2006年09月29日

2011年問題

2011年といえば、地上アナログ放送停波が思いつくが、別の話である。

フラット化というと大企業にとって、外圧的変化だと思うが、もう一つ、内部崩壊をもたらす要因があると思う。

アンカテさん経由で、GoTheDistanceを見ると、

そして共通しているのは、「30代がいない」っていうことなのだ…。


驚いた。
そうなのか、SI屋さんは。

うちなんか、年齢構成分布は、恐らくとがった富士山のようなものだ。
fuji.gif↑人
 60歳←____________→20歳

こんな感じ。山頂は35-40歳。

きっと電機メーカーはどこもこんな感じじゃなかろうか。

30代が元気の無い会社は前に進まないと言うこと。
今、メンタルヘルスの対象になっている30代が急増しているらしいのだが、その一因となっているのは終身雇用の事実的な崩壊かもしれんね。


そうであろう。
固定化した終身雇用の形態を信じている最後の集団なのだ。

いくら、バブル入社だと馬鹿にされても、入社して10数年。
経験値と(無理が利く)若さの総和が最大値の集団である。

今の大企業の人的パフォーマンスは極大値を迎えている。

でも会社はこちら側の期待にだんだん応えてくれなくなってきている。
ローンいっぱい、不安いっぱいになりつつあるのであろう。

さて、本論の2011年(ぐらい)問題であるが、
これから5年して、この富士山山頂の人々は

40-45歳

となる。

ほとんどの人は平社員のままだ。
これだけがんばっているのに、報われない。
かといって今更、転職したり、他のことやるほど、若くない。

人の老齢化が進む企業のパフォーマンスは落ちる。
鬱病が増え、内部崩壊は進む。

ましてや、デジタル家電なんて、もう誰もデジタルなんていってない。
白黒テレビの次のカラーテレビみたいなもんだ。
今、カラーテレビという人はいない。

テレビの需要も一巡している。
次のでかいマーケットを創出しないかぎり、電機メーカーの先は暗い。

クマデジタルさんは
あるアナリストは「日本の家電メーカーは50年後までには1社しか生き残れない」って言ってたけど、中にいると本当に実感します。

と仰る。
私も強く実感するが、むしろ50年も持つのか、と思ってしまう。

どうなるか、2011年ぐらい問題。
posted by りもじろう at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月28日

全体主義は難しい

アンカテさんからまたまたトラックバックをいただいた。

そもそも、「評価基準に全員が不満なく合意できて、全員が納得したら成果主義に移行しましょう」なんていうのは、成果主義ではない。それぞれ手前勝手な評価基準を持つ組織が乱立し、評価基準が成果のみで評価され、成果を出せず評価基準を変えられない組織はすぐに消滅するのが成果主義だ。

その評価基準が人に厳しいものである必然はない。人に厳しいものか人に優しいものかはどっちでもよくて、要するにその組織がその評価基準を通して成果を出せばよいのだ。

「垣根の無い世界」は「組織には厳しく人には優しい世界」になると思う。そうすべきだと思う。


うーむ。仰るとおりだと思う。
社員が何万人もいる大企業で、一つの制度でうまく回そうというのが、殆ど不可能な話だ。
どんなによさそうな仕組みでも、始めから形骸化する。

もっと小さな組織単位で、その業務形態に合った基準を勝手にマネージャーなりが独断で決めればよいと思う。
成果が出る(高い利益率、低いキャッシュアウト)組織は優秀で、出ないところはだめなだけだ。
優秀な組織は予算もつくし、給料も増える。

評価基準に対して、各々はどう対峙するか。

1. その基準に合わせるようにがんばる。
2. 無視する。
3. 他へいく。

それぐらいしか選択肢はない。

私の今の仕事っぷり(上の2.の状態)は、最高にがんばっていたころ(1.)の30%ぐらいの出力だ。労働時間ではなくて、精神的プレッシャーという意味で。
勿論いずれ3.だと思っているから開き直れるのだが。

お上から言い渡されるような成果主義はうまくいかないのはよくわかる。
自分が1.から2.へ移行しても、評価はそれほど変わらなかった。

というか、評価する側にはこちらの変化がわからない。
それぞれ違うことをやっているので、どれぐらい大変なのか、どれくらい簡単なのかは担当者以外にはわかりにくい。
よって残業時間を見て考えるぐらいしかない。

