2009年03月28日

カナダ永住権取得!

カナダに移住してからすぐに永住権の申請をした。
カナダに来てすぐのタイミングで、ニュージーランドの永住権がとれたのだが、それから1年以上かかった。

妻が永住権取得までの道程をまとめてくれたので、ここに転記しておこう。
カナダのほうもニュージーランドの永住権同様「Skilled worker」クラスというのがあって、職歴や学歴に応じたポイント制になっている。
すでにカナダで職を得て働いているので、ポイント的には問題なく、運良くカナダでも永住権を取得できたので、これまでの話を一旦まとめ。
時間軸は申請書類提出を基準にしてます。

5ヶ月前・IELTS受験(1年以内のスコアを提出しなければいけないので、2年ぶり2度目の受験。
・出身大学から英文の卒業証明書と成績証明書を取り寄せ。(配偶者の学歴もポイントになる)
・在籍していた会社から英文の在籍証明書、給与証明書を取り寄せ。個人事業主としては納税証明書を税務署に発行してもらい、英訳。
・スキル証明のため英文で推薦状を用意し、前職の上司にサインしてもらう。
2ヶ月前・無犯罪証明の申請(18歳以降に半年以上居住した国)
 日本の分は日本大使館で指紋を採取して申請。(処理期間は約2ヶ月)
 アメリカの分は、FBIだけではなく、カリフォルニア州警察の証明も必要。指紋採取サービスを探し、FBIと州警察に送付。(しかし、FBIのほうは指紋がなぜか途中で紛失、州警察のほうは専用の用紙を使えということで、いずれも指紋を取り直し。)
・出生証明書と結婚証明書
 日本大使館に戸籍謄本を持って行き、英文の証明書を発行してもらう。
1ヶ月前・銀行の残高証明
 日本の銀行からも英文の明細書を発行してもらう。
0.5月前・必要書類が揃ったので、公証人(notary public)にコピーを作って公証してもらう。
 (無犯罪証明書とIELTSレポートはオリジナルが必要)
0・アメリカNY州Buffaloのビザ・オフィスに申請書類一式を送付。
・IELTSレポートをBuffaloに送付してもらうよう日本のブリティッシュ・カウンシルに依頼。(レポートはブリティッシュ・カウンシルから提出先に直接送付する決まりらしい)
2ヶ月・そろそろファイルナンバーが届く頃かな、と待っていたら、送付した申請書類一式がそっくりそのまま返却されてきた。
・日本から送ってもらったはずのIELTSレポートがない、ということで、差し戻されたらしい。おそらくビザオフィスで紛失したのだろうけど、仕方がないのでブリティッシュ・カウンシルに再発行してもらう。
4ヶ月・ファイルナンバーが届き、E-CASで「In Process」というステイタスを確認。
9ヶ月・ファイルが Buffalo からニューヨークのオフィスに転送される。
11ヶ月・ニューヨークのオフィスからレターが届く。「面接は免除されました。指定医で健康診断を受け、Right of Permanent Residence Fee(RPRF) を支払ってください。」
12ヶ月・健康診断を受診し、そのレシートとRPRFのチェックをニューヨーク・オフィスに送付。
・その10日後、「健康診断のレシートは受け取ったが、同封されているはずのRPRFのチェックがありません。」というメールが届く。また紛失か。。。仕方がないので先のチェックをキャンセルし、新しくチェックを用意して再送付。
1年2ヶ月E-CASで「Medical results have been received.」という一文が追加される。
・その1週間後、パスポート・リクエストが届く。レターには「The officer determined that you are eligible for immigration to Canada...」とあった。
・すぐにパスポートと写真(各自4枚)をFedexで送付。
・2週間後、E-CASのステイタスが「Decision Made」になっているのを確認。
1年3ヶ月・ニューヨーク・オフィスから永住ビザ付きのパスポートが返送。
・8ヶ月以内にランディングすればResidence Permitとなる。
すぐに近くのボーダーに行ってランディングを完了した。
IELTSのスコアが届かないとか、チェックが入ってないとか、(こちらは何回も確認して送っている。)カナダ移民局はありえないグダグダっぷりであったので、時間が通常よりかかってしまった。

さて、これでいつでも今の仕事を辞められるということになったわけである。

どうするか。

posted by りもじろう at 10:27 | Comment(5) | TrackBack(0) | 移住準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする