中国人も最近は凄い上達しているという指摘であった。
それを裏付けるデータをたまたま見つけてしまった。
(pdf)

この5年でスコアが伸びていないのは日本だけだ。
受験者数は倍。
この記事によると
ここで、いったいわが国の英語教師のTOEIC スコアはどんなものだろうと気になり、調べてみました。その結果、TOEIC業界で有名な千田潤一氏が「日本の論点2003」の中で、高校が720、中学が655という数字を明らかにしていることがわかりました。
だそうだ。
英語教師がこの点数であるのだから習っている生徒は普通に学習しているとそれ以上にはなりえないだろう。
せめて英語の教師ぐらいTOEIC900点ぐらいを基準にできませんか。
プロの英語教師って英語ばっかりやっているわけだし。
【カナダの生活の最新記事】
>英語教師がこの点数であるのだから習っている生徒は普通に学習しているとそれ以上にはなりえないだろう
この論理がまかり通るなら、天才を教えられる人は天才だけということになりかねませんか?
日本の英語教師の採用基準に「TOEIC900点以上」を加えたところでそう簡単に日本人のTOEICのスコアは伸びないでしょう。
それを別にしても英語教えるんなら900点ぐらい簡単に取れるでしょ?とは思いますが。
この手のデータを見せられましたが、そのときの結論は
結局のところ平均点が低いのは受験者層が広いからとい
うものでした。
アフリカ、中南米、アジアは受験者の多くがエリート層でしょう。
このデータでは何とも言えないと思います。
> この論理がまかり通るなら、天才を教えられる人は天才だけということになりかねませんか?
「誰でもそれなりにちゃんと労力をかければ到達できる地点まで底上げするための指導」と、「普通の人をはるかに越える地点まで才能を伸ばすための指導」は性質がかなり異なると思うので、そういうことにはならないと思います。
ただ、日本の公立中高の教師は自分の教科以外にやることがたくさんありすぎるようにも見えますね…
上記に書いてる方がいらっしゃいますが、受験者数を見ると圧倒的に日本が多いです。
つまり猫も杓子も受けてるってことでしょ?
英語のレベルが低い人も多数受けているのですから平均点が下がるのは仕方ないと思います。
私の例え方がまずかったですね。すみません。
ただ主旨としては、「TOEICで900点を取る能力」と「教え子にTOEICで900点を取らせる能力」とはまったく別物である、ということが言いたかったのです。
>英語教師がこの点数であるのだから習っている生徒は普通に学習しているとそれ以上にはなりえないだろう
どちらにせよ上の意見には賛同しかねるということです。
(実感としてレベルが高いとも思っていませんが)
確率・統計を少しでも勉強した方なら、ひっかからない問題かとは思いますが、得点分布を見てみないと議論に値するデータは得られないと思います。
学校や会社などで「義務的に受験させられる」状況がある限り、どうしても分布に「裾」の部分がでてしまいますが、この状態で平均値の議論をするのはナンセンスです。
・30人のクラスで10人が100点でも残り20人が0点であれば、平均は10点です。
・30人のクラスのうち、成績のよい10人が厳選して受験すれば、10人とも満点となり、平均は100点です。
上記例に例えた場合に「前者が日本、後者が他の国」というデータもないので、完全に間違っている!とも言えないのですが、少なくとも「裏付けるデータ」とは言えないと思います。
よく「平均年収」などの話題でよくマスコミに踊らされる方々と同じです。少し考えればわかることですね。
日本だけは、そのトレンドに乗れていない。やばいんじゃないの、という話じゃないでしょうか。
英語教師のレベルについては、野球をやったことがないか、ちょっとやったことがある人に野球を習いたいと普通は思わないのではないのか、という話ですね。
TOEICで900点程度も取れないってことは、小学校で草野球やったぐらいな人だと思いますよ。
皆さんの意見は確かに正しいと思います。そして、問題は、それらを日本の教育者達が(政府ここでは省庁でしょうか)がどの程度真剣に受け止めるかですが、それは絶望的でしょう。一個人の気合に任せるしかありません。先述の企業や学校の方針で試験を受ける人口は、他国のエリート集団に比べれば当然ながら、意気は低い筈です。日本人に必要なのは、気合です。ははは。
教師かどうかは正直どうでもいいと考えて、職業として英語が求められるってところに目を向けると、最低でも800は欲しいんじゃないかなって思う。
でも英語を専門的に教えるっていうなら、900になるんだろうなぁ、*英語の専門家*ならね。
だから、平均で720とか655ってのは、ありえないんじゃないかな。平均ってことはそれ以下もたくさんいるってことだもんね…
−−−−−ここからは話変わりますが、
英語話せない人が英語教えるのって、ありえないよ、ホントは。理論的な問題じゃなくて、現在の日本人の実績を見れば一目瞭然。中学か高校出ただけである程度コミュニケーション取れるようになる人っていないじゃん? それは何十年も続けて証明されているわけで。必須科目なのに、ほとんどまったく成果を挙げてないなんて以上だと思う。全員、アメリカ人かイギリス人にしたらいいのに・・・なーんていって見るテスト。
日本人の英語力の問題も、職場に閉塞感が漂う理由も、これに尽きると思います。
だって、りもじろうさんご自身が、ご自身の英語力を国内で生かすより海外に活路を見出したわけでしょ?
