2006年05月01日

エンジニアにとっての英語

開発のほうは順調だ。

このシステムからHibernateを利用することにした。ビルドはMavenを使う。ドキュメントは英語しかなかったが、この手の英文はそれほど難しくない。

昔から英語が得意なわけでもないし、ドキュメントが日本語化されていると勿論よみやすい。しかし、日本語化されていないからといって、新しい技術を活用できないようでは寂しい。

ある新技術が、日本語化されるまで普及しにくいという現実は、日本のソフトウェア業界にとって不利な面である。最近は新技術のテクニカルな詳細をgoogleで検索すると英語、ヨーロッパ系と中国、インドのサイトが出てくる。日本語で殆ど出てこない情報も他の国のサイトでは膨大に出てきたりする。やばいんじゃないか日本、と思ってしまう。

一方で、日本はエンジニアにとっても日本語という言語によって仕事が守られている面もあると思う。

日本の外の、グローバルスタンダードに晒されたエンジニアは、英語を基本言語として開発現場をわたり歩く。
この競争が激化していけば、発展途上国の安いコストで優秀なエンジニアに仕事が行くのは当然であろう。
日本人のエンジニアを雇う理由が「日本語を使える」ということだけであれば、マーケットは小さい。これまでそれで何とかなったからといって、これからもそういう特殊な環境に甘んじていられるとは限らないだろう。
日本自体の相対的な経済規模の縮小などは、今後避けられないだろうし。

オープンソースの活動などを見ていると、まず日本語化、という活動があったりする。これ自体悪いことでもないし、大変助かっている。
しかしエンジニアのマインドとしては、英語が不得意なので、といって開き直って日本語化ありき、でいるようでは将来は暗いのではないか。

オープンソースの開発手法の成功を見ていると、企業の開発手法すら、世界中のエンジニアが、好きなところに住んでプロジェクトに参加できるようになっていく可能性がある。
つまり技術力と英語というコミュニケーション能力と賃金だけが競争の基準となる世界だ。
そのときに英語を使えないエンジニアは、そのグローバルなコミュニティに入れないことになるのではないだろうか。つまり仕事にあぶれる。

などという私自身、日々勉強であり、自分のプアな英語力に落胆する日々であるが。


posted by りもじろう at 09:38 | Comment(0) | TrackBack(1) | なぜ移住・独立しようと思ったのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: メインメモリの状態をディスクに保存してからシステムを停止させる機能
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Tracked: 2006-05-01 23:40
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