オタワは首都であり、ケベック州と川を跨いでの距離にあるため、まともな職業につきたい人は公用語である英語・フランス語のバイリンガルでなければならない。
よって英語圏の人たちのフランス語の習得方法については、外国語学習の一つのケーススタディになるかと思う。
まずEarly French Immersion プログラムの場合、5-6歳から学校の全ての教科を100%フランス語で行う。3年間は100%フランス語で行い、段階的に英語での授業を増やしていく。12-14歳で50%となる。国語としての英語の授業がある。
Late French Immersionの場合、13歳以降でフランス語での授業となり、最高75%がフランス語で行われる。
その中間にはMiddle French Immersionというのもある。
他にCore FrenchプログラムというImmersionでない編成もある。
この場合、一日40分のフランス語の授業がある。主にOral Frenchを学ぶのだ。
上の娘はこれだ。これでも3ヶ月にして、フランス語のアニメ番組で言葉をある程度拾っているから恐ろしい。
日本語と英語の距離と比べれば英語とフランス語の距離は近いだろうと思うが、それでもこれぐらいのことが必要なのだろう。
日本でも小学校から英語の授業が取り入れられつつあるようだが、5,6年生で週に1回程度だ。
オタワのやり方がいいなあと思うのは、選択肢が色々ある、ということに尽きる。
親と本人がどういう授業を受けたいかを考えて、選べるようになればと思う。
やはり日本語が大事、という人は英語の授業など受ける必要はないし、英語を学びたいと思う人には、100%英語での授業というのもありだと思う。
例えば、地方自治体などで、そういう多様な仕組みを率先して導入すれば、地方の特色が出て、人も集まる可能性があると思うのだがなあ。

