そもそもアメリカンドリームから始まる、「XXドリーム」ってやつの定義はなんだろうか。
そんなのはアメリカンドリームしかない気もしてきた。
あるいは、ある程度の能力と気力がある人間がいたときに、どういう行動を示す傾向があるか、ということに対する国で共有された概念ということか?
以前から時々話題になっている日本青少年研究所が出している高校生の意欲に関する調査(pdf)が最近でた。
面白い指標をいくつか。
●偉くなりたいか
日本 8.0%
米国 22.3%
中国 34.4%
韓国 22.9%
S部長は狭い一戸建てのローンがまだ10年残っているし。
偉くなっても給料1.x倍じゃあなあ。
●よくいらいらしている
日本 28.0%
米国 18.4%
中国 17.8%
韓国 13.2%
先生がむかつくのか。親がむかつくのか。友達がむかつくのか。
●よく疲れていると思う
日本 50.0%
米国 38.2%
中国 31.8%
韓国 37.0%
何に疲れてるんだ。人間関係?
一流大学への進学意欲はもっとも日本が低いが。
●自分の特徴
日本と韓国 「与えられたことを頑張ってする」「誰とでも仲良くする」
米国と中国 「人の世話をすることが好き」「何にでも疑問や関心をもつ」
想像通り。
●インターネットの利用
あまり利用していない
日本 27.4%
米国 6.5%
中国 32.9%
韓国 5.4%
「やわなん」も高校生にはなかなか利用されないってことだ。
●生活意識
日本 「暮らしていける収入があればのんびりと暮らしていきたい」
米国 「一生に何回かはデカイことに挑戦してみたい」
中国 「やりたいことにいくら困難があっても挑戦してみたい」
韓国 「大きい組織の中で自分の力を発揮したい」
なるほど。
今後ジャパニーズドリームって?と聞かれたら
「暮らしていける収入があればのんびりと暮らしていきたい」
ということでいこう。
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のんびり行こうというだけだと、すごいドキドキ感とか、緊迫感はないですよね。
それは無理強いするもんでもないですし、子供に強制して出来るものでもないですが。