2007年12月19日

カナダ版正規労働者?

今の職場には昇給も交渉次第で書いたロシア人よりもっと上手のカナダ人がいた。

彼は、二十代後半で若いのだが、とあるプロジェクトで顧客と何年にも渡って仕事をしてきた。
このプロジェクトに必要とする技術は、いまではすっかり古臭いものになってしまった。
で、担当者も少しづつ減っていて、社内で彼を含む二人ぐらいしか分かる人がいない、という状態までなったのだ。

とはいえ、顧客はまだこの技術を使い続けており、売り上げに貢献している。

さて、そんな状態になって、彼は自分の会社を興した。

「これからは会社からコントラクトとして契約させてもらいます。」

といって契約ベースで仕事を請けることにしたのだ。

一般的に社員より対会社で契約したほうが、収入はよい。
会社なので必要経費も色々処理できるというわけである。

「正社員って言ったって、どうせいつクビになるか分からないからな。会社にとって重要な技術を掴めば、契約でもそう簡単に終わりにできないし、こっちのほうが効率的だろ。」

若いのに非常に戦略家である。

池田信夫氏のフリーターを「正規雇用」にの中の

『不安定雇用という虚像』という調査も示すように、フリーター自身は必ずしも自由な雇用形態を不安定とは思っていない。IT化・グローバル化した現代のビジネスでは、Dan氏のような自由労働者が「正規労働者」で、終身雇用のサラリーマンが「非正規」なのである。

とある。この彼こそ正規労働者というところか。

この彼、優秀でやり手でありながら、残念なことにこれまでのところ、あまり女性にもてないらしい。こちらのほうの戦略は手薄のようである。




posted by りもじろう at 11:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | カナダの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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