2006年08月18日

オフィス環境比較その2

アメリカの組織立ち上げをして間もないころ、マネージャーがすぐにしたことがあった。
エルゴノミクスコンサルタントを呼んだのだ。

この人、それぞれのエンジニアのキューブに回って、メジャーで体の部位を測る。手の長さとか、足の長さとか。
さらに机の高さとか、モニタの高さとか、隈なくチェックする。

そして、それぞれの人にあったサイズの椅子のカタログを出してきた。
キーボードは机の下から伸びるアーム式のトレイに乗せたほうがいいという。

マネージャーは勿論それに従い、トレイの工事、椅子の購入、モニタの高さ調整などをすぐに行った。

アメリカのことだから、労災で訴えられないようにこういうことは真っ先にやるのだろう。
すこぶる快適で、大変ありがたかった。


で、帰国して日本のオフィス

すぐにでも訴えたい!
とも思ったが、とりあえず我慢してコードを書いていた。

すぐに腰が痛くなり、肩がこる。

上司に、せめて椅子だけでも変えてくれるようにお願いした。
座面が異常に狭く、なんといってもアームサポートがない。
高さ以外の微調整が殆ど出来ない。

何度となくお願いするが、その都度流される。

後でわかったのだが、課長になったらアームサポート付きの椅子になる、部長になったらもうちょっと深い立派な椅子になる、という超前時代的慣習が生き残っていたのだ!

工場の製造装置に、課長が使うマシンには安全装置が付いているが、下っ端のは時々危ない、というような話だ。

さらに他の部署も同じものを使っているから例外は認められないとか。
でた、横並び主義。

そこに作業効率などの発想はまったくない。

ソフトウェアエンジニアの資本は脳と体だ。それが十分に発揮するように、投資するという発想はないのか。

工場ではスループットをあげるために、何億もする製造装置を買う。
同じようにソフトウェアエンジニアの椅子とPCとモニタぐらいはよいものにしてもらいたい。
何もキューブをくれと言っているわけじゃない。

自分がマネージャーだったら真っ先にやりたいことだ。
posted by りもじろう at 10:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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