
ようやく 4. 引っ越し荷物梱包、コンテナ積み込み、出荷 である。
カナダからニュージーランドへ引越荷物について、数社から見積もりをとった。
日本からカナダに引っ越したときは、いろいろ荷物を減らしてもざっくり150万円ほどかかった。
今回はまた荷物も増えているし、何といってもオタワからは地球の裏側のニュージーランドまでである。見積もり額も覚悟していたが、荷物を全部20フィートコンテナに積んで運んでも7,000ドルほどで済むとのこと。
日本での人件費とか日本の港・船の使用料が実はかなり高いのだろうか。
日本からニュージーランドに引っ越す場合の見積もりは200万円だったから、日本->オタワ->ニュージーランドで送っても日本->ニュージーランドとほとんど変わらなかったというオチ。
家の引渡しと休日の関係で、梱包と荷出しは別の日にしてもらった。
梱包当日、寝具やテーブル、一部の食器など直前まで使うものを除いて、手際よくパッキングしてくれた。
荷物が片付いてしまうと、家の中はすっかりがらんとしてしまった。2年間だけでも愛着の持てるいい家だった。
と家族でしみじみ話していると、サンルームの窓が割れていることに気が付いた。留守中に裏のゴルフ場から飛んできたボールが当たっていた。
ぐおー!引越前日に何というタイミングの悪さ!
この2年間、ガラスが割れるようなことは一度もなかったのに。
不動産屋に確認したところ、修理は間に合わなくてもいいので、修理の手配はこちらでしておく必要があるとのこと。
仕方がないので翌朝、まさに荷出し当日、近所のガラス屋に朝イチで来てもらって見積もりをとり、支払いだけ済ませることにした。幸い割れたのは二重窓の外側だけなので、雨が降っても屋内に吹き込んだりはしない。しかし、また余計な出費だ。
そして朝8時に来るはずの引越業者が到着したのは11時すぎ。荷出しだけだと甘く見ていたようだが、未梱包の荷物があると知って「聞いてない!」と逆切れ。
梱包チームとの連絡がうまくいっていなかったようだ。梱包材もないし、引継ぎに必要な書類もない。ということでまた待たされて、午前中に終わるはずの作業が夕方までかかってしまった。
幸い次のオーナーが来たのも遅くて、引越し作業もなかったので事なきを得た。
家の引渡し手続きもあったので、名残り惜しむ間もなく、スーツケース4個を車に詰めて慌てて家を後にした。
ちょうど急に豪雨になって、びしょ濡れで裏のゴルフ場のレストランに駆け込み、おいしいカナダ牛をいただきやっと一息つけた。
2年間住んだ我が家が雨に霞んで見えた。
そして、プリンスエドワード島に向けてゴツいアメ車(レンタカー)で東部旅行に出発したのだった。
タグ:引越
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