2008年02月27日

教科書がないカナダの小学校

カナダの小学校の低学年では教科書が無い。
どんな風に授業を進めているのかというと、こういうプリントを配って課題をこなしているようである。
20080227_01.JPG

興味深いのは、日本で言う時間割というものが曖昧ということである。
今から、国語、算数、図工、というように単位ごとに区分けされているわけではないようだ。

先のプリントを見ると、まず英文を読ませているが、出てくる単語の数をカウントさせている。
で、話の内容を絵に描かせている。なるほど、文章の読解力も絵を見れば、ある程度わかるというものだ。

子供にしてみれば、単に文章を読む、という授業は考えただけでウンザリであるが、絵を描く、となると俄然張り切る、ということなのであろう。

ほかにも、足し算の結果で色を塗り分けたり、
20080227_05.JPG
紙の雪だるまを実際に作りながら、その作り方を書いていくなどである。
20080227_04.JPG
こうした教材も、それぞれの先生の工夫なのである。
一クラス20人程度までで、アシスタントの先生も付くという。

なかなか興味深い。
posted by りもじろう at 11:27| Comment(1) | TrackBack(0) | カナダの生活

2008年02月22日

ビルゲイツ、アメリカのITエンジニア不足を訴える

ニュースによるとカナダ名門のWaterloo大学にビルゲイツがきたらしい。ITエンジニアが不足するアメリカにぜひ来てと訴えていった。
billgatesInWaterloo.jpg
数ヶ月前にも自分の財団から同大学の特にレベルの高い数学、コンピュータの教育機関へ$12.5 millionの寄付をしていた。

今の会社にもここ出身のエンジニアがいるが、確かに優秀な人だ。

日本の大学には寄付してくれないんでしょうなあ。

エンジニア不足の今なら、日本の情報系の学生にとってもアメリカで働くチャンスなのかも。

海外で働くといえば、カナダ人にも辛い日本の労働環境にいただいたコメントについて。
カナダには人種差別や偏見はあまり無いのでしょうか・・?
カナダ全体ではどうかわかりませんが、これまでの経験ではオタワは少ないですね。今まで行った国、地域の中でもかなり少ないと感じます。
アメリカよりも。北欧並みな感じです。
・そんなリスクをとるなんて馬鹿じゃない?給与どう考えても減るだろ?
普通にいくと、給料は上がると思います。エンジニアの待遇は日本よりは上かと。
・日本みたいにインフラが整ってる国海外じゃないぞ?不便でなにもできないぞ?(保険とか特に!)
インフラもいろいろありますが、慢性的な満員の通勤電車とか車の渋滞とか、有料の道路、駐車場はどうなんでしょうね。住宅も断然安いですし。医療保険も問題ないです。
そんなわけで個人的には、こちらのインフラのほうが快適です。
・空気読めないやつ一人で相当イライラしてるのに、その巣窟にいきたいってのか?
全員空気読めないので問題ないです。
というか、そういう共通の”空気”が存在しないので期待しません。ちゃんと話し合うしかない世界ってことでしょうか。
posted by りもじろう at 11:14| Comment(4) | TrackBack(0) | カナダの生活

2008年02月20日

カナダ人にも辛い日本の労働環境

日本に出張しているカナダ人の同僚とチャットしていたときのことだ。

同僚「それにしても、お前はよくこんな環境で仕事していたな。」

彼は日本の顧客とのミーティングや開発作業を夜遅くまでこなし、疲れきっていた。顧客からのひどいプレッシャーのなかで長時間の作業を強いられている状況だ。

私「すごい大変だろう?日本じゃそれが普通なんだよ。10年以上私もそんな感じでやってきたからな」

同僚「俺なんて、一日でも、もうだめだよ。頭の中が痒くなってきた。」

私「それがいやだから、カナダに移住したんだ。」

同僚「I don't blame you.(分かるよ)」

私「日本人の自殺率はOECDの国の中でもトップレベルなんだ。想像できるだろ。」

同僚「これじゃあ、そうなるよ。彼ら(顧客)もこのプロジェクトで自殺してほしいよ。」

こらこら。そりゃ言い過ぎだぞ。これは相当つらい思いをしているようだなあ。

言葉とか、文化の問題はあるにせよ、彼にしてみれば日本人の働き方は苦痛でしかないし、理解できないであろう。

一方で移住してきた私にしてみれば、言葉と文化の問題はあるが、こちらの働き方は快適である。

そう考えると日本でエンジニアとしてやっていけている人たちであればこちらの会社でも十分やっていけるということだ。逆は成り立たないが。
なのにどうして、もっと日本のエンジニアが外に出て行こうとしないのだろうか。我慢強すぎなのか。