日本人で英語が必要なのに話せないのは問題あるかもしれませんが、必要ない人まで英語を必要としているような錯覚が不幸を招いているのでしょう。はっきり言って、多くの日本人には英語が必要ないので話せないのです。
まあ、英語の先生が駄目なのは英語教育のニーズがそうなっているのであって、長い歴史で必然的にこうなってしまったというのは、ある意味で常識です(英語教育史というのがあるのです)。不必要であるにもかかわらず一律に勉強させられるために、国民的に高いレベルの教育を必要としない層が大多数なのです。程度に合った教育層なんでしょう。たぶん。
英語亡国に陥る国は必然的にそうなってしまうわけで、りもじろうさんも分析している通り、ある意味で日本は生産拠点として英語の必要な時代から逃れてきたし、そのまま不必要なままであるのが、幸か不幸か現実なのだと思います。
日本語しかできない、かつて優秀だった民族が、これからどうやって国際競争力を維持していくんだ、っていう、よくある話でしょ。
「あなただって英語しかできないでしょ、日本語勉強しなさい!」
と言って、わざわざお金払って勉強してくれる人が世界中にどのくらいいるんでしょうか。
自分はスコアだけなら900点以上(海外経験ほぼなし)あるけど、ビジネスレベルの英会話ができるかっつったら無理ですよ。ネトゲで外人とチャットしてて日本人だっていうと驚かれるくらいには書けるけど、同じくらいしゃべれるかっていったら自信ないです。
自分も目指してた時期がありますが、英語の教師っていっても、
その実態は英文学とかやってる大学生ですよ?
900点代なんてクラスに1人とか、そんな程度しかいないです。
そんな基準にすれば司法試験のような難易度になるでしょうし、
現実的には外国人教師を呼ぶことになるような気がします。
そのレベルに達している人が、日本に居続けてくれる保証もないですし。
そういうレベルの人を先生にしている制度に。
TOEICの点数とかあんまり関係ないですよ。
話せるか話せないかで英語できるかできないかに分けられますね。TOEICで高得点得とくしてもしょせん日本で通用する英語の範囲だから、本当に英語を上達したい日本人は外国へ留学するかせめて1年すんでみたらいいんじゃないんですかね?
私は日本語とイタリア語を話します。(少し英語も)
スイスで、レストランに入ったときの事。
ボーイにオーダーを英語で伝え終えた最後に、イタリア語で一言お礼を言ったら、それまでは業務的なボーイだった彼が感激して、満面の笑みでイタリア語で話しかけてきました。イタリア人だったのです。会話を楽しんだ後も、彼は最後まで最高のサービスをしてくれました。
英語は国際ビジネスの領域では必須でしょう。
しかし、アイデンティティは、母国語の上に成り立つのだな、と感じた出来事でした。
私は、文化交流はアイデンティティの交流だと考えています。
「どこの国の文化に興味を持とうかな。」
これが第一にあっても良いのだと思います。