2007年05月31日

なんか病んでいる

知人が浮かない顔をしていた。

私「どうしたんですか?」

「いや、ちょっとね。今朝嫌なことがあって。」

私「何ですか?」

「自殺の現場を見ちゃって..」

近所の知り合いの若い女性が自宅のマンションから飛び降り自殺をした現場を、たまたま通りかかって目撃したのだという。

第一発見者ではなかったらしい。

「彼女が小さいころから知っててね。そこのお父さんとも飲みに行ったりする付き合いがあったから。」

「そのお父さんは鬱病でね。一年ぐらい会社を休んでたんだけど、最近やっと復帰したところだったんだ。」

「残された家族はつらいだろうなと思って。」

「彼女の姿が脳裏に焼きついてしまったよ..」



自殺話がよくある昨今ではあるが、こんな身近にも起こるのか..

この家族、現代の日本の病んだ部分の縮図のようである。

なんなんだろうか、これは。


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2007年05月29日

ワークビザ申請書類、準備完了!

前職でのワークビザのためのリファレンスレターをやっともらえた。
本社や部署の人事と元上司の間で何度もやり取りがあったようだ。

さらにワークビザだけでなくて、今のうちから永住権についても考えておかなければならない。

カナダで永住権を申請する際には、それまでに働いた会社からの職歴、ポジション、給与を書いた証明書が必要になる。
4年以上の経験についてはポイント的には同じなのだが、移民弁護士によるとすべて用意したほうがいいというのだ。

というわけで、ついでにこの書類も作ってもらった。
移住を考えている人は、是非退社前にこれらの書類を作っておくことをお勧めする。

ともあれ、やっとのことでワークビザに必要な書類がそろった。移民弁護士へ書類を送付した。

これに弁護士のサインを入れてもらって、日本のカナダ大使館に申請となる。


ちなみに、永住権については日本からマニラに申請するのと、カナダに行ってからバッファローで申請する方法がある。

私がやり取りしている移民弁護士によるとカナダに行ってから申請したほうが早いということだったので、それに従うことにした。


リファレンスレターの作成のやり取りをして改めて気付かされたのは、

カナダやアメリカやNZでは辞めるのが前提(本音)で仕組み(機能的)が出来ているのにたいして、日本では会社をずーっと辞めないのが前提(建前)で仕組み(というか不便なだけ)で出来ているのだなあ、ということであった。


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2007年05月28日

引越し準備

引越し準備のために荷物の整理をしている。
なるべく荷物を減らしていきたい。

以前から気になっていたのが、嵩張るCDやDVDのパッケージの類である。
昨今はコンテンツはすべてTerastationに取り込んであって、そこから再生している。

BUFFALO RAID5対応LAN接続 外付けハードディスク 「TeraStation」 TS-1.0TGL/R5
B000C1G84O


というわけで、ほとんど、利用することの無いくせに嵩張るパッケージを何とかせねばなるまい。

で、探して見つけたのがこちら。
FCD-CB180G CD・DVDケース(ガンメタリック)
B00062F5GQ


一つで180枚収納可能だ。
これを3つ購入。

一段に三枚までCD/DVDが格納できる。真ん中だけが四角くなっているので、そこに歌詞カードなどを収納できる。(入れすぎると厚みでふたが閉まらなくなったのでご注意)

ばしばしと中身を取り出してはパッケージを捨てる作業を行った。こぎれいなパッケージを捨てるもったいない感じと、無駄なものを捨てる快感が入り混じった複雑な感覚であった。

こんな作業をしていて、なんというか、今後のコンテンツビジネスの難しさを感じずにはいられない。
コンテンツ自体を売っているのか、それ自体を所有する喜びを(思わせて)売っているのかわからないが、確実に時代は前者の方に行きつつあるのである。

CDのパッケージ売り上げが下がってきて久しい。
遅かれ早かれビデオも同じ運命をたどることは間違いない。BDとかHD-DVDで延命できたとしても、その次はさすがにもう無いだろう。

娘たちが大きくなったころは、パッケージにビデオや音楽が入って売られていたなんていったら、驚くような時代になっていることだろうなあ。


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2007年05月22日

カナダへの引越し見積もり

何社かの引越し業者に見積もりに来てもらった。

オタワへの引越しの見積もりで分かったこと。

・オタワまでは船便で50-60日かかる

二ヶ月は物なしで生活だ。

・家族四人の家財道具一式で船便100万から150万円ぐらいかかる

「家具はなるべく捨てて、新しいの買ったほうがお得ですよ。」
とのこと。

・入管に本人が立ち会わなければならない

うーん、面倒だ。

・しかも、入管はモントリオールかトロントしかない

オタワが首都なのにか!

