコンスタントに認定試験を利用して勉強を続けていこうと思っていた。

そんな折、面白い依頼があった。

「XMLの対策問題集を作るので、問題作成を手伝ってもらえないか。」

というのである。
当然ながら、その認定を取得しておくことが前提である。
試験の受験料も払うという。そして一問あたりいくら、という契約である。

これは面白い。

自分で金を払ってでも勉強をしようと思っていたことなので、快諾し、急いで受験したというわけだ。


さて、何がグローバリゼーションだなあ、と思ったかというと、この依頼してきた会社がインドの会社なのであった。

IT立国じゃなかったのか、インド。
インド人が日本人に仕事出すってどうよ。

確かに報酬としては安い。
安いが、インド人にとっては結構いいんじゃないだろうか。

インドでもITエンジニアが不足しつつある、というニュースを読んだことがある。

そんなわけで、世界を超えて仕事がまわる時代なのだなあ、と実感した次第だ。

そして妻には、「この忙しいときに何やってんの!」と怒られているのであった。


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2007年03月02日

γGTPを下げる その2

以前γGTPを下げるというエントリーを書いた。

案外、γGTPを下げたい人が多いようで、このキーワードで検索してくる人が多い。

つい最近、人間ドックに行ってきた。

相変わらず晩酌も欠かさずやっている。
検査の前日も普通に飲み食いした。

結果はほとんど問題なかった。
いやー、よかった。

自分の場合、体重とγGTPに相関関係があるようだ。

この10年ぐらいの体重とγGTPをプロットしてみた。
weightAndGTP.jpg

うーむ。恐るべき相関関係。

ストレス期には、残業と暴飲暴食で悪化していったのがよくわかる。
さらにアメリカでは、ともかく食いすぎであった。

帰国後、自転車通勤と、開き直りによるストレスからの開放の結果、改善されてきたのが見て取れる。
で、遂に正常範囲に戻ったというわけだ。

やっぱり健康が一番である。

カナダでも自転車通勤できるといいなあ。(夏限定)


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