義父が孫に会いに、一泊していった。
普段なかなか会えないので、子供たちも大はしゃぎだ。
一緒にプールで水遊びをしたり、花火をしたり。
義父は移住に反対だ。
最初から明確に反対を表明してくれている。
今回の結果についてもよかったのではないかという。
焦る必要などないのだと。
まったくそのとおりだった。
不甲斐無い会社と一緒に仕事をしても、失敗する可能性は大きかっただろう。
ビザ欲しさと早く独立したいという思いが先行して、そのあたりを冷静に見れなかったのだから。
義父の勤めていた工場はアジアの工場との競争に敗れ、数年前に閉鎖となった。
普通だと再雇用は難しい歳ではあったが、その後、経験を買われて、別の工場での仕事を見つけることが出来た。
そんな経験をした義父は、それでも
「サラリーマンが絶対にいい」
という。
床の間には、
工場勤続何十年感謝状
の額が飾られている。
その工場も今はもう無く、住宅地となっている。
2006年08月14日
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