それとも仕事以外の部分で日本が好きで好きでたまらないのか。

2008年02月16日

お偉いさんからの呼び出し

今日会社のお偉いさんに呼ばれた。

お偉いさん「仕事のほうはどう?移住してきて新しいことばっかりで大変だろうけどね。」

私「おかげさまで、だいぶこっちの環境とか仕事のやり方にも慣れてきました。」

お偉いさん「君の上司とはうまく行っている?」

私「ええ。まあ、仕事上どうしてもフラストレーションがたまることもありますけど、それはどんな職場でもありますしね。彼のやり方もわかってきたし、大丈夫です。」

てな感じで、ああ、なんだ現状確認か、と思って引き上げようとしたときだ。

お偉いさん「ああ、それでね、君にストックオプションを追加しようと思ってね。これ読んで問題なかったらサインして人事に渡しておいて」

私「え?..ああ、そうですか。ありがとうございます。じゃあ書類読んでおきます。」

うーむ。
ストックオプション自体会社の業績によって紙くずにもなりうるから、単純に大喜び出来るものでもないが、こちらに来てからの仕事をある程度評価してもらえているということがわかったののは嬉しかった。

出入りの激しいベンチャーならではの人の引きとめ方法なのであるなあ。

永住権取れるまでは辞めませんけどね。
posted by りもじろう at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | カナダの生活

2008年02月14日

残業代は出さない

部のミーティングでのことだ。
中国人の同僚が上司に提案があるという。

この中国人どういう人かというと、初対面の私にいきなり

「給料いくらだ?」

と聞いてきた。
さらに

「家の写真みせて」

とかいってきた。
奥さんを会社に連れてきたときに、

同僚「今度家に招待してよ。」

奥さん「ええ、私日本食大好きなの」

すまんが、招待する気は無い。なぜ人のプロパティをそこまで気にする。普通自分の家に招待するのが先だろうとか思うが。

そんな彼から上司に提案である。

「仕事が忙しくなると、遅くまでかかることがあるんですよ。だから残業代とか出してもらえませんか。あるいはストックオプションを追加とか出来ないんですか」

上司「そうだなあ。そういうことをすると恒常的に残業することが普通になってしまうことになりかねない。残業は短期的に必要に応じてやるのならいいが、常にやるようなことになると逆に効率悪くなると思うからな。残業代は出さない。」

すいません。日本ではその効率が悪いのが普通です。

ちなみに、この中国人恒常的に残業したいのであった。
なぜなら香港の不動産で失敗して、今は移住してきた親の家に夫婦でパラサイトさせてもらっているからだ。
正月でも働く中国人気質の彼としては恒常的な残業代はほしいのであろう。

