2006年05月09日

サラリーマンの評価

売り上げにこそ貢献しなかったが、造るべきものは造った。
少ない工数でスケジュールも守った。
エンジニアとしてはやれることはやった。

上司はそこはちゃんと理解してくれていた。
その年の評価は最高位。部で一人二人しか出せない評価らしい。

この上司、さらに亡き部長の言葉通り、人事に対して私をマネージャーとして昇進するよう推薦してくれた。

だが、結果は

「年齢が若すぎる」
「年齢が若くてもマネージャーになる人はいるが、彼の場合、ポイントが足りない。もう一年がんばってもらいたい。」

ということだ。ちなみに、この人事とは一度も会ったことがない。
部長が生きていれば押しの強さも違ったかもしれないが、所詮こんなもんだ。

アメリカでの人事権はバジェットにあわせた雇用、解雇の権限をマネージャーが持っていた。だからトップダウンの力が強力に働くといってもいい。

日本サイドだとそれは起こりえない。首にもならないし、すごい昇進も殆どない。なので適当にやる人も多い。マネージャーにならない手前でのんびりやるのだ。給料もそこそこ。責任もそこそこ。

こう割り切ってしまえば日本の大企業ほどいいところはないかもしれない。他の大企業は知らないが。

この件、仲のいいマネージャーに話をしたところ、

「いい年してアメリカになんか行っているからポイントが低いんだ。赴任しているやつは、現地でどんな結果だろうと、遊んできたと見なされて日本の評価は最低になるんだ。そうやって、キャリアを考えなかったお前が悪い。」

この人とはとても仲がよかったが、私が最高位の評価をもらっていると素直に言ってしまったものだから、

「自分より給料がいい」

とひどく機嫌を損ねてしまった。
私が、残業なんかしない、と常々言っていたので、さぞかし低い評価を貰っていることだろう、と思っていたようだ。
このマネージャー、先述の残業する人ほど評価を高くする、という人だからだ。
そんなわけで上述の厳しいお言葉をいただくことになった。

この一件以来、この人とは交流がなくなってしまった。
いくら親しい人でも会社の評価の話をしないほうが、身のためだ。サラリーマン人生考えるなら。

大企業で出世するのは難しい。どういうルールで成り立っているのか、表向き見えていないルールを掴んでいないとだめだ。

残業して、結果をそこそこ出して、さらにこの出世のためルールをよく知っておくことだ。根回し、偉い人との個人的な仲良し関係の構築も大事だ。

私にはどうでもいいことだが。





posted by りもじろう at 09:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | なぜ移住・独立しようと思ったのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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