2006年11月08日

組織の文化

隣の設計課は、とある海外のソフトウェアベンダーからOEM供給してもらっている。

課長さんは、近頃お怒りである。

というのも、そのベンダーの品質レベルが低いのだと。

「わが社の品質レベル、機能レベルから考えて4割程度の完成度しかない」

と怒っている。

本当にレベルが低いなら、そんなソフトに投資しないで、自分たちで一から作ればいいのでは、と思ったりもするが、そこは突っ込んだりはしない。

この課長さん、徹底的な工程管理命の人である。
海外のベンダーがそれに合わないのは想像に難くないが、課長さんは大変ご立腹である。

課員「うちのライブラリをC#で出せといってきてるんですよ。C++V6以来、プログラミングなんかしてないから困ってるんです。ははは。」

課長「C#って何?」

課員「... マイクロソフトのJavaみたいなもんです。」

課長「ああ、Javaね。」


いいのか。それで。

部長や、営業ならともかく、設計の課長がこうである。
さらに言うと、知らないことが恥ずかしいとは思っていない。

なぜなら管理が彼の仕事だからだ。

これぞ組織の文化としかいいようがない。
シリコンバレーではまったく理解されないが、日本ではまかり通る。(うちだけかもしれないが)

昨日は老害みたいに書いたが、トップの老人が変われば、企業が変わる、というほど物事は単純ではないのだ。

このOEM供給してもらっている会社との契約を見ると、投資して、品質改善して、販路を作って、というタイミングで、独占供給が終わるようになっている。

この課長のやり方が、正しいとか、間違っているかはわからない。
わからないが、自分がこの人の部下だったら、今ほど長続きはしなかっただろう。

今の上司に感謝である。



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posted by りもじろう at 09:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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