
NZの会社で働いて数ヶ月がたった。
最初に驚いたのが、社員がみんな静かなことだ。アメリカやカナダの職場ではエンジニアでもジョークとか無駄口が非常に多かった。意味もなく叫ぶやつも多かった。
そういう人は今のところ見かけない。オフィスは非常に静かで、みんな自分の仕事に集中している。
ランチの時間になっても、みんなでどこかに食べに行くとかもない。キッチンのカウンターで黙々と食べていたりする。女性同士でもほとんど会話していない。
会議などでもジョークは少ない。
カナダやアメリカで働いてた職場では、いかにジョークを言うかを競い合っている感じすらあったのだが、そういう雰囲気はない。
ちなみに私の隣には30歳台前半ぐらいの優秀なでかい女性がいる。私は密かに彼女のことを「クロエ」と命名している。
「24」のクロエにそっくりな雰囲気なのである。
私が最初に会社に来て、隣の彼女に「よろしくー」と話かけたら、こっちを見ずに左手をあげて、にやりとだけ挨拶。
すごい無口なのだが、これまた不思議なぐらい、みんなに頼られている。
数日して開発環境の設定がうまくいかなくて彼女に質問したら、
「ところで、あなたいつここに来たの?」
なんてクロエな!
たまたま今回の職場がこういう雰囲気なのかもしれないが、北米とは違うなぁという印象は受けた。夕方5時過ぎにはほとんど誰もいなくなるのは、カナダでもニュージーランドでも同じだが。
気の利いたジョークも英語ではなかなか言えない身としては気楽な職場ではある。
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日本のSIで「24」と言われると、
>夕方5時過ぎにはほとんど誰もいなくなるのは、カナダでもニュージーランドでも同じだが。
とは対称的に、
「彼は1日24時間営業だから、いつでも会社にいるんだよ。HAHAHAHA。」
みたいなブラック企業ネタしか思いつきませんね。
中国でも時間とともに人が消えます…。
が、会社と個人のバランスは非常に悪いです。
比較的シャイな傾向というか、非社交的というか、「今日ちょっと近くのパブで飲んでく?」みたいのも一部の若いもん(笑)の間でしかなかったし、ランチも同じく。テイクアウトを買いに行くときに他の人に「いる?」と声をかけてあげるくらいだったです。まあ自分もそうだったんですが。
残念ながら(?)自分の職場にはクロエもジャック・バウワーもいませんでした。