・食料品は一切入れられない(見つかったら没収)

テロ以来厳しくなっているらしい。
乾物とか調味料を入れておこうと思ったのに。残念。

・しかし、飛行機での手荷物には食料品を入れていてもいい

なんか矛盾してないか。

・電気製品は新品だと課税対象

自分が利用しているものには課税されない
製品の箱ではなくて、梱包しなおしたほうが安全


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2007年05月21日

リファレンスレター

会社が紹介してくれた移民弁護士と、ワークビザの件でやり取りをしている。

技能者として申請するにあたって、どういうスキルを持っているかをリストから選ばなければならない。

そのリストが異常に古臭かったりする。

例えば、

LANGUAGES
C, C++, VISUAL AGE/GEN, POWERBUILDER, PASCAL, SMALLTALK, VISUAL BASIC, COBOL, RPG, INFORMI 4GL, NATURAL, JAVA, CLIPPER, DELPHI, PL/1

METHODOLOGIES/ARCHITECTURES
BOOCH, RUMBAUGH, YOURDON, WATERFALL, PRODUCTIVITY PLUS, METHOD ONE, SDM, SPECTRUM, GANE & SARSEN, SSAD, CLIENT SERVER, OOP

という具合。


このリストを元に、エンジニアとしての資質を証明するため、前職での技術的なスキルを元上司から認定してもらわなければならない。
まあ、リファレンスレターみたいなものだ。

上述のキーワードがいかに古臭くて現状にあってなくても、自分のスキルと関連するものを一字一句正しくレターに盛り込むように、と移民弁護士は指導してくれた。

要は、移民局にしてみればこのリストに載っている単語を知っているかどうかが問題なのであって、古い新しいは問題ではないらしい。


で、作ったドキュメントにサインしてもらうよう前職の元上司に頼んだ。

元上司は法務部と人事部に問い合わせをした。
法務部としては、何ら問題ないという見解だった。

興味深いのは人事部だ。
こういうドキュメントの作成経験がないというので、本社人事へ問い合わせるといって、やけに大事になったらしい。

そしてやっと戻ってきたドキュメントを見ると、上述のスキルに関するキーワードはすべて取り除かれていた。
代わって、

2005 - 2006 Chief Software Architect, AA department
Supervised a team of ...

2004 - 2005 Senior Software Developer, BB department
Designed and implemented ...

:

職歴のリストに書き直されていた。

コメントには「個々のスキルよりも、どういう部署で何をやってきたかの職歴を書いたほうがいいと思われます。」

いやいやいやいや、おいおいおいおいおい。
スキルを証明するためのレターですから!
移民局もそれを欲しがっているので!
勝手に解釈しなおさないでくださいな!

というわけで、やり直しである。

前職での人事が、いかに個々のスキルよりも職歴を重視しているのかが分かった。
そういう基準で人を評価し、人を育てているのであろう。

このあたりのメンタリティーの違いは想像以上なのであった。


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2007年05月17日

どうなる北米経済?

高校から仲のよい同級生がいる。

私がアメリカに赴任しているときに同じシリコンバレーに赴任していた。
アメリカでは高校のときより近くに住んでいた。
当時は、なんかこういうのって面白いもんだなーといっていた。

そいつは先に帰任になって、私も帰任になった。
で、日本でまたご近所になった。

そして、彼はまた今月からシリコンバレーに赴任することになった。

もうすぐまたご近所だ。(同じ大陸ってことで)

