一緒にいたのは、イギリス系、中国系、アメリカ系カナダ人だった。
何気ない会話で、
「カナディアンドリームってなんだろう?」
「チャイニーズドリームって?」
という話題になった。
結局、どちらもアメリカンドリームと近いものがあるね、という結論だった。
まあ、リスクを承知で勝負して、ビッグになってやるぜ、みたいな。
当然の流れとして、
「ジャパニーズドリームってどうよ?」
と上司に質問された。
うーむ。なんだろう。
考えたことも無かった。
ローンを定年前に払い終わることか?そりゃドリームじゃないな。
家族が平和で、健康に暮らせること?これを第一に考えているようにも思えない。
会社に定年まで勤め上げて、部長ぐらいにはなることか?
とっさにまともな答えが思い浮かばなかった。
私「他人のやり方と大きく外れず、普通にやっていくことですかね?」
上司「ふーん。そうかもね。じゃあ、君はだいぶおかしいな。ははは。」
私「ええ。相当おかしいですよ!ははは...」
そもそも「ジャパニーズドリーム」という概念がないのかもしれない。
「ただいま」が英語の概念にないような感じ。
ビジネスに成功して金持ちになると「xx成金」とか言われて、蔑まれるのがオチだし。
まあ、今更の話だが、「ジャパニーズドリーム」の定義を自分が持って無いということに気付いたのは発見だった。
そして、そんな大きな夢を見ない生き方が日本企業を支えているのかもしれないと思ったのであった。
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