いっそマネージャーの好みで評価されたほうが、よりダイナミックな展開が期待できるだろう。
この人に気に入られるにはどうすればいいか、というほうが、チームワークは強固になり、パフォーマンスは上がる。
パフォーマンスを上げられないマネージャーは交代してもらうだけだ。
課員はマネージャーが嫌なら他へ行くしかない。

アメリカのベンチャーなんかはそんな調子でやっている。
組織を移り渡る人々に悲壮感はない。

形骸化した仕組みでのんびりやれる日本は、大部分の人にとっては、幸せな仕組みであった。
「フラット化」の大波が来るまでだろうが。
posted by りもじろう at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月27日

残る人材 その2

どこの部署でも大抵、一人は何やっているのかわからない人がいた。
(今の部署で言うと私がそうだが。)

昔、定年間際のおじさん課長が私の上司だったことがあった。
この人は上の人の計らいで無理やり課長だっただけで、何もしていなかった。
自社の株価だけ気にしていて、ネットサーフィン(死語)だけやって一日暮らしていた。

この課長の同年代は大抵会社の成長に従って偉くなっている。
よほど変でもない限りもう少し上のポジションに上がっている。

この人は大層変な人であった。
自分では何もしないくせに、部下には難題を押し付ける。
例えとしては、一人で発電所のシステム全部受注して、開発しろ、みたいな。
出来ないなら、やめちまえ、となる。

そりゃ成果もでない。

ただ、部署の引越しの時は、力を発揮した。
同年代の知り合いにお偉いさんが多いので、無理が利くのだ。
引越し時の場所の確保などは、張り切っていた。

よって、人は

「引越し隊長」

などと陰で呼んでいた。

私も当時のF課長もこの引越し隊長のことを馬鹿にしていたものだ。


さて、後のF部長、うわさには部下は3人にまで減ったという。

F部長から最後に受け取ったメールには、こうあった。

「xxにコーヒーサーバーを設置しました。皆さんご利用ください」

コーヒー部長か。

100人の部下を抱え、飛ぶ鳥を落とす勢いだったF部長も、仕事がないのか、のんびりやっているようだ。

引越し隊長のことを馬鹿に出来ない。

こういう人も残る人材だ。
部長には違わないから、給料だっていいのだろう。

こういう人間(含む私)を大勢抱えても利益を出さなければならない日本企業って大変だ。
いつまで続くやら。
posted by りもじろう at 09:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記

2006年09月26日

英語はビジネスマンのたしなみ

ちょっと間が開いてしまったが、その後のF部長

進まないプロジェクトに業を煮やした社長から直々に指示が出た。

「インドのベンダーを活用せよ」

まずは紹介されたベンダーとの打ち合わせに行ってこいという。
これに対するF部長の行為は、致命的であったと思う。
それまでも数々の致命的なことをやってはいたようだが、これは、え?と思うような対応であった。

その下打ち合わせに、F部長本人ではなく、課長を行かせてしまった。
なぜか。

このF部長、英語が出来ないのである。
超ドメスティックな人だったのだ。

一方課長は海外留学経験もあって英語は問題なかった。
だが、最終的な判断は出来ない。

課長は帰国後、F部長と相談した。
勿論、英語を使いたくないので、F部長は海外の組織と係わり合いを持ちたくない。
結論は、

「使えない」

となった。

勿論、実際に使えないベンダーだったのかもしれない。
遅々として進まない重要プロジェクトをどう打開するか、その代替案も出せぬまま時間だけが過ぎた。

問題点は、開発以外の要素も多々あった。
例えば組織のしがらみから来るものだったり。
同情できる点は多々ある。

しかし、トップからみて、重要プロジェクトの社長直々の命に対して、この消極的な対応はどう映ったか。

最後には、大方の予想通り、トップはこの組織の解散を決めた。
解散といっても実質的には組織の再編とマネージャー入れ替えである。

F部長の華々しいサクセスストーリーも、この瞬間に終わったのであった。

後にF部長、うわさでは英会話教室に通っているとか。

遅いって。
posted by りもじろう at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月25日

vs. えいご漬け!?

