2006年10月05日

とある田舎の幼稚園事情

上の娘の幼稚園の運動会が近い。

去年と変わらず、練習には大変な熱の入れようだ。
夏休みが終わってからは、ずっと体操服で通園している。

そして例によってマスゲームのような出し物の数々。
一致団結して、徹底的に同じことをさせる。

運動会が終われば、お遊戯会だ。
お遊戯会も同じくマスゲームである。
そんな調子で一年中協調作業をさせている。

ちょっとやり過ぎじゃないのかと思ってしまう。

クラスから選出される大勢の母親役員の助けが無いと回せないほどだ。
母親達も練習や、打ち合わせに相当の時間を割く。

母親というものは専業主婦、というのが前提となっている。
役員は、抽選で選ばれる。仕事があるというのは言い訳にならない。

妻は役員には運良く外れたが、お遊戯会の手伝いは当番になってしまった。

他のお母さんからみれば、夫婦で働いているのは、生活が苦しいのかと同情されるありさまだ。

すごい幼稚園に入れてしまった。

個性発揮を掲げるNZの初等教育とは大違いである。


入社当初に工場担当の人から聞いた話。

その人によると、工場勤務は女性の方が向いているという。
なぜなら、男性は勝手に良かれと思って改良しようとする。

女性は言われたことを淡々とこなすから、扱いやすいのだという。

「カイゼン」はいらないのか?と思ったものだ。

日本から単純作業の工場がなくなって、残ったのは高付加価値を産み出すための工場である。
担当者各々の工夫とかカイゼンが一層必要な時代であろう。

教育の世界は、昔の高度経済成長に必要な人材を育てるために出来たカリキュラムを一つの成功体験として、深く定着させている気がする。

そして、無自覚に同じことを淡々とこなす能力の高い人を育て続けているのではないだろうか。

もちろん、個性だけで何とかなるわけではないし、国民性の違いもある。

自分の子どもにどんな教育を受けさせたいか、難しい問題だが、選択肢はないよりあったほうがいい。


posted by りもじろう at 10:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | なぜ移住・独立しようと思ったのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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