2006年12月05日

理工系離れ(社内編)

同じ課の若手は、ばりばりとコードを書いている。

私が入社したての頃、ろくな開発経験も無いまま、いきなり外注管理の仕事をさせられることになって、

こんなことではエンジニアとしてのスキルが身に付かない、

と不安を覚えたものだ。
うらやましい限りである。

だが、その中の一人のエンジニアと話すと、

「企画に転身したい」

という。
開発業務はつまらないのだと。

この人もエンジニアからの転身組だが、結構こういう人は多い。

企画や、ビジネスデベロップメントをやっている人たちは、世界中のショーに飛び回り、販売会社や、他社との業務提携などの打ち合わせ等で、出張も多い。
私も赴任前はこういう仕事もやらされていたので出張は多かった。

新しい商品企画を考えて、開発側に要求を出す。

開発側は、スケジュールに追われる中での開発業務と、外注管理とを行う。

企画サイドの感覚では、ビジネスをまわしているのは自分たちであり、開発は言われるとおりやればいい、という下請け的立場だったりする。
(勿論、部署によって温度差はだいぶある)

シリコンバレーのエンジニアなんかは給料もスキルに応じて非常に高く、自分たちが製品を創っているという自負がある。
そのため、スケジュール等のプレッシャーがあってもやり抜くし、新しい技術の習得も怠らない。

日本だと、給料は基本的に同じだし、下請け的で、スケジュールに厳しい開発より、それを命令できる立場のほうが魅力的に見えるのは当然だろう。

開発から、赴任者が大勢、中国へ向かう。
最近、企画からは、ヨーロッパ、米国への赴任が決まった。


こういう風土であるから、社内でも理工系離れが進むのであろう。


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posted by りもじろう at 10:16 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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理工系離れと企業風土
Excerpt: 理工系が、いつも大切にされていることを感じられる理系企業を実現する。日本は、理系企業により支えられているのであり、その中の理工系の処遇を良くしていくことが重要である。
Weblog: 理系の連帯ブログ
Tracked: 2007-01-20 15:08
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