勇者カズ坊★さんのブログにこんな記事が

さて、先月買ったニンテンドーDS Lite。
相変わらずえいご漬けをチャレンジ中。

ただ、このソフト、ちょっと単語のレベルが低すぎるような気がする。
中学レベルが多い。
もっとレベルが上がると難しい単語が出てくるのか…?

ちなみにまだレベル1を完了したばかり。
現在英語力ではすでに"S"を一度取った。

というわけでもう少し単語力を付けようと、

 やわなん

に登録してみた。

ちょっと試してみた感じだと、いや難しいわこれ。
というか、こっちが標準か。
えいご漬けはあくまでゲームだからな。
万人が楽しめるレベルの英単語しか収録してないのかも。

しかし久しぶりのエントリなのにiPodとぜんぜん関係ないな…。


やっとiPodと関係ありですね!

そうなんですよね。三択とかと違って難しい。
でも実際に会話中とかで三択できるわけじゃないですし、ぱっと英語表現が出てこないと使い物にならないのです。
この文中でこそ、この表現というのも多いですから、単語の対訳だけでは限界があります。

またのご利用お待ちしております。
posted by りもじろう at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | やわなん

英語学習サイト「やわなん」iPodサービス開始!

やわなんでは、iPod向けのファイルダウンロードサービスを開始しました!

登録しているコミュニティのコンテンツをiPodのNotesに入れると、いつでもiPodで読めるようになります。

yawanan_ipod.jpg

ダウンロードファイルは3つのタイプを用意しました。

・苦手100文 テスト形式

正答率の低い問題順に、100文です。
テスト->解答という形で覚えているかを確認しながら読めます。

・入力順・全文 テスト形式

入力順にテスト->回答という形で全文確認できます。

・入力順・全文 リーディング形式

訳文と本文を入力順に読むことができます。
対訳つき電子ブックの感覚です。

iPodで置けるファイルの上限が1000文ですので、それ以下になるようにしています。
ダウンロードしたzipファイルを解凍して、iPodのNotesディレクトリに置くだけです。
詳しくは、「操作方法について」にて説明してありますので、ご参照ください。

音楽・リスニングコンテンツを聴きながら、単語を覚えるのにお役立てください。
皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。
posted by りもじろう at 08:56| Comment(0) | TrackBack(1) | やわなん

2006年09月22日

中国雑記

中国は去年仕事で上海に行って以来一年振りである。

上海と同じく高層マンションが立ち並ぶ。
上海では、完成しているにも関わらず、投機対象で人が住んでいないマンションが目立った。
機内誌にも広告を打つほどのマンションブームが続いている。
上海で驚いたのは、ビルの上のほうが、霞んで見えないほど、空気が汚いことであった。

そして、それは北京でも同じだった。
手前のビルの看板さえ霞んでいる。そしてこれは夕日ではなく、朝日。
朝日も霞む

管制塔も霞む。
管制塔も霞む

そして、中国ではダックも招き入れる
ダック

なぜか、ウルトラマンも素手でがんばるのであった。
素手でがんばる
posted by りもじろう at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月21日

面接内容

フライトの都合で一日余分に北京に滞在することになったが、やっと帰国した。
面接での質問の内容は大まかにいうとこんな感じが一般的のようだ。

「あなたのQualificationsについて」
特に、大学、大学院で学んだことと、仕事とのつながりについて聞かれた。専門と、仕事が同じであることが、ポイントにつながる。

「会社での仕事について」
これまでやってきた仕事について説明を求められる。相手は専門のことは詳しく分からないので、出来るだけ平易に説明しなければならない。

「なぜNZに移住したいのか」
移住したい理由を問われる。発展途上国の人は、仕事を探したいという理由が中心のようだが、日本人のような先進国からの場合は、別の理由になるのが一般的だろう。ゆとりある生活を求めてとか。

「海外での仕事・生活の経験」
今までの海外での仕事や生活の経験について。

「NZについてどれくらい知っているか」
申請前にNZに行ったことがあるか。事前に調査しているか。知り合いがいるかなどがポイント。

「仕事をどうやって探すか」
私の場合は、事前にやっていたので、その説明をした。

「仕事が見つからなかったらどうするか」
私の場合は、すでに見つけた経験があったので、この質問はされなかった。
自分から、NZで仕事が見つからなかったら、当面今の日本での仕事を続けるという話はした。

