2007年04月25日

中村修二氏がみた日本の教育

GOETHE (ゲーテ) 2007年 06月号 [雑誌]
GOETHE (ゲーテ) 2007年 06月号 [雑誌]


本屋で立ち読みした。

中村修二氏が日本の教育について書いていた。(恨みを込めて)

要約すると、江戸時代260年を経て作り上げられた今の教育は、

「企業や国のために、滅私奉公する人間をつくること」

なのであり、それに馴染めない自分のような人間は海外に行くか、気付かないふりをするだけだ。

という話であった。
で、今や、その教育が企業や国にとってもうまく機能してないものになっていると。

まあ以前から同じようなことは言われていたように思う。
改めて読んでみると、やっぱり激しく同感だ。

学校も企業のスタイルにも、私も抵抗感があったので、それなりにもがいた時期もあった。
しかし、それほど長い時間をかけて熟成された教育をベースとした文化そのものであるわけだから、そうそう簡単に変わるわけもないのだ。
だからこそ、私も海外逃亡することにあいなった。


他に、

そもそも仲良くしなければならない理由もないのに、皆で仲良くしよう、ということを学校で教える。
そのため、陰湿ないじめが裏で発生する。

というような話もあった。


自分も振り返ると、色んな人間関係では悩むこともあったが、突き詰めると嫌ならそんな関係をやめれば済むだけだった。

皆やっているからと繰り返す残業なんかもこの文化の典型であろう。

ソフトブレーンの宋文洲氏は
「残業やらないと利益が出ない会社なんてやり方がおかしい」
「残業だけでも理解できないのに、サービス残業なんてまったく信じられない。企業は社員を私物化している」
というようなことをどこかで書いていた。
これも激同である。

そもそも残業しないと生活が成り立たないサラリーマンの給与体系がおかしいし。
(こう言いながらも、前職では18:00に会社を帰る瞬間は、気まずい思いが最後まであった。心底、日本の横並び教育って怖いと思う。普通の人にはまず出来ないのは分かる。)


こんな変な仕組みや風土のせいで、家族を犠牲にしたり、悩んで鬱病になったり、自殺したりするぐらいなら、他の学校なり、他の会社なり、他の国なり行ってしまえばいいのだ。
そう考えれば大抵の話は楽になると思うのだが、これまた変な根性論とか努力論で、困難を乗り越えねばいけないという心理が根底にあったりするからたちが悪い。

少なくとも自分の子供たちには、もうちょっとましと思える環境で育ってもらいたいのである。




posted by りもじろう at 17:25 | Comment(2) | TrackBack(1) | なぜ移住・独立しようと思ったのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
りもじろうさん、こんにちは。
はじめてコメントさせていただきます。(先ほどトラバもさせていただきました)

今年になってからこちらのブログを発見して、ほとんどすべての記事を読ませていただきました(かなり大変でしたが・・・ ^^;)。もしかしたら同じ会社か?と思うくらい同じようなことが書かれていて笑ってしまいました。激しくうなずくこと度々で、以来毎日拝見しています。

今日はあまりにも「そーだ、そーだ」と同感だったので思わず書き込みました。僕もやっぱり日本の常識(=世界の非常識)が染み付いてしまっていていろいろと苦労しますが、自分のブログを通して少しずつ解脱していこうと思っています。

ちなみに、「やわなん」も利用させていただいています。(ユーザーID/コミュニティ=hirokichi)こんなツール自作できるって凄いですね。僕もいろいろ勉強していこうと思います。

では、新しい会社での出来事も楽しみに拝見させていただいてますので、大変そうですががんばってください。またお邪魔させていただきます。
Posted by ひろ at 2007年04月29日 13:15
ひろさん

コメントありがとうございます。
さらに私のブログを全部読んでいただけたとは、お疲れ様です!

ブログ見せていただきました。同じような考えの方が書き込みしてくださってうれしい限りです。

私も組み込み系のエンジニアってすごいなーと思います。
CD Playerの特許とった方すごいですね。渋いです。

そして、私もエンジニアとして自立できるようにがんばりたいと思います。

「やわなん」もご利用ありがとうございます。

またのコメントお待ちしています。
Posted by りもじろう at 2007年05月01日 21:33
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