雑誌の上司がインド人になる日というタイトルをみて、思い出した。
赴任時の研修の時のことだ。
担当の講師がこんなことを言っていた。
「人種差別についてです。
欧米に赴任される方はあまり問題がありません。
というのも、日本人として、欧米の、特に白人に差別されるということは、ある程度心の準備というか、仕方がないものとして、たいていの場合、処理できるのです。
問題が大きいのは、アジアなどの地域に赴任される方にあります。
心のどこかで、その地域の人々を差別している人に問題は起こります。
差別している人達に、差別される場合が一番厄介です。」
自分たちが心のどこかで見下している人たちに、差別されるのは、消化できにくいものなのだという。
日本では、女性の上司はおろか、結婚後も働き続ける女性に対しても未だに理解がない話を聞く。
老舗の重工関係で勤めている知り合いの女性は、毎日のようにおっさんからセクハラ発言を浴びていると嘆いている。
「子供産まないの?」
「夫婦でそんなに稼いでどうするの?」
という類だ。
女性に対する差別が無意識に(か意識的に)存在しているのだろう。日本では女性の管理職が、他の先進国に比べて非常に少ないのも無関係ではないだろう。
そんな旧態依然の文化でインド人が上司になったら、さぞかし大変になるだろうなあ、と思った次第だ。
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