「オークランド以外で仕事が見つかった場合も移住するか」
我々の場合、オークランドに住むことを希望しているといったので、この質問があった。仕事と学校の状況によると返答しておいた。

「妻は移住に同意しているのか」
妻の移住への考えを問われる。だんなと同じといえば問題なさそう。

「妻の学歴・職歴について」
「妻はNZで何がしたいか」
移住しても順応できるかを確認される。

「何か知らせておきたいことはないか」
追加の情報など。Javaの認定をとったことを説明した。コピーを渡した。
またNZに知り合いがいることを説明し、リストを渡した。

以上の質問を通して

・Qualificationや専門性について問題ないか
・NZについて十分理解しているか
・NZに移住しても順応していけるか
・NZで仕事を見つけられるか
・家族の理解・賛同を得られて、同じように順応できるか。

を確認するようだ。

結果はいかに。
posted by りもじろう at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 移住準備

2006年09月19日

北京面接

今北京に来ている。

学生時代に来たときは、膨大な数の自転車が、恐ろしいうねりを作っていた。
今はそれが、すっかり自動車に取って代わっている。

埃っぽいところは今も昔も同じだ。

面接時刻の2時間も前に現地に到着した。
近くのレストランで軽いランチを取りながら、時間を待った。
面接は一時間しっかり行われた。
担当者一人と、我々夫婦。担当者は話を聞きながら、PCに入力していく。
録音もしている。

質問されたことは、おおよそ想定していたものであった。(内容についてはいずれまた)
夫婦で、一貫性のある答えが出来るように、確認しておいたので、大きな問題はなかったと思う。

ただ、中に一つ驚く質問があった。

「日本のメーカーで先進技術を習得されていると思うが、その技術は進みすぎていて、ニュージーランドで活用できる会社などないのではないのか?」

これについては、以前ウェリントンの会社からオファーをもらった話をしたことで納得してもらえた。
日本のメーカーの先進性のイメージの高さが、こういう質問になるのだなあ。

というわけで、結果は一ヶ月以内、早ければ今月中に出るとのことだ。
これでだめならまた別の手を考えるしかない、という感想だ。

面接後の飲茶(とビール)がうまかった。


実家に預けてある娘二人とSkypeでテレビ電話してみた。
二人ともよく遊んで、よく食べて、よく寝ているとのことで安心だ。


今日は久しぶりにのんびり夫婦で北京の街をぶらつくことにしよう。
posted by りもじろう at 11:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 移住準備

2006年09月15日

のるかそるか

さてその後、絶好調のF課長はどうなったか。

予算も増え、色々な部隊を併合し、巨大組織を作っていった。
一年もしないうちに、100人のエンジニアを抱える部署の部長となった。

ちょっと前まで5人ぐらいの課長だったのに、だ。

重要プロジェクトを任されたものだから、社長と同席することも多々あったようだ。

「社長はこういってたけどね。僕はそうは思わないなー。」

とか、会議で得意満面でやっている。
もう気分は役員候補か。

しかし、これまでA社まかせで、実力も技術力もないのに、運とはったりで来たのである。すぐにぼろが出始める。

社内のエンジニアは外注のように言うことを素直に聞くものでもない。
それぞれが、良かれと思って色んなことを言うし、やりだす。

それに対してびしっと方向を決めて、有無を言わさず開発を進めるられるほど、説得力も、判断力も、決断力も勿論ない。
A社もこうなっては役に立たない。

いくら金をかけても遅々として進まないプロジェクト。
方々から上がるクレーム。

それでも、この圧力を抑えて、プロジェクトを成功させれば、F部長、確かに出世間違い無しだろう。

どうなるか、F部長、人生の瀬戸際である。
posted by りもじろう at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月14日

