コンテンツをこちら側に溜め込みたい世代と、あちら側から探し出す世代で分かれる
というようなことを書いていたが、最近これを強く実感するようになった。
YouTubeに対抗してか、Biglobeがこんなサービスを始めている。
家事で手が離せないときなど、子供に見せておくのによい。
(勿論、出来ればテレビに子守はさせたくないが)
古いアニメなどが、テレビのように連続して流しておけるからだ。
古くなったノートPC(PenIII 800MHz, 256MB)をワイヤレスでつなぎ、テレビの横に設置。
I-O DATA TVC-XGA2 UXGA対応ダウンスキャンコンバータ
それをこういうダウンスキャンコンバーターでつないでおけば、普通にテレビのように見れる。
さすがにこのスペックのPCだと絵がドロップするが、子供たちは気にせず楽しんでいる。
このサービスは冒頭にCMが入る。(短いクリップでも必ず冒頭に二本入るのはちょっとうっとうしい。)
YouTubeって何がすごいの?という人も周りに結構いる。
YouTubeは面白いが、確かにそんなに儲かるのかなーと思っていたが、今回Biglobeのサービスを利用して、納得がいった。
YouTube自体のビジネスが成功するかは不明だが、コンテンツ供給サイドのことを考えると、このストリーミング文化の流れは思ったより早く進むのでは、と思ったからだ。
1984年のソニー・ベータマックス訴訟というのがある。ソニーの家庭用VTRが著作権を侵害する可能性をユニバーサルとディズニーが指摘した件である。
最高裁はソニー側の言い分を認めたため、現在の録画文化が存在している。
録画されたコンテンツにいくら広告が残っていても、金にはならない。コンテンツサイドにしてみれば、録画文化はなくなって欲しいに違いない。
とすれば、テレビで放送されるドラマやアニメは、
1. テレビ放送
2. DVD等のパッケージ販売・レンタル(高画質)
3. 広告付きストリーミング(低画質)
という流れをすばやく展開するようにしておけば、常に金が流れるようになる。
録画するなんて面倒、という文化にしてしまったほうがいいのである。
そう考えると、ソニーのロケーションフリー(テレビ)の仕組みというのは一見新しいようで、こちら側蓄積文化の最後のあがき商品なのである。
電機屋がだんだん儲からない方向で進んでいる。
録画機器で儲けるというのは、元々コンテンツに対してただ乗りしていた部分もあるのだから、当然か。
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