すぐに賃貸の家を決めたという。一月$3000弱のタウンハウス。
庭付き一戸建てを探したが、いいのが見つからなかったらしい。

私が赴任していたころから比べると賃貸価格は上がっているようだ。

彼の同僚も契約の更新時に$100, $200と家賃を上げられているらしい。

どうなるだろうか、北米経済。
なんとカナダドル110円近辺。一ヶ月で10%も円安が進んでしまったぞ。

これから円をカナダドルに移す身としては厳しい展開だなー。

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2007年05月15日

ジャパニーズドリーム その4

前職で、最近定年したAさんの話。

Aさんは若いころ、仕事の関係で香港の事業家Oさんと付き合いがあった。
Oさんは小さな事務所を開いて、ビジネスを始めたばかりであった。

Aさんは自分の経験を元に、日本企業との付き合い方なんかをOさんに色々とアドバイスをしてあげていた。
その甲斐もあって、Oさんのビジネスは徐々に拡大していった。

AさんはOさんと定年まで付き合いがあって、仕事上のやり取りもあった。
そのころにはOさんの会社は相当な企業に成長していた。

Aさんが定年になった年に、それまでの感謝を込めてAさんを香港に招待してくれたのだという。
ビジネスクラスの航空券、ホテルのスイートから食事に至るまで、すべて手配してくれたそうだ。

楽しい時間を過ごして日本へ帰る間際に、紙袋を渡された。

「これをどうぞお持ちください。」

中を見ると、その会社の株券があった。

時価で一億円相当。


こんなうそみたいな物語のような話もあるのかとびっくりした。
誠心誠意付き合ってくれたAさんへの恩返しということか。

なんというか、こういうジャパニーズドリームもありなのかもしれない、と思った。

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2007年05月14日

自作ロケーションフリーで行こう!

カナダに行ってから子供たちに日本語をどう教えていくか。

どうしても親だけの日本語だと限界もあろう。

というわけで日本のテレビ番組を見れるようにしておきたい。

ロケーションフリーTVとかも調べてみた。
ストリーミングの帯域が十分確保できないと見辛そうだ。

しかし、よくよく考えると、ストリーミングで見る必要があるのか。
スポーツやニュースならともかく子供向け番組だとリアルタイムである必要はない。


で、考えた結果、

・実家にPCにキャプチャボードをインストール(I-O DataのGV-MVP/GX2)
・添付の録画ソフトで子供向け番組をローカルのディスクへ録画

GV-MVP/GX2 MPEG-2/-4 エンコーダ搭載TVキャプチャ
B000C7MJGY



・カナダ側のPCに外付けHDDを接続(Logitec LHD-ED320U2)
・添付のミラーリングソフトで、実家PCのディスクをミラーリング

Logitec USB2.0 外付型HD 320GB LHD-ED320U2
B000M2E70K


という設定で自動的に録画された番組がローカルにミラーリングされている仕組みを構築することにした。

今のところテスト結果は良好である。
ミラーリング中の再生も問題なかった。

これでアナログ停波まではなんとかなりそうだ。

ちなみにアニメ番組とかだと録画が長時間モードでも十分きれいであった。

これにかかった費用はキャプチャボードとディスクで2万5千円程度。
DVDレコーダーとロケーションフリーユニットの価格と比べると圧倒的に安上がりなのである。

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2007年05月09日

日本ブランチスタッフ募集中!

日本ブランチでは日本人スタッフを募っている。

私も、もともと日本採用のエンジニア募集だったところを、カナダ採用にしてもらった。
なので、私がカナダに行くまでには、追加のエンジニアが必要なのである。(さらに一人クビにしているし!)

前職での親しい部長・課長にもあたってみた。

「誰か、こういう仕事探しているような人ご存じないですか?」

「日本の大企業で、ソフトが書けて、プロジェクト管理が出来て、仕事で英語を使いこなせる人間で、そんな小さな外資の会社に勤めようなんて人間は中々いないだろうな。
そんな変わり者はお前ぐらいだよ。はははは!」

そろってそんな反応が返ってきたのであった。


だが、この反応は満更、間違っていないのかもしれない。

給料は同じ年代の大手メーカーのエンジニアよりはいいはずだ。
しかし、長らく、いい人の応募がない。

やはり無名の外資系の小さな日本ブランチで働こうなどという奇特な人は少ないらしい。

こんな仕事は、おもいっきりジャパニーズドリームに反する。
なんといっても、いつ潰れるか、いつ撤退するか、いつクビになるか分からないのだから。

大企業にいたときより、自由だし、やりがいもあるのでいいと思うんだがなあ。

誰かいませんか?

