2006年10月31日

鉄道の未来

妻が妊娠していたときのことだ。

そのときは彼女もまだ電車で通勤していた。

気分が良くなかったので、グリーン車の空いている座席に座った。
車掌が来たので、お金を払おうとすると、

「グリーン券をお持ちの方が優先ですので、普通車両に移ってください。」

と言われたという。
車掌の後ろにはグリーン券をお持ちのおっさんが立っていた。

仕方ないので、次の駅に着いたら移ろうと乗車口に立っていたら、今すぐに移れと高圧的に言われたという。
気分が悪いと言っても、デッキに立たせてもらうことも許されなかったという。
身動きも出来ないような車両へ移らざるを得なかった。

さすがにこれには腹が立って、後でクレームしたが、平謝り担当が謝るだけで終わった。

この一件以来、徹底的にオフピーク通勤をしようということになった。
座っていける時間を求めて、30分ずつ早起きしては試してみた。

最終的にたどり着いた時間は、5時出社であった。

豆腐屋か。


2003年のレポート(pdf)だが、鉄道各社の収益力は年々落ちてきているのだという。
固定費の増加と、人口減少による、輸送人員数の減少が、資産効率を悪化させているのだという。

このレポートの結論は、

大幅な値上げ
サービス水準の意図的な引き下げ(列車運転本数の削減、車両の短編成化)

が必要になりうるとなっている。
これ以上電車の本数を減らすと、一体どうなるんだろうか。

インドみたいに、屋根にでも乗っとれということか。

indian_train.jpg

益々、弱者に厳しい乗り物になりそうだ。


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2006年10月30日

自転車通勤の理由

自転車で通勤していることを以前も書いた。1 2 3

そこで書いたとおり、健康の理由もあるし、通勤時間の短縮化という面もある。

もっというと、電車に乗るのが嫌いなのである。
おっさんと触れ合うのが嫌なのである。
風邪を伝染されるのがいやなのである。

ピーク時の通勤電車の乗車率というのは異常だ。
異常だと誰もが思うことなのに、いつまでも変わらない。

これにたいして、鉄道会社は、ピーク時の鉄道輸送量が限界なのだという説明をするだろう。

しかし、これはうそである。

理由は簡単だ。
鉄道会社がオフピーク通勤を推進している。
推進しつつ、オフピークになると、電車の本数を激減させるのだ。

なので、結局、大して空いていない。

全車両2階建てにしてもいいはずだが、それもない。

つまり、死なない程度の乗車率200%とかを目標にダイヤを組んでいるに他ならない。

かつて「普通鉄道構造規則」というのがあって、「乗客定員は、座席定員+立席定員を超えてはいけない」と書かれていたらしい。

それが、2001年に「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」というのに変わって、定員という文字は無くなったというのだ。

訴えられる前にロビー活動して、改正されたくさいではないか。

死なない程度に詰め込めれば、利益率が高い。誰でも簡単に思いつく話だ。
豚か、奴隷を運ぶのと同じ発想。

女性専用車両というのは、女性のために鉄道会社が作ったと考えるのは大間違いである。
この異常な混雑こそが問題だということから、目をそむけるために作ったものに違いない。
十分な距離感が保てる電車では、痴漢する人間は減るだろうが、それはコストがかかるのでしないだけだ。

海外で女性専用車両が取り入れられているのは、Wikipediaによると
韓国、台湾、フィリピン、タイ、インド、パキスタン、インドネシア、イラン、ロシア、ブラジル。