SJC-P 310-055

SunのJava 5のプログラマー認定のことである。
今朝、これを取ってきた。

前回NZの会社のインタビューで、

「なぜJavaの認定は取ってないんだ?」

「うちは社員に取らせるようにしている。」

という話を聞いていた。

また就職活動するなら持っていた方がいいだろう。
そして、北京の技術移民面接に持っていければ、少しは心証がアップするかもしれない、と思ったので慌てて取ってきた。

Amazonで本を探したところ、

Sun SJC-P認定ガイド 310-055対応
Kathy Sierra Bert Bates
4822282775


これがよさそうだったので、買って読んでみた。
700ページ近くもあって分厚いが、わかりやすい説明であったので読むのに苦労はなかった。

ただ、想定問題集があまりなかったので、ネットで探してみた。
それらしい本はまだ出ていないようだった。

i-StudyもJava 1.4しか対応していない。

ちょっと探してみると、

http://www.whizlabs.com/

というのが見つかった。
いろいろな認定試験に対応している。
SJC-Pもあったので、早速購入。

日本円5000円程度で、72問x6セットの問題が含まれている。
i-Studyだと15000円ぐらいするから、だいぶ安い。

ライセンスの購入情報を見てみると、なんとインドの会社であった。
恐るべし、インドITパワー。下請けだけでなく、フロントエンドのサービスまで手がけている。

問題、解説も勿論英語だが、読むのはそれほど難しくない。
GUIはFlashで出来ている。

しかし、問題は思ったよりひねりが利いている。ちゃんと一回はやっておけば、引っかからないが、そのあたりのポイントをうまくおさえている。

というか、本試験のほうが平易であった。
この6セットやって、合格点とれるようなら間違いなく本番もOKであろう。

さすがに、技能移民面接直前にこんなことやってるものだから、妻に怒られた。どうして、もう少し早く準備しておかないのか、と。

妻は夏休みの宿題を7月中には大方終わらせてしまう性格なのだ。
一方私は最後の一週間にかけるタイプであった。

理解できまい。この土壇場の集中力を。

さあ、次はインタビューの準備だ!
posted by りもじろう at 14:05| Comment(0) | TrackBack(1) | 移住準備

2006年09月13日

スピード出世

F課長は部下5人と外注のA社で、あるプロジェクトを進めていた。
F課長はソフトウェアに造詣が浅かった。いわゆる、パワーポイント系であった。だが、A社はそこから仕様書をおこし、開発を進めてくれるタイプの会社だった。

その小さなプロジェクトの開発は、無事終わった。(ビジネス的には失敗だったが)

そこへ、たまたま本社直轄の大プロジェクトが発足する。
しかし、誰もやったことが無かったのでハンドリングできない。

そこへF課長、自分がやったプロジェクトとタイプが近かったものだから、それをアピールしまくった。
この人技術力はないが、しゃべりは達者だった。論理的というわけではないが、よくしゃべって、相手を煙に巻くタイプだ。

ある日、私に

「CMMって何?」

と世の中的にはCMMが結構一般的になっているころに暢気に質問してきた。
そのときは、適当に流していたが、その一週間後、

「えーCMMというのはですね、..」

と昔から知っていたかのように部長に講釈しているではないか!
すごいはったり力だ。

その甲斐あって、トップの目に付く。そして、予算が付き始めた。さらに、部下も増えだす。
A社もフル活用である。

サラリーマンで、のし上がっていくというのはこういう幸運とはったり力に支えられている面があるのだなあ、と思ったものだ。
posted by りもじろう at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月12日

蜜月な関係

外注管理といえば、この怒鳴り散らすタイプのまったく反対のタイプもいた。
昔の職場の課長は、ある特定の会社、A社限定であった。

どんな開発業務が来ても必ずA社に依頼する。
開発費は言い値で、価格交渉はしない。

ましてや合い見積もりを取ったりもしない。
そのため、価格もかなり割高であった。

課長がバックについているし、必ず仕事が貰える状態だっため、A社と他のPLとの間の軋轢が酷くなっていた。
A社を使うな、という声も大きくなったが、そこは課長の権限で、絶対にやめなかった。

この課長は、Fake furをおかぶりになっていた。
界面が明らかに不自然で、ツートンカラーだったのだ。

それを見て、気付かない人はいない。

それが、ある日、妙に白髪がうまい具合に入った高級品をおかぶりになっていた。

「おおっ」

その質感には皆驚いた。

きっと裏に

「A社寄贈」

と書いてあるに違いない。

誰もがそう思ったものだ。

そして、その後もA社を使っての快進撃が続くのだった。
posted by りもじろう at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月11日

