ヨーロッパのパートナー企業が、あるソフトを作ったということでデモを見る機会があった。
この会社、うちの製品を担いで売ってくれているわけだが、顧客のニーズに応えるため、色々とカスタマイズの要求を言ってくる。
世界中の販売サイドからの要求は多いが、それに対する日本側は対応は「常に」遅い。
よって、この会社は自分たちで不足分を開発して、顧客に対応したりもしている。
こうした素早い対応のお陰でか、結構いい成績を上げているらしい。
その製品のデモであった。
非常にシンプルで、わかりやすいソフトであった。
「なにやら、このクライアントソフトはSVP(執行役員)のグレッグ(仮名)が造ったらしいですよ」
「何だって?」
「いくら人手が足りないからといって、そりゃないだろう、ははは」
「しっかりマネジメントしてくれよ」
「がはははは」
すっかり、嘲笑である。
自社の製品を使ったこともなければ、インストールも出来ない部門長とは大違いである。
思わず私、
「本来、それぐらいのことが出来る資質の人が、設計のマネジメントをやるべきなんですよ。」
固まる場の空気。
しまった。口が滑った。
「え、まあコーディングするのはやり過ぎですよねー。ははは..」
笑って誤魔化す。
そして、どうでもいい質問をして、その場をしのいだ。
うーん。
気をつけねば。
文化の違いを改めて認識した次第である。
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2006年11月09日
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