2007年02月01日

当然の結末

S部長の企ては結局のところうまくいっていない。

だが、こうなることは大方予想出来ていた。
私自信、良かれと思ってがんばった結果、何度も痛い目にあっているからだ。

NZへの移住を具体的に考え出した時には、すでに私の中では結論は出ていたようなものだ。

多くの部長が口癖のように、「人材がいない」という。
確かにこれは正しい。

ある部長は、「餅は餅屋だ」という。
それも正しい。

進むべき(儲かる)方向に進めるとは限らないのだ。
みんながIBMのようになりたいと思っても、そうは行かない。

では、そういう会社に出資してみよう、とか合弁してみよう、とかいう話にもよくなる。が、多くが失敗しているか、思ったほどの成果につながっていない。

私がアメリカのベンチャーの人間を集めて開発をやっていたときも、日本の母体に翻弄されて、次第に彼らのエネルギーが失われていくのが分かった。

実はS部長は、アメリカのITベンチャーに10億円ほど投資して、完全に失敗した前科者である。(だから他の部長連中も、この人の話を素直にきく訳がない)
人の流動性の低い日本では、母体のカルチャーというのは、そう簡単には変わるものではないのだ。

私のスキルを見て、来てくれ、と言ってくれる会社もあれば、
その意味がほとんど分からない人たちしかいない会社もある。
後者の会社にいて、文句ばかり言っていても何も変わらないということだ。

これから必要なのは、「適材適所でいこう!」ってことだと思う。
だが、今自分がいるこの組織の戦略は、「皆で、雑用王になろう!」ってところだ。

そんなことはすっかり分かっているし、諦めてもいるのに、そんな人々を相手に、時々ついムキになってしまうのであった。
不思議だ。


人気blogランキング



posted by りもじろう at 09:28 | Comment(1) | TrackBack(0) | なぜ移住・独立しようと思ったのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「皆で、雑用王になろう!」という組織で文句を言っても仕方が無い、という見方は、感覚的にはわかっていたけれど、言葉に表現してくれることでダイレクトに伝わりました。
ありがとうございました。
Posted by at 2008年01月01日 22:29
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。