外注管理

日々、プロジェクトリーダーと称するポジション無しのおっさんたちの仕事っぷりを見ている。

能力のあるPLとそうでない人の差は歴然としている。

出来ないタイプは確実に、問題を外注のせいにする。
スケジュール遅れや、予想外のことが発生した場合に、

「あそこは、だめだ」

となる。
勿論パフォーマンスの高い会社もあれば、低い会社もある。
しかし、他のPLから評価の高い会社でも、だめだしされたりする。

そして、電話越しに怒鳴ったりしている。
細かい揚げ足を取って、やり直しをさせる。

相手も人間なわけで、契約だけで割り切って出来るものでもなかろう。
とくに日本では。

相手の担当者も、自分のせいで次の仕事がなくなってはたまらないので、しぶしぶ対応している。やる気はなくなるから、仕事の精度は落ちる。
ますます怒られる。
というようなネガティブスパイラルだ。

頼む側だって、ミスすることがあり、それをカバーしてもらうことだってある。本来お互いさまなのだ。

これは上司と部下の関係と同じだ。

たまたま自分がそのポジションにいるからといって、勝手に自分が偉いと思い込んで、威張る。
そこには、ビジネスパートナーというような意識はまるでない。

そんな人と気持ちよく仕事なんて出来るわけがない。
パフォーマンスを自ら悪くしている。

そこを勘違いしている輩が多い。
posted by りもじろう at 09:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月08日

恐怖政治

ちなみに、この部門長ものすごく怒るタイプである。

会議なんかで、機嫌を損ねると、怒鳴りまくる。

「ちゃんとしなさいよ!」

「何を馬鹿なことを言ってるんだ!スケジュールは最優先だ!」

という調子だ。
ただ、具体的にどうしろとは言わないし、考えない。
怒るだけだ。
そして、根性論だ。

会議に何か知らされていないことが議題にあがると、これも怒る。
なので、事前に根回しは欠かせない。
かといって、根回ししすぎると、

「そんなことは、xxさんに決めてもらったらいいだろう!」

とかいって、怒られたりするから、調整業務をやっている人は大変だ。

こういう恐怖政治をやると、部下のモチベーションは下がるし、怒られないようにするには、どうすればいいか、ということばかりに意識が集中する。
働かされている、という気だるい雰囲気が蔓延する。

こういうタイプが上司の時で、ビジネスが成功した記憶がない。
posted by りもじろう at 09:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月07日

ストラテジー

実務能力の高い、異動していったマネージャー中国シフトについて話をした。

彼が言うには、

「実装が出来ることは近い将来、能力として認められなくなると思う。実装自体は外から安い人を連れてこれるからだ。」

「ある特定の公でない技術力があるとか、マネジメント能力が高いとか、そういう能力が求められるのではないか。」

実務能力のある人に、こう言われるとつらい。

私はこういう。

「しかし、技術力とか実装力がないのに、プロジェクトマネジメントとか、プロダクトプランニングとかやれるとは思わない。外注丸投げと他社の物まねしかできないでしょう。」

それに対しては、

「それはそのとおり。」
「技術がわからないと、だまされていても外注の言うことを受け入れるしか選択肢がない。」
「自分たちのアイディアで製品設計をひっぱっていけないから、単に進捗管理、連絡係になる。夢もなく、言われたままに、変なものが出来あがる。」
「ただ上の人で、そういう認識を持っている人は少ない。」

1.技術力、実装力がないと、いい製品がうまれない。
2.売り上げが立たないので、人件費を削らなければならない。
3.外注・オフショアへどんどん依存。

というネガティブスパイラルがおこるリスクは百も承知だが、上の人の認識では1が欠落しているから、2,3への動きはどんどん加速するだろう、ということか。

このストラテジーの結末は、どうなるだろうか。
posted by りもじろう at 09:50| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記

2006年09月06日

中国シフト

部門長から暖かい言葉をいただいた!