上司「残業代を出すようになると、プロジェクトのバジェットの見積もりも出来ないし」

これが本音であろう。

だが、この上司の意見には賛成である。
posted by りもじろう at 11:19| Comment(1) | TrackBack(1) | カナダの生活

2008年02月12日

NZ永住権取得までのプロセス

妻が今までたどってきた永住権取得までのプロセスをまとめてくれたので、私のブログとリンクしてみよう。今後チャレンジしてみようと思われる方のご参考に。

時間軸はEOI提出を基準。

3ヶ月前 ・IELTS受験(
NZQAレポート申請(NZQAリストにない学校の場合)
無犯罪証明の申請(過去10年間に半年以上居住した国)
0 オンラインでEOI提出
0.5ヶ月 EOIセレクション通過
1ヶ月 Invitation to Apply for Residence (本申請許可)のレターが届く
2ヶ月 健康診断受診
3ヶ月 NZ下見旅行
・2社からJob Offerをもらう。
4.5ヶ月 1社にJob Offerを付けて本申請を北京ブランチに提出
・数日後、北京で受理。NZISのステイタス「Application Received」。
6ヶ月 健康診断の肝機能でひっかかる
・すぐに再検査し、異状ない旨を北京に送付。
7ヶ月 ・本申請で付けたJob Offerの雇用主とNZISとの間で、追加書類の行き違い等うまく進まず激しくイライラ。
・北京ブランチに催促すると「今週中にレターを出す」と返事。
8ヶ月 ・Job Offerを出した会社を「認められない 」という最悪レターが届く。
却下されて激しく落ち込む。
本申請そのものはまだ有効。
9ヶ月 「来月面接」と北京から連絡。
10ヶ月 北京面接
・担当官から結果は1ヶ月以内に出すと言われる。
1年2ヶ月 ・待てど暮らせど北京からの連絡は来ない
・そうこうしている間になぜかカナダの話が進む
1年8ヶ月 Approved in principle」というレターをカナダで受理。
・北京面接の結果、Job Offerなしでも永住権を出すとのこと。
2年2ヶ月 パスポートとMigrant Levyを北京に送付。
・北京の計算ミスでMigrant Levyが足りないため、1週間後に追加送付。
2年3ヶ月 永住ビザを取得
・NZISのステイタスが「Approved」に変更。
・北京からResidence Visa付きパスポートが返送。(追加送付から2週間後)
・1年以内にNZ入国すればResidence Permitとなる。

で、懲りずに只今カナダ永住権申請中!
posted by りもじろう at 12:08| Comment(7) | TrackBack(0) | 移住準備

2008年02月08日

カナダ人のノリ?

最近また人の出入りが賑やかだ。

まず私を採用した人事部長が辞めた。
日ごろ働かされすぎ(といってもほとんど残業はしてない)で不満が溜まっていたところに、社長が夜自宅につまらない仕事で押しかけてきたのが許せなかったという。非常識にも程があるとか。

そんなんじゃ日本で働けないぞ!(働かんて)

後任の人事部長は大企業からの転職で、大企業風を吹かせているのが鼻につくタイプ。
(私もそう思われてたりして)

その後、私を採用した開発の部長があっさりとクビになった。どうも会社の成長分野への対応が甘いということらしい。

うーむ。これで私を採用した人たちが居なくなった。
不安が募るぜ!

こちらの後任の部長、着任後、颯爽と一ヶ月の休暇に突入。

「結婚15周年なもので、ギリシャに行ってきます。」

ということを入社時の契約に入れ込んでいたという。

すぐにでも居なくなった部長の変わりのデシジョンが必要で部署が混乱しているときにである。

メールが届く。

「みんな、ギリシャ最高だよ!」

...

もう、このノリは一生理解できそうに無いのであった。
(さすがにこれはカナダ人にも不評だった)
posted by りもじろう at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) | カナダの生活

2008年02月07日

NZ永住権獲得 その2

NZ永住権獲得のエントリーでコメント下さった皆様ありがとうございます。
りもじろうさん、NZ 永住権獲得おめでとうございます!
jottawa 管理人さん
ありがとうございます。オタワが嫌いなわけではありませんので!
それで、今はどの国に気持ちが傾いてますか?
難しい質問です。
近いうちに現時点での気持ちについてまた整理して見たいと思っています。
俺は準備しないで事に望み、気付くのが遅かったので、時間が掛かってます
ソニーさんのブログ拝見しました。
モントリオールでタイコマスターなんてめちゃめちゃかっこいいじゃないですか!
今後のご活躍をお祈りしています。
そうであれば3年の猶予ではなく、実質1年以内にNZでの仕事・生活の拠点をどうするかの決断をしないといけなくなると思います。それは次回発行のReturning Resident Visaの期限(無期限、1年または14日!)決定の条件がややこしいからなのですが、お気をつけ下さい。
怪走紳士@ワゴン三世さん
パスポートに貼り付けられたステッカーを見ると
NZ_PRV.gif
となっています。
これと、NZの移民局のサイトの情報を鑑みると、

1年以内に入国、2年以内に再入国は認められていて、それ以降は無期限か1年か14日のどれかになる、という理解です。
となると3年は猶予があると思いますが、違いますか!?
ひいきにしていたバンドがメジャーデビューしたファンの心境です。
ひろきちさん、大げさすぎです(笑)。
ブログ拝見していると人事とは思えないので笑えてしまいます。
ぜひ攻めの姿勢で(と本人は思ったことありませんでしたが。むしろ現現実逃避です。)乗り越えてください。
posted by りもじろう at 12:35| Comment(10) | TrackBack(0) | 移住準備
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