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2007年05月08日

実力主義

近所の独立系お好み焼屋が潰れた。

あまり立地の良いとは思えない場所で開業したので、どうなるかと思っていた。
平日に通りかかったときに見ると、精々1-2組のお客がいるぐらいだった。

一度、数ヶ月店を閉じていた。

「改装中のため、暫くお待ちください」

で、その後本当に改装して、花輪を出して、新装開店!とやったのだった。

その後数ヵ月、客の入りは代わり映えもしない感じだったが、やはり駄目だったようだ。
多分借金をして、店舗を建てて、機材を揃えて、開店して、再起をかけてさらに借金して、改装して、それでも客が入らずに潰れていく。
残ったのは膨大な借金だけか。

会社の実力主義は大変だとは思うが、もうそんなレベルとはわけが違うでしょう。

サラリーマンの厳しさなんて、かわいいもんでしょう。あのお好み焼屋のにいちゃんにしてみると。


まあ、そのお好み焼屋に私は入った事はないのだが。


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2007年05月07日

いきなりクビ!?

日本ブランチの同僚がいきなりクビになった。
同僚といっても40歳代後半の人だ。

理由は

「パフォーマンスが悪いから」

なのだと。

この会社に勤めて2年あまりだったそうだ。日本ブランチのメンバーの中で英語が一番堪能な人だったのだが、技術的な面が弱かった。
単なる通訳的な立場になっていたのが、本社サイドは不満だったらしい。

この人を採用した人と、今の上司も違う人なのも原因であろう。
人によって重きを置く面は異なるのは当然だ。

しかし、ただでさえ日本では人手不足で大変なときなのに、だ。

「残った全員で彼の仕事を割り振るように。」

ということで、仕事の引継ぎなんてものもない。もう彼と会う事も二度とない。
なので、過去のメールやらドキュメントやらを見直して、何とか引き継ぐしかないのだ。

すごい実力主義なのであった。

この調査にあった、

「実力主義」と「年功主義」の会社とどちらがいいか、

なんてかわいいもんなのである。どっちにしろ、多くの日本企業の現状だとクビになんてならないのだから。


そう考えると、今の会社の試用期間3ヶ月なんて何の意味もない。試用期間だと1週間前の宣告でクビを切れるが、それ以降だと1ヶ月になるだけだ。
要はクビを宣告されてから1週間分の給料があるか、1か月分の給料が出るか、というだけのことなのであった。

残った同僚の一人が私にこう言った。

「すごいでしょう、この緊張感。ハイリスクハイリターンの世界ですからね。がんばりましょう!」

この人は財閥系企業から転職して外資二社目である。なんだかそんな緊張感を楽しんでいるようであった。


そうだ。どうせなら、楽しんでやってやるしかない。


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2007年05月01日

ジャパニーズドリーム その3

日本能率協会が出している指数も面白い。
2007年度 新入社員「会社や社会に対する意識調査」というやつだ(pdf)。

実力主義と年功主義の会社のどちらが魅力的か、という問いに対して、

2003年
実力主義 73.5%
年功主義 23.2%

から

2007年
実力主義 48.3%
年功主義 49.1%

に変化している。特に2007年度は大きく年功主義派が伸ばしている。

仕事氷河期の世代の「仕事を優先する」「どちらかといえば仕事を優先する」が、44.1%だったのが、34.2%に減少し、
「生活を優先する」+「どちらかといえば生活を優先する」というのが、15.1%から20.7%に増えているらしい。
これはバブル期のレベルに近づいているのだという。

個人的には、仕事優先と実力主義は同列ではなく、生活優先だが、実力主義、というのも成り立つように思うし、そうあってほしい。

ジャパニーズドリーム その2で触れたような意識というのは今の高校生だけでなく、新卒あたりまで共通なようだ。


一方で、今朝駅前でメーデーらしく、プラカードとビラでデモをやっている数人のおじ様、おば様を見かけた。

XX社は、

「雇用を確保せよ!」
「再雇用せよ!」

とか

「リストラ部屋を撤廃せよ!」

とかやっていた。

ビラには、

「リストラ部屋に入れられて、会社は仕事を探してくれない」
「不当にボーナスを下げられた」

とか不平不満が一杯であった。

すごい苦労されているのだとは思うが、自分の能力を正当に評価してくれない会社なら、こっちから願い下げで他に行ったらいいのにと思う。
そこまで喧嘩して、どうにかこうにか仕事に在りつけても、結局楽しくやれないように思うんだが、どうなんだろうか。


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