宗教上の理由とか、いかにもラッシュのひどそうな発展途上国だけに見える。

日本人は我慢強い。



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2006年10月27日

いまさらの英文法書

CD BOOK 中級からの英文法
CD BOOK 中級からの英文法大島 さくら子


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by G-Tools


出版されたばかりのこの本を買った。
本屋に平積みされていた。

私は日ごろから、英語学習には王道なしだと思っている。
地道に学ぶしかない。

勿論、それを手助けするためのツールとして「やわなん」を作っている。

この本は、地味だが良書である。
キャッチーな言葉で、本を売ってやろうという感じがない。
そして、内容が非常に濃い。

「中級から」という開き直りも素晴らしい。

まだ全部読んでいないが、自動詞、他動詞、to不定詞、関係代名詞等々の文法説明だけでなく、

can, could, be able toの使い分け方
will, would, be going toの使い分け方
must, have to の使い分け方

など、日ごろあまり意識していないで使っていることが、きっちり説明されていてうれしい。

そして例文も豊富だ。

冒頭にこうある。

「文法なんか気にしていたら、英語なんてしゃべることはできない。」
「通じればよい。」とはよく言われることです。実際、私も英語はコミュニケーションの道具一つなので、究極の目的は通じることだと思っています。
確かに日常会話であれば、中学レベルの文法力で十分でしょう。しかし、もっと複雑な状況や場面での対応、細やかな感情の変化や考えを表現するには、どうしても高校レベルの英文法力が必要になってきます。


確かに、通じるが、どうしても稚拙な表現を繰り返しがちだ。
この本でレベルアップを図りたい。


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2006年10月26日

雇用形態 その2

以前、派遣社員でJavaのプログラミングが出来る人をお願いしようとした。


社内には、外部の人材の活用を促すような部署もあったりする。
主には中国やインドとの橋渡し、派遣会社との橋渡しをやっている。

そこの担当者と話をした。
私は前々から、興味のあった首都圏コンピュータ技術者共同組合を使ってみたいと提案した。

この共同組合は、契約料の殆どがエンジニア本人に渡るような明快な会計を行っているそうだ。
きっと登録者のモチベーションも高く、スキルも高いだろうと思ったからだ。
日本にこのままいるなら、自分が登録してみたいぐらいだ。

担当者は、

「ああいう個人事業主が相手だと、色々面倒なことがあるんです。」

とか、よくわからない難癖をつけて認めてくれない。

「必要な人材の条件を出していただければ、いつも使っている派遣会社からちゃんと紹介させますよ」

一月ほど経って紹介状が届いた。

「javascript経験あり」

そのJavaじゃないって。

他にも全然関係ない人を数人紹介した後、

「該当する技術者は紹介できません」

なめとんか。


そのときはもう間に合わなかったので、別の方法で手を打った。

このあたりにも既得権益とか癒着が見え隠れするのであった。



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2006年10月25日

雇用形態

偽装請負というのが問題になっている。

請負契約者、業務委託契約者を派遣社員のように働かせるという話だ。

正社員の雇用が減り、派遣社員が増えている。
さらに、派遣社員より都合よく入れ替えできて扱いやすいということで、請負労働者を派遣社員的に使うということが横行していた、という。

偽装請負にならないように、各部署で気をつけましょう、というお達しがあった。
さらに、派遣社員が3年を超えて働いている場合は、正社員として雇用するか確認をしましょうと。

アメリカの人事を考えると、日本的な正社員という概念自体が存在しない。
社員は、個人事業主の派遣社員の集まりみたいなものだ。
間で搾取する第三者は存在しない。

日本では、正社員は高いから、派遣社員を使い、さらに請負労働者を派遣社員のように使う。


以前、社員の年齢構成は富士山型だという話をした。
実際のところ、右側の裾野(減少分)を補っているのは、派遣社員、請負契約である。

派遣社員で、正社員より技能が高い人もいる。
だが、基本的には雑用を依頼することが多い。
派遣会社に対しては、一人あたり月100万以上の金額が支払われることもあるが、本人の手元に渡るのはほんのわずかだろう。

最近、課で歓迎会があった。
3ヶ月契約の派遣社員の。

雇用形態が、根本的に、だいぶ歪だ。



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2006年10月24日

中国赴任者決定

課からでる赴任者が決まった。
リーダー一人と、若手二人だ。

私は、免れた。

課長は、雑用系の仕事を中国に振る、というアイディアであった。
それだと、ここのところ雑用ばかりやっている私はやばい、と思っていたのだ。

上の人間としては、お荷物(コストかかりすぎ)な部署はなるべく中国に移管したいという思惑がある。

その折衷案で、ことが進むことになった。
中国には、ある程度の重要部分を担当してもらうが、コアの部分は日本が設計するということで落ち着いた。

課長曰く、

「雑用ばかり振ると、彼らのモチベーションを維持できないかもしれない」

だそうだ。

それじゃあ、雑用ばかりやっている私のモチベーションはっ!?
などとは、つっこんだりしない。


そんなわけで、エース級のエンジニアを投入することとなった。

これで中国の組織が立ち上がるのはいいが、残った日本のコア部分を面倒みれる人間がますます減ってしまった。

さすがにこうなってくると、私も雑用ばかりでお茶を濁すわけにはいかなくなりそうだ。

昨日も、ちょっと質問された内容を、私が知ってたばっかりに、フルパワーで解説してしまった。

エンジニアってのは、すぐ知ったかぶりしてしまうのだ。
それでまた、仕事が回ってくる羽目になるかもしれないのに。

もっと腑抜けのあほ、でいかねば。

気をつけよう。



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2006年10月23日

英語学習サイト「やわなん」 リスニングサービス開始!

英語学習サイト「やわなん」では、リスニングサービス(無料)を開始しました!

コンテンツにはVOA(Voice of America:アメリカ国営放送)の、スペシャルイングリッシュを採用しています。

スペシャルイングリッシュは、ニュース、教育、経済など、多岐に渡る分野のタイムリーな話題を、ノンネイティブ向けに、ゆっくりと明確に話すプログラムです。

「チャレンジ」でコミュニティ検索し、s_listen.gif表示のあるものがリスニングコンテンツを利用できます。

やわなんでは、一文づつ、あるいは、ある程度まとまった単位で聴くことが出来ます。

問題は、数箇所の空欄を埋めていくシャドーイングです。
その都度、意味を確認しながら、何度でも聞き返せます。

レポートで間違えた文を確認して、知らなかった単語を復習するのも便利です。

コンテンツは新しいものを、どんどん追加していく予定です。


リスニングのご利用には、Adobe Flash Playerが必要です。


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2006年10月20日

経済大国の意味

住みやすい街とか、国の豊かさとかのランキングを見ると、人口がそれほど多くなく、国土も比較的余裕のあるところが上位に来ている。

勿論、欧米系の人が作ったランクなので、自分たちの好きな基準で作ってるのだろう、ということも考えられる。


カナダのバンクーバーの近く、ビクトリアに友達を訪ねたことがあった。
友達のお父さんは、配管工か何かの仕事をしている、中流の家庭であった。
家はゆったりしていて、ゲストルーム、ゲスト用バスルームもある。
庭には巨大なキャンピングカーが置いてあった。
すぐ郊外にはロッキー山脈や、美しい湖、ビーチがあり、週末にはそういうところでくつろぐのだという。

スウェーデンのストックホルムに3ヶ月ほど滞在したことがあった。
そこで知り合った大学教授が、週末別荘に招待してくれた。
湖沿いの別荘で、バーベキューをし、ボート遊びを楽しんだ。
国中に、すごい数の湖があるので、ほぼ貸切状態であった。

昔、オーストラリアの友達が、日本のビデオカメラが欲しいというので送ってやった。
お返しにビデオメールを送ってきた。
私が送ったビデオカメラで家の周りを撮ってみたという。
広い家と、広い芝生の庭に、緑あふれる環境が映し出された。
家の近くには美しい川の流れがあった。

みんな普通の中流の家族である。
彼らの生活を見ると、これらの国がランクの上位に来るのが実感できた。

こうした国は債務国家だったりするのに、個人は余裕のある暮らしを楽しんでいる。

そう言えば、オーストラリアの友達が送ってきたビデオは、都心で一人暮らしをしていたアパートで見た。
そこはどこに行くにも便利だったが、部屋は半地下で、窓を開けると一面、駐車場の車のお尻が目の前に並んでいたのであった..

日本はGDPは世界2位の経済大国だが、はたして豊かさを実感できているのだろうか。
勿論、豊かさの基準は人それぞれ違うだろう。

ただ、現状を疑いもなく、そんなもんだと思って受け入れている人は多いのではないだろうか。


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2006年10月19日

国の豊かさ

古いソースだが、2001年にIUCNから国の継続可能な豊かさの指数というのが発表されている。
Thirty-seven countries are close to striking a good balance between a healthy population and a healthy environment,

上位37ヶ国が高い生活水準を維持しつつ、環境を維持できる状態に近いことを示しているのだという。

 CountryWIHWIEWI
1.Sweden 64.07949
2.Finland 62.58144
3.Norway62.58243
4.Iceland 61.5 8043
5.Austria61.08042
6.Dominica60.55665
7.Canada 60.57843
7.Switzerland60.57843
9.Belize 57.05064
10.Guyana57.05163
11.Uruguay56.5 6152
12.Germany56.57736
13.Denmark 56.08131
14.New Zealand55.57338
15.Suriname55.0 5258
16.Latvia 54.0 6246
17.Ireland54.07658
18.Australia53.57932
19.Peru53.04428
20.Slovenia 53.07162
21.St Kitts & Nevis52.55235
22.Lithuania52.56144
23.Cyprus52.56738
24.Japan52.58025

※WI (Wellbeing Index)
 HWI (Human Wellbeing Index)
 EWI (Ecosystem Wellbeing Index)


今更、なんでこんな統計を出してきているのか。
国の大きさと、人の暮らしとか豊かさというのは比例しないものだなあ、と漫然と考えていたので調べてみた。

ここで、人口が1億を超えている国は日本だけである。
大国を維持するのは、それだけコストがかかるということだろうか。

大国間の戦争が起こりえないであろう、現代において、大国である意味とはなんだろうか。


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posted by りもじろう at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ランキング・指数

2006年10月18日

エージェントからの電話

NZの転職エージェントから、紹介できる仕事があるから電話していいかというメールが昨日きた。
こちらからは何ヶ月もまったくアクションしていないのに、律儀に連絡してくれる。
ありがたい話だ。

転職したい人は、こういうエージェントを活用すればいいだろう。
紹介先の会社から契約料をとるから、転職希望者側は費用を払う必要はない。

それで、今朝、エージェントと電話で話をした。

久しぶりのブリティッシュイングリッシュであった。

Javaのシニアデベロッパーのポジションだ。
恐らく85,000 - 95,000NZD程度の年収だという。
悪くない。

教えてもらった会社は勿論、聞いたことのない会社だ。
が、サイトを見ると、なかなかしっかりしてそうなNZの会社だった。

欧米にブランチもあるらしい。
ここならちゃんと給料払ってくれそうだ!(涙)

オファーが出たら、4-6週間で来れるかと聞かれた。
とりあえず、行けると言っておいた。
ビザの結果はまだなんだが。

ただ、NZのルールでは、現地のエンジニアが優先される。
ある期間、見つからない場合のみ、移民にビザを出して、受け入れてよいとなっている。

今回も、その基準を満たしているか、確認してから話を進める。

NZに面接に行かないといけないなら、ついでに二つ三つ紹介してくれと言っておいた。

どうなるか。


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posted by りもじろう at 09:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 移住準備

2006年10月17日

異動する人、残る人

身近な人が異動することになった。

一人は、同じ課の若手エンジニア。
大変優秀な人で、製品のもっとも重要な部分の開発にあたっていた。

上のやり方に納得できなかったため、スキルが伸ばせてやり甲斐が持てそうな部署を探していた。
希望が適ってよかった。

勿論、当課としては大変な痛手である。

さらに、隣の部のマネージャーも異動する。
この人も優秀な人で、異動先の上司から是非とも来てくれとラブコールを送られていた。
ポジションも上がるらしい。めでたい。

我が部門長なんかには、会議のたびに、ぼろくそに言われていたようなので、えらい違いである。

異動を考えている、と部門長に言ってから、怒られなくなったという。
なんとも稚拙なマネジメントで笑える。

だが、もう遅い。

この人がいなくなるのも痛手だ。

移住計画がうまくいかなかったら、自分のところに来いと言ってくれている。
温かい言葉がうれしい。

優秀で敏感な人は、沈み行く小船にいつまでも同乗(同情?)してはくれないということか。

さて、当課の、とりあえず何でも人のせいにするこの人なんかは、どうか。
異動する気配はまるでない。

中国シフトの臨時ミーティングで、居眠りしていたし。

さすが、大物は違う。

この人がいれば安心だ。


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2006年10月16日

中国シフトの意味

中国シフトについて、ちょっと考えてみた。

課長の主張が通って、外注的存在で中国組織を使う、というのであればいいが、上の考えでは設計業務の移管だけの話に留まらない。

現在のプロジェクトの流れは、本社で設計・開発を行い、世界各地の生産拠点で製造、さらに本社と連携して世界中の販社から販売となっている。

今回、コスト削減の方法として、設計業務を中国に持っていく。
また、世界中の生産拠点を中国に集中し、部材の調達コストの削減も狙うという。
さらにカスタマーサポートも中国へ移管する。

設計コスト・調達コスト・製造コスト・サポートコストを現時点でのミニマムに持っていこうという動きだ。

コストの面だけ見れば、なるほど、という話ではある。

ただ、曲がりなりにも、これまで本社が製造販売の一貫したハブであった。
今後、設計・製造・サポートが中国に行って、本社は上流設計のみ残すという。
製品の最終責任はこれまでどおり、本社だという。

しかし、明らかにハブ的機能からは外れている。
これでは投資会社のほうがイメージが近い。

うちの組織など、小さいものだから、これによる社会的影響など微々たるものだ。
しかし、こういう動きが全社的に進むようであれば、話は違う。

日本の経済構造は、良い悪いは別にして、大企業をピラミッドの頂点にして、多くの中小、零細企業が支えている。

大企業が、ハード、ソフト、製造、サポート業務を全て中国に移すというのはこれらに関わる日本企業への仕事が減ることに他ならない。

これまで製造やサポートまではあったが、設計業務を含めてトータルな移管が進むというのはあまりなかったのではないだろうか。

ハード、ソフトすら100%現地調達を進めるというのだ。

個人的には、これは失敗すると思う。

どうだろうか。


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2006年10月13日

課の方針

課の中国シフトの方針について、課長から説明があった。

「中心となる商品のソースコードは出したくない。」

課長の主張である。

当然であろう。
これを出したら本当に上流設計(パワーポイント)だけしかのこらない。

上の考えでは、設計業務をほとんど持っていってしまいたいようだから、一波乱あるだろう。
しかし、課長としてもこれを譲ってしまうと自分のチームの解体を意味する。
何とか説得を試みることだろう。

とはいえ、何かしら中国を絡めないわけにはいかない。

課長の考えでは、

「本線系ではない、オプションのモジュール郡を中国設計に任せる。」

という。
なるほど。それで、人柱を上納しておけば、落ち着く可能性はある。

「しかし、誰が行かされるんだろう。
若手だけではさすがに難しいから、中堅どころも一人は必要だろうし。」

などと、妻に暢気に話す。

「それってあなたじゃないの?」

何を馬鹿な。

中堅メンバーを思い出す。

消去法で、考えてみよう。

・中国語はおろか、英語も出来ない人を送るわけにもいかない。
・ソースコードをまともに見たこともないような人を送るわけにもいかない。
・本線系のPLを送り出すことはない。

うーむ。
ましてや、周辺モジュール担当とか、移管できそうな雑用とか一杯やっている人間は..

私だ。

やばすぎる。

考えないようにしよう。


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2006年10月12日

面談

上司と面談を行った。
中国赴任についてである。

きっぱりと行きたくない旨を表明しておいた。

勿論、私の場合、移住計画があるから、このタイミングで赴任はありえない。
もし、移住計画が無かったらどうしていたか。

仕事で何度か中国には行っている。
子育てするのにあの環境はどうだろうか。

極端なスピードで進む開発と、それに取り残される貧困な地域と人々。
一つの街の中ですら、その光景がそこここで見られる。
とても歪である。

異常に空気は汚く、交通マナーなどない。
危なくて、車の運転など出来ないから、すべてタクシーか公共の乗り物を使った生活だ。

大きなビジネスチャンスがあるのはわかる。
思い切って、エンジニアの道を捨てて、中国での組織のオペレーション経験を身に着ければ、キャリアとしては面白いかもしれない。

独身だったら考えてもよかっただろう。


上の娘は4歳にして、6箇所も家を移り住んでいる。

さすがに、会社都合の引越しはもう勘弁して欲しいところだ。



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2006年10月11日

中国赴任!?

設計の中国シフトを進めるという話があったが、遂に具体的なアクションが示された。

中国で新たに組織をつくり、そこで設計業務をさせるという。
そして日本では上流設計、あるいは、より付加価値の高い研究開発を行なわせるという。

ついては、現地エンジニアに設計業務を移管するため、かなりの割合のエンジニアを中国に赴任させるらしい。

一人一人面談をして、誰を行かせるかをマネージャーが決める。
勿論、私もエンジニアの端くれであるため、赴任者候補である。

仮に赴任したとして、何年かかけて移管作業を進め、中国で組織を立ち上げたとしよう。
その後のキャリアパスは見えにくい。
第一、戻るところはあるのか。

かと言って残ったとしても、いずれ固定費削減のため、
「他の仕事を探してください」
という整理対象になる可能性が高い。

行くも地獄、残るも地獄か。

ネガティブスパイラルに陥っている組織ってのは苦しい。
目先の売り上げ、固定費削減のためなら、ノウハウ流出の危機とか言ってられない。
そう言いながら、ずるずるとコスト競争に巻き込まれて、競争力を失っていく。
このスパイラルに嵌れば、後戻りは出来ない。

あと5年程度組織が持てば「あがり」、という人々が、組織単位でザックリと決めているのだ。

職場に、希望が持てない重苦しい雰囲気が漂っている。

どうなるか。


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2006年10月10日

英語学習サイト「やわなん」Safari対応!

MACユーザーの皆様お待たせいたしました。

英語学習サイト「やわなん」がSafariに対応しました。

どうぞご利用ください。


これを機に、我が家の年季の行ったiBook G3にも、やっとTigerを導入しました。
思っていたよりさくさく動くので感動。

もっと早く変えておけばよかった。
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2006年10月06日

講師のバイト

大学院生のころ、専門学校の講師のバイトをしたことがあった。
プログラミングの授業を2クラスもっていた。
確かQuickBasicかなんかを教えていた。

当時、家庭教師のバイト料が1時間2500円〜3000円だった。
講師のバイトだと、1万円ぐらいにはなっていたと記憶している。
準備とか面倒だったが、割のいいバイトだったので、引き受けていた。

この専門学校は、簿記とかそういうビジネス関係の資格を学生に取らせるのがメインの目的だった。
なので、BASICのプログラミングなんて全然意味無いと思ったが、なぜかそういう授業が週に1回あった。

