妻は元々同じ会社の研究所にいたが、赴任のタイミングで会社を辞めた。アメリカで子育てをしながら、のんびり過ごすというのでもよかったのだが、そうしなかった。
まず見つけたのは、技術系のドキュメントの翻訳の仕事であった。翻訳会社に登録して、仕事をまわしてもらった。在宅の仕事であった。
次に、私の個人的なつながりから、日本の人材派遣会社のWebサイトの構築、運営の仕事をするようになった。勿論アメリカで働いていたので、SOHOであり、通勤はない。今もこの仕事は続けている。
さらに今、ジョブオファーを出してくれているニュージーランドの会社の仕事をこなしている。
ビザも出ていないので、無給であるが、将来パートナーとしてやろうというのだから、細かいことは後で、ということでやっている。
これも勿論在宅でやっている。
私のほうは、通勤しなければならない本業がある。逆に言うと仕事をしなくても、通勤すれば給料がもらえる。
妻のほうが、とっくに「住みたいところに住める人」なのである。
これからの仕事のありかたを考えると、会社に完全に従属するかたちから、仕事ごとに人が関わる仕組みが出てきてもよいのではないかと思っている。
その上、ITのインフラを使えば、
住みたいところ != 働くところ
が実現すると思っている。
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