「今年は設計も中国シフトを進めます」

中国から日本への回帰がトレンドだったりする昨今だが、うちはそうではないらしい。

万年赤字 -> 固定費削減 -> 正社員エンジニア削減 -> 中国で設計

という斬新なアイディアだ。

「皆さんの協力をよろしくお願いいたします」

これは、豚カツ屋の前で笑う豚のキャラクターみたいなものか。
自分が食われるのに笑顔で客を招きいれろ、と。

しかし、この話に対して、誰も文句をいうどころか、質問もでない。
アメリカ人だったら一波乱あるところだ。

終身雇用万歳だ。
かう言う自分も黙って聞いているし。

「皆さんにはより付加価値の高い仕事を進めてもらいます」

設計業務より付加価値の高い仕事か。

固定費削減したいので、とは言わない。

今のところ、具体的なアクションは起こっていない。

淡々と日々の業務をこなすのみである。
posted by りもじろう at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月05日

開発秘話

先日、やわなん携帯サービスを公開した。

久しぶりに電車に乗ることがあったので、携帯から最終チェックを行っていた。

レスポンスもまずまずだなー。

確認テストはさくさく出来ていいな。よしよし。

などとやっていた。

ふと気付くと、前に立っていた女子高生二人が怪訝な顔つきでこちらをちらちら見ている。

ん?なんだろう。

気にせずテストを続ける。

すると二人は別の車両に移っていた。

どうしたんだ?
その後、程なくして気付いた。

あ、カメラか。

そうか。夢中になってテストをやっていたんだが、写真を撮られていると思われたんだ!

あーすいません!
電車にめったに乗らないので、携帯のマナーをすっかり忘れていた。
ボタン連打しているおっさんにカメラ向けられてたら、あやしい。

気をつけねば。

そして、カメラつきなんか買わなきゃよかった。

しかし、自分がそんな変態に見えたとはなー。

悲しいぜ..
posted by りもじろう at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | やわなん

2006年09月04日

面接日決定

面接の日程が決まった。

ちゃんと呼んでもらえて一安心だ。

慌てて飛行機とホテルを予約した。
実家に娘二人を預けて夫婦で面接だけを受けに北京へ行く。

面接時間は1時間。
本当に技能移民として適格であるか、を見定められる。


今回の移住の過程の中で、大変世話になっている女性がいる。
この人は、先に技能移民として申告し、無事Work To Residenceビザを取得された。
家族での移住を計画されている。

これまで、ことある毎に親身にアドバイスをしていただいた。
ビザの上でも先輩だが、人生においても大変な先輩だ(経験値の高さが)。
ビジネスの面や海外での生活の経験も豊富な方で、その上での現在の成功があるようだ。
そのため、一言一言のアドバイスに重みがある。

今回の面接にも、こういう質問がくるよ、と沢山の例文まで頂いた。

ありがたい。
しっかり準備しよう。

そして自分たちも、後から申告する人にこんな風にアドバイスできるようになりたいものだ。
posted by りもじろう at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 移住準備

2006年09月03日

英語学習サイト「やわなん」 携帯サービス開始!

お待たせしました!

リクエストが多かった携帯サービス開始しました。(すでにご利用の方もいますが)
PCと同じURLで、携帯電話からもアクセスできます。
http://www.yawanan.com

入力テスト」はスペルをインプットするテストです。確実にスペルを覚えているか確認できます。

確認テスト」は単語を覚えているかどうか確認する自己申告テストです。入力が面倒なかたはこちらを。



手順は次のようになります。(使い方の詳細はこちら

1. PCで登録
ユーザー名、メールアドレス等を登録

2. コミュニティにチャレンジ
「チャレンジ」から自分にあったコミュニティを検索・選択します。

または、自分のコミュニティを作って、単語帳に問題文を登録します。
英会話の授業などで学んだ単語をやわなんで検索して、登録しておきましょう。

3. PC/携帯でテスト
過去の正答率をもとに、苦手な英単語から順に出題されます。

4. レポートで確認
次の日に登録アドレスに間違った問題がメールで届きます。
携帯電話のメールアドレスも登録しておけば、携帯にも届きます。

単語の登録・テスト・レポートと繰り返し確認することで、確実にたくさんの英語表現を覚えられます。


コミュニティ・登録文も充実してきて、楽しくなってきました。
自分でコミュニティを作ると、友達を招待できるので、試験対策などにも役立ててください。

やわなんのご利用はもちろん無料です。
本気で英単語力をつけたい人には、すごくいいサービスだと思います。(自画自賛)


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posted by りもじろう at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | やわなん
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