学生はほとんど、勉強が得意でないタイプであった。
数人が情報処理2種を2年かけて取る程度だった。

なので、授業は大変難航した。
しゃべる、漫画を読む、うろつく。

特に、プログラミングで、

「では、xxxと画面に表示してみてください」

「カーソルが右に移動するようにプログラムを作ってみてください」

とかいうと、暴動が起こらんかという、騒ぎに発展する。

「わからーん。」

「何それー。」

一人一人の端末に行って、必死で教えてまわる。
汗かきまくりであった。


そんな日々だったが、驚いた体験があった。

「では、このプリントの通りにプログラムを入力してください」

そう言うと、クラスは静まり返り、みんな必死で入力をするではないか。

明確な作業を提示してやると、彼らは驚くべき集中力を発揮するのだった。

すごい、文部省。

と思ったものだ。

彼らは今どうしているだろうか。
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2006年10月05日

とある田舎の幼稚園事情

上の娘の幼稚園の運動会が近い。

去年と変わらず、練習には大変な熱の入れようだ。
夏休みが終わってからは、ずっと体操服で通園している。

そして例によってマスゲームのような出し物の数々。
一致団結して、徹底的に同じことをさせる。

運動会が終われば、お遊戯会だ。
お遊戯会も同じくマスゲームである。
そんな調子で一年中協調作業をさせている。

ちょっとやり過ぎじゃないのかと思ってしまう。

クラスから選出される大勢の母親役員の助けが無いと回せないほどだ。
母親達も練習や、打ち合わせに相当の時間を割く。

母親というものは専業主婦、というのが前提となっている。
役員は、抽選で選ばれる。仕事があるというのは言い訳にならない。

妻は役員には運良く外れたが、お遊戯会の手伝いは当番になってしまった。

他のお母さんからみれば、夫婦で働いているのは、生活が苦しいのかと同情されるありさまだ。

すごい幼稚園に入れてしまった。

個性発揮を掲げるNZの初等教育とは大違いである。


入社当初に工場担当の人から聞いた話。

その人によると、工場勤務は女性の方が向いているという。
なぜなら、男性は勝手に良かれと思って改良しようとする。

女性は言われたことを淡々とこなすから、扱いやすいのだという。

「カイゼン」はいらないのか?と思ったものだ。

日本から単純作業の工場がなくなって、残ったのは高付加価値を産み出すための工場である。
担当者各々の工夫とかカイゼンが一層必要な時代であろう。

教育の世界は、昔の高度経済成長に必要な人材を育てるために出来たカリキュラムを一つの成功体験として、深く定着させている気がする。

そして、無自覚に同じことを淡々とこなす能力の高い人を育て続けているのではないだろうか。

もちろん、個性だけで何とかなるわけではないし、国民性の違いもある。

自分の子どもにどんな教育を受けさせたいか、難しい問題だが、選択肢はないよりあったほうがいい。

2006年10月04日

ニュージーランドの教育事情

ずいぶん前に、NHKで、色んな国の教育事情について具体例で特徴を示す番組があった。

NZの幼稚園での場面。
男の子がスカートをはいて遊びまわっている。
彼はそれが着たいから、着る。誰も止めない。

そんな話を交えて、NZでは個性を重んじる教育をしていることを伝えていた。

他にNZの教育事情について本を読んでも、大方、

「個性重視」

というキーワードが現れる。
これは大変素晴らしいことだと思う。

一方で、好き放題遊んでるだけなら、基礎学力とか大丈夫なのか、と疑問に思ったりする。
まあ、最近では日本も怪しいものだが。

OECD生徒の学習到達度調査というのがある。


○総合読解力

  2003           2000
1 フィンランド        フィンランド
2 韓国            カナダ
3 カナダ           ニュージーランド
4 オーストラリア      オーストラリア
5 リヒテンシュタイン    アイルランド
6 ニュージーランド    韓国
7 アイルランド       イギリス
8 スウェーデン       日本
9 オランダ          スウェーデン
10 香港           オーストリア
:
14 日本

○数学的リテラシー

  2003          2000
1 香港           日本
2 フィンランド       韓国
3 韓国           ニュージーランド
4 オランダ         フィンランド
5 リヒテンシュタイン   オーストラリア
6 日本           カナダ
7 カナダ          スイス
8 ベルギー        イギリス
9 マカオ          ベルギー
10 スイス         フランス
:
12 ニュージーランド

○科学的リテラシー

 2003            2000
1 フィンランド       韓国
2 日本           日本
3 香港           フィンランド
4 韓国           イギリス
5 リヒテンシュタイン   カナダ
6 オーストラリア     ニュージーランド
7 マカオ           オーストラリア
8 オランダ         オーストリア
9 チェコ           アイルランド
10 ニュージーランド  スウェーデン

細かい点差はあるものの、どちらの国も比較されている40ヶ国の中の、第一グループに概ね属している。
基礎学力の点では、高いレベルにあることがわかる。

両国とも下がり傾向にあるのは気になるが...
2006年の結果はどうなんだろうか。

2006年10月03日

やわなん アハ体験

先日、朝方に携帯にメールが届いた。

見ると、やわなんからのテストレポート。

とっさに思った。

「昨日はやわなんはやっていないはず。バグったか。」


メールの本文を見ると、おお。

自分がテストして、間違えた結果だった。
そうだった。

朝方、バスを待っているときに、何気なく携帯でテストしていたのだった。

そのバスを待っていたときの風景が脳裏に浮かぶ。
やったテストも思い出す。

これにはちょっと感動した。

日々の生活で何気なくやっていることは、すごい勢いで忘れていく。
これって、昨日の晩御飯のメニューは?って言われて、案外思い出せない、というやつだ。

昨日の自分から、

「ちゃんと覚えとけよ」

と言われている気分だった。

晩御飯思い出すより、実用的でいい。
普通の単語帳じゃあ、こうはいかないな、と自画自賛。

ただ単に、お前のぼけが始まってるんじゃないのか、という突っ込みは無しということで。
posted by りもじろう at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | やわなん
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