2007年03月28日

垂直型と水平型

垂直統合型と水平統合型の話は昨今よく聞く話である。

今のカナダの会社は典型的な水平型であり、前職は典型的な垂直型であった。

これは企業の経営方針というより、個々人の、考え方や仕事に対するアプローチの仕方の集積が、そのまま企業経営に現れているのかなあと思う。

今の会社は小さい会社である。社員はほぼソフトウェアエンジニアだ。
にもかかわらず、ネットワーク担当、システムアドミニストレーターのような専用職がいる。
彼らは開発に一切関わらない。
前職では、詳しい人が兼任していることはあったが、そういうことはしない。

私がこちらにくると、各担当者が現れ、設定をしてくれる。
メールやスパム処理の設定から、ネットワークドライブのアサインまで、至れり尽くせりである。
それぐらい自分で出来るわ!と突っ込みを入れたいところだが、彼らも自分の仕事として自信をもってやっていて、誇らしげに説明してくれる。

ちょっと必要なものが出ると、マネージャー経由で、怒涛のように各々の担当者がサポートしてくれるのだ。
これは、非常に助かる。

もう開発の人間は開発だけやっとれ、ということなのである。

前職では、自分の環境設定は当然ながら、部門長殿の設定まで開発者に仕事が回ってきたりしていた。さらには業務範囲は客先へのプレゼンからカスタマーサポートまで幅広かった。
要は何でもやっておくれ、というスタンスだ。
大きくはシステム管理など別会社にやらせている場合もあったが、身近な細々したことは大抵自分たちでやっていた。

こっちの会社ではその細々も専門職の人がやってくれる。

この延長線上に会社の経営スタイルが決まってくるのだなあと強く感じた。
あ、まったくその逆で、経営スタイルが個人への要求に影響しているのかもしれないが。

こればっかりは企業文化としかいいようがない。
重要なのは、どっちの企業風土が自分にあっているか、ということであろう。


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posted by